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雨降ってなんとやら

Twitterだけではまとまり切らないことを長文にしてまとめる用。

月皇海斗さんとランズベリー・アーサーさんに特化したミュージカル「スタミュ」感想

 ミュージカル「スタミュ」(スタミュミュ)を東京公演で二回、大千秋楽の生配信で一回見ました。
 このミュージカルは、テレビアニメ「スタミュ」を舞台化した作品です。初めて2.5次元ミュージカルを見たのですが、脚本・演出・構成の素晴らしさ、そして演者さんによるキャラクタービジュアルの再現度の高さ、圧倒される歌とダンス。どこを取っても、原作ファンに向けた素晴らしい舞台だったと感じました。大の原作ファンである私が圧倒的多幸感に包まれて劇場を出たのだから間違いありません。

 私は「スタミュ」という作品のファンであり、同時にスタミュそしてスタミュミュの両方で月皇海斗を演じたランズベリー・アーサーさんのファンです。
 今回どうしても海斗君とランズベリーさんに特化した感想を書きたくて、少し特殊な感想記事を書くことにしました。

 

 感想の話をする前に、少しだけ原作アニメ「スタミュ」にまつわる話をさせていただきます。
 テレビアニメ「スタミュ」は、2015年10月から12月に放送されたミュージカルアニメです。ミュージカルを学ぶために音楽の名門校に集まった高校生達の物語が、ミュージカルに乗せて描かれました。完全オリジナルアニメということもあって放送開始時の注目度はあまり高くなかったのですが、放送期間中に公式が無料配信・一挙放送を何度も行い、更にファンによる熱心な口コミによって少しずつ視聴者は増加、そのクオリティの高い映像や脚本も相まって大人気アニメとなりました。2016年夏にはOVA全2巻が発売され、2017年4月からは待望の第2期も放送中です。
 スタミュの主要キャラクターを演じる声優陣は、主人公の星谷を演じる花江夏樹さんを筆頭に、星谷と同学年のキャラクターは若手から若手寄りの中堅、彼らの先輩にあたる華桜会メンバーは中堅~ベテラン寄りの中堅、そして最も先輩にあたるキャラクターには説明不要のベテランである子安武人さんを起用しており、キャラクターと声優陣の世代を上手くリンクさせたキャスティングが特徴的です。
 確かな実力を持った人気声優が多い中、キャスト陣の中に一人、スタミュで初めてメインキャラクターを演じた方がいました。月皇海斗役、ランズベリー・アーサーさんです。ランズベリーさんはスタミュで初メインキャラ、初キャラソン、更にスタミュのWebラジオで初ラジオパーソナリティを務めることになりました。
 このスタミュのWebラジオ「スタミュラジオ~目指せ!ラジオスター~」は半年弱に渡って放送されたのですが、この半年弱というのが非常に大きな半年弱になりました。初めてラジオパーソナリティを経験するランズベリーさんが、毎回ゲストとして訪れる先輩達に助けられつつ(第五回ゲストの申渡栄吾役の内田雄馬さんは後輩にあたるのですが、内田さんはWebラジオのパーソナリティ経験がありました)、少しずつパーソナリティとして成長していく。その様子を、スタミュのファン達は放送期間中ずっと見守ったわけです。その間に語られた、ランズベリーさんの初メインキャラである海斗への思いやスタミュという作品への愛。ファンの中でいつしかランズベリーさんは、スタミュという作品を象徴するかのような人物になっていました。
 そしてテレビアニメ放送終了から3ヶ月経った、2016年3月。2016年夏にスタミュOVAが発売されることが発表されました。この時発表が行われたイベント・Anime Japan 2016には作中に登場する「星瞬COUNTDOWN」の衣装が展示され、後にこの衣装は各地のスタミュイベントやアニメイトで展示されることになります。そして2016年5月に開催されたイベント「スタミュ in 文化祭」で、テレビアニメ第2期の作成が発表されました。
 そしてOVA発売を経た、2016年11月。「アニメイトガールズフェスティバル2016」にて、特報映像の中でスタミュ第2期の続報として新キャラクターの顔ぶれとアンシエントのキャストが発表されると同時に、「2017年4月からミュージカル上演決定」と発表されました。私はこの発表の場にいたのですが、ミュージカル上演と聞いた時周囲にいたファンからは喜びの中に少しだけ戸惑いも混じったような声が上がったのを覚えています。
 そして実はこの「ミュージカル化決定」の報をこの時初めて知った後のスタミュミュキャストの一人が、ランズベリーさんだったのです。
 一月にTwitter上で行われたスタミュミュのキャスト発表から一、二週間ほど経った頃、ランズベリーさんは同じ事務所の中島ヨシキさん、小林大紀さん(スタミュ一期二話に生徒役として出演しています)と共にパーソナリティを務めているラジオでスタミュミュに出演する旨を告知しました。そしてその時、衝撃の事実が判明したのです。以下、該当部分の書き起こしになります。

(敬称略)
小林「どういう経緯で決まったの?」
中島「一緒の役だからお願いしますって……」
ランズベリー「ううん、飛び入りでオーディション参加させてもらったの」
中島「え?!」
小林「えっすごい」
ランズベリー「だいたい進んでる状況で私が参加させて欲しいって飛び入りでオーディション受けさせてもらって」

「アーサー・大紀・ヨシキのカレイドスコープパーティー(8)」より
http://sp.nicovideo.jp/watch/1485855097

 開いた口が塞がりませんでした。
 同時に「この人ならやりかねない」とも思いました。
 その後、ランズベリーさんがパーソナリティを務めるラジオや雑誌、各種メディア上に掲載されたインタビューでランズベリーさんが海斗役になった経緯やそのためにしていることが次々と明らかになりました。
 そもそもランズベリーさんがスタミュのミュージカル化を知ったのは公式に発表されたAGFの日当日、一般のファンと同じタイミングであったこと。舞台でも海斗を演じたい、自分以外に演じて欲しくないという強い想いから、発表を知ってすぐ自ら事務所に連絡し、オーディションを受けたこと。舞台に立つ為のトレーニングと体作りをしていること。本業の声優業をしながらも寝食の時間を削りダンスレッスンと舞台の稽古をしていること。

 ネット上に掲載されている中では、こちらのインタビュー記事で特に詳しく語られています。

http://25news.jp/?p=12559
 声優の中には舞台俳優と兼業している人や元々舞台俳優だった人も多くいます。「スタミュ」のアニメ版キャストだと小野賢章さんやKENNさんがそうです。しかしランズベリーさんは純粋に声優一本で役者としてのキャリアを積んできた人です。舞台に立つための努力は相当な物があったと推測されます。

 さて、前置きが長くなってしまいましたが、ランズベリーさんが月皇海斗としてステージに立つにはそのような経緯があったわけです。
 「夢を諦める方法なんて知らない」──そんな、スタミュを代表するフレーズをそのままに体現したかのようなランズベリーさんの行動と思いの強さ。
 そしてランズベリーさんは月皇海斗としてステージに立ち、アニメそのままの声で歌い踊り、月皇海斗は確かにそこに実在すると思わせてくれる演技を見せ付けてくれました。
 忘れられないのが、二日昼公演の前説です。team鳳が担当した前説で海斗が喋り始めた瞬間一気に湧いた客席。そして本編中で海斗のソロ曲であるLimited skyが来ると感じた瞬間、一斉に身構える客席に走った緊張感。あれは「ランズベリー・アーサー演じる月皇海斗」だからこそ生まれた空気感でした。
 ランズベリーさんはスタミュの世界を誰にも負けないくらい愛していて、月皇海斗というキャラクターを誰よりも理解し大切にしていて、そしてほとんどのスタミュファンはその事を知っています。だからこそランズベリーさんが自らスタミュミュに飛び込んで行き月皇海斗を演じたことがどんなフィクションよりもドラマチックに映るわけです。

 更にもう一つ。
 2016年春頃、スタミュのアニメ版監督である多田俊介さんは、自身の代表作である「黒子のバスケ」の舞台版を見た際「スタミュも舞台を見てみたい」とツイート。それにランズベリーさんが「舞台でも海斗を演じてみたい」とリプライする、というやり取りがありました。
https://twitter.com/shunsuketda/status/722801962576519168
https://twitter.com/Art_C_Lounsbery/status/722806314133422080
 また、スタミュミュで使用された星瞬COUNTDOWNの衣装は、元はと言えば2016年のAnime Japanで展示され、更に各地のアニメイトに展示されたものです。大阪・日本橋アニメイトで衣装を間近で見たアーサーさんは「いつか着てみたい」とツイートしていました。
https://twitter.com/Art_C_Lounsbery/status/759343118252584960
 スタミュミュにおける星瞬COUNTDOWNの演出は、原作に対する最大限のリスペクトが感じられる物でした。自らのパフォーマンスを終えたteam柊のメンバーが観客をネクストステージへと誘えば、天花寺による口上が始まる。(この記事の趣旨の関係上あまり触れられませんでしたが鈴木勝吾さん演じる天花寺は本当に素晴らしく、この口上のシーンも最高でした)そして幕が上がり、手作りのステージに立つ五つのシルエットと高揚感を掻き立てるイントロ。アニメ最終話を見た時のあの感動を新しい形で呼び起こして貰いました。
 そしてその中には、あの星瞬COUNTDOWNの衣装を着て月皇海斗として舞台に立つランズベリーさんがいました。
 この瞬間はスタミュファンにとって、「原作に対する大きなリスペクトが感じられる舞台の最大の見せ場でクライマックス」というだけでなく、「誰よりもスタミュを、月皇海斗を愛している一人の青年が月皇海斗として舞台に立ち、夢を叶えた瞬間」でもあったのではないかと、私は思います。

 私はそこに確かに、スタミュという作品が持つ輝きを見たような気がしました。
 スタミュという作品の中では、芝居の世界には付き物の厳しさも描かれています。そしてその厳しさを乗り越えた少年たちがステージに立ち、観客に向けて見せる輝きが我々ファンの胸を打つのです。
 そしてそれは、自らスタミュミュに飛び込んで様々なハードルを越え舞台に立って見せたランズベリーさんも同じです。
 ミュージカルというフィクションの次元の中に織り込まれた、「夢を諦める方法なんて知らない」青年の存在というノンフィクション。
 勿論ランズベリーさん以外の演者さん、例えば初座長を務めた星谷悠太役の杉江大志さん、スタミュミュで初めてミュージカルの舞台に立った漣朔也役のTAKAさんのように、他の演者さん達も沢山の壁を乗り越えてステージに立ったかと想います。その辺りはきっと私より演者さんのファンの方々がよく知っているでしょう。
 「スタミュ」という作品が元々持っている成長・青春もの、ステージものとしての属性は、3次元に生きてステージに立つ若い役者の皆さんと非常に強くリンクしていたのではないかと思います。
 スタミュミュでも使用された「俺こそミュージック」の歌詞に、「欲しい物があるのならばそれが欲しいと叫びなよ」という歌詞があります。鳳はこう続けて歌います。
 「言葉が魔法を連れてくる」。
 指導者である鳳樹から教え子に向けて歌われるこの歌は、スタミュという作品が持つ精神性を強く表現しています。
 スタミュは、鳳の教えを受けたteam鳳の五人が「夢を諦める方法なんて知らない」と、自分達なりのやり方で輝く方法を探していく物語でもあります。
 そして、スタミュを強く愛しているランズベリーさんが自らスタミュミュのステージに挑み、初めての舞台を成功させたのは、スタミュという作品から見ても、スタミュミュが原作に忠実に作り上げられた2.5次元ミュージカルであるという点からしても、非常に意味深いことなのではないでしょうか。

 スタミュという作品が描き出す、それぞれ違う壁を越えた時に少年達が見せる輝き。生身の役者さん達が演じることで、そしてその中にランズベリーさんというスタミュという作品にとってもスタミュの原作ファンにとっても特別な人がいることでその輝きはいっそう説得力を増したのではないでしょうか。

 舞台の上で海斗としてDreamerを歌うランズベリーさんの姿を見た瞬間、「月皇海斗は現実なんだ」と思いました。
 そしてランズベリーさんだけでなく、目一杯に眩しく輝くスタミュミュのキャストの皆さんを見ていると、「スタミュという作品が持つ輝きは現実」と感じました。
 正直、スタミュのミュージカルと聞いて最初は不安でした。そんな不安を全て吹き飛ばしてくれた、最高の舞台でした。私がランズベリーさん個人のファンであるという贔屓目を除いてもです。
 そして、そんな素晴らしい舞台のカンパニーにランズベリーさんがいるということが、ランズベリーさんが自らスタミュミュに挑まなければそのカンパニーの一員にはなっていなかったということが、ランズベリーさんの、スタミュの一ファンとしては堪らなく嬉しく思います。
 月皇海斗とランズベリー・アーサーさんが出会えたのは、スタミュという作品にとってもファンにとっても本当に大きいことだったんだと改めて実感しました。
 
 願わくば、再演もしくは続編という形で、もう一度ミュージカルの中の綾薙学園に行けることを願って。
 ランズベリー・アーサーさん、スタミュミュに関わった全てのキャスト・スタッフの皆さん、素晴らしい舞台を本当にありがとうございました。

眩い光放つ、唯一無二の星達――THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ORIGIN@L STARS Day1 Shining Side 感想

 2月11日、土曜日。
 アイドルマスターSideMの2ndライブに行ってきました――と言いたいところですが、現地のチケットが取れなかったのでライビュ参戦しました。
 先日上げた記事にも書いた通り、私はPになってから1年になります。1stや超会議の映像は散々見たけれど、自分がリアルタイムで見るのは初めての、待ちに待ったライブ。例えライビュでも、心の底から楽しみ倒してやろうと固く決意して挑みました。当方姫野かのんPなので、担当の出番は2日目のBrilliant Side。なので1日目はまずPと言うよりファンとして好きなアイドル達のステージを見て、Mマスライブの、アイマスライブの空気感に慣れることが私の目標でした。
 いやあ、本当に楽しかったです。ですが正直、初日は初めてのライブにいっぱいいっぱいで記憶が飛んでいる部分もかなりあります。セットリストや他の方の感想を見て思い出した部分もかなりあります。ライブ後に食べたインドカレーが世界一美味しかったことははっきり覚えています。
 私の記憶の限り、セットリストに沿いながら感想を書いていこうと思います。それと申し訳ないのですがMCは感動したりなんだりで記憶がほぼないので省略気味です。
 なお、キャストの皆さんの呼称は、普段Twitterや日常会話ではニックネームだったり苗字+くん・さん付けだったりで呼んでいるのですがこちらの記事では一番最初に触れる時はフルネーム、それ以降は苗字+さんで統一します。

会場

 ライビュ会場は神奈川県某所のシネコン。シアター前の掲示ポスターが何故かミリ4thになっている(公演日時はSideM2nd)という謎のトラブルがあったりもしましたが、

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先行と一般販売で早々に満席になった会場なため、熱心なPが多く集まっている印象を受けました。男女比は4:6くらいで、「SideMは男性Pが多い」と情報としては知っていたものの、本当に多いことを実感して驚きました。
 ライブビューイング会場限定の録りおろし別映像は、High×Joker、彩、FRAME、Altessimo、Legenders、そしてDRAMATIC STARSと、この日参加するメンバーからの挨拶。衣装はライブパンフで着用していたもの。それぞれのユニットらしい空気感を見せながら、ライビュ会場のPの空気を温めてくれました。個人的には、都築さん役の土岐隼一さんを探す麗役の永野由祐さん、というとてもアルテらしい始まり方をしたアルテの挨拶が印象的でした。ライブの座長とも言えるドラスタの3人が挨拶の〆を担いつつもどこかぐだぐだになってしまうのも、むしろ彼らに慣れ親しんだPからすれば、担当アイドル達の晴れ舞台に緊張しているP達に不思議な安心感をもたらしてくれました。

前説・協賛読み上げ、そして開演へ

 特別映像が終わると、劇場のスクリーンに映し出されたのは会場の様子。1st以上に大きな会場に、ライビュ会場もざわつきました。
 そして急に聞き慣れない声がしたと思ったら、会場のスクリーンに映し出されたのは誰もが声帯実装を待ち望んでいたであろう315プロの事務員・山村賢のシルエット!あまりのサプライズに歓声を上げながら緑のペンライトで歓迎するプロデューサー達の姿に、この瞬間を待っていたという思いが感じられ、私も本当に嬉しくて緑のペンラ振りました。
 山村から前説として会場やライビュ会場への注意事項が紹介され、協賛読み上げへ。1stの時より企業名も増えましたが、特にPの声が声が大きくなったのは何と言っても「アイドルマスターSideM×山梨」ですっかりお馴染みの「yamanashi」のロゴが映し出された時。あんなに大声で自分の地元でもない県名を叫んだことは多分ないです。今後もMマスのライブ以外では無いと思います。
 OPでは、レーザーを使っていくつもの星が描かれ、それらの星々が集結して今回のライブロゴとなるという演出が。「今回のライブは今まで以上にお金がかかっている」と強く意識させられました。スクリーンに次々映し出される今回出演するアイドル達の姿に、わっと歓声が上がります。秋月涼君の姿が映し出された時の歓声が一際大きかったのは、きっと気のせいではないです。
 そしてスクリーンを背に現れたのは、もうシルエットだけで誰なのか分かる、ユニット衣装を身に纏ったDRMATIC STARSの三人。パっと会場が明るくなると、ステージ上にはいつの間にか今日出演するアイドル達が勢揃い。全員がそれぞれの個性をしっかり主張するユニット衣装を身に纏い、OPナンバーとして歌い始めたのはつい先日の2月1日に発売されたばかりの「Beyond The Dream」。
 天道輝役・仲村宗悟さんの「騒げ幕張!」という号令と共に大歓声と一糸乱れぬコールで応えるプロデューサー達。ドラスタだけでなくハイジョ、彩、FRAMEも衣装がリニューアルされ、それぞれのメンバーがライビュのカメラに抜かれる度にわっと歓声が上がりました。
 ビヨドリを歌い終えるとキャスト達が自己紹介と本日の意気込みを語りました。私はリリイベやお渡し会に一度も参加していないので、ワケ生と315プロnight以来のキャストも多くいたのですが、皆今日という大舞台に向けて緊張しながらもいい笑顔をしていました。榊夏来役・渡辺紘さんの「ひろひろだよ~」、紅井朱雀役・益山武明さんの「1、2、3、バーニン!」、黒野玄武役・深町寿成さんとの「身体の基本は?」「医食同源!」と言った最早お馴染みのコール&レスポンス(?)でPとのコミュニケーションもばっちり。その中でも涼役の三瓶由布子さんが挨拶すると、それまでのアイドル達とは違った意味での歓声も上がり、「お帰り!」と言う声も沢山上がっていました。
 ビヨドリに続く1曲目として先陣を切ったのは、センターとしての圧倒的安定感を放つドラスタ。「STARLIGHT CELEBRATE!」を満面の笑みと共に歌い、王道アイドル然としたキラキラした輝きを見せつけてくれました。「星の光」そして「祝福」の名を冠するこの曲は、初めて大舞台に立つユニットが多い1日目において、これまでSideMを牽引してきたドラスタから初ライブのユニットに向けての祝福だったのかもしれません。柏木翼役・八代拓さんがカメラで抜かれる度にその圧倒的な可愛らしさに心奪われ、ライビュ会場がざわつきました。
 続いて登場したのは、FRAME。「ニチアサのOP」とも形容される曲調の「勇敢なるキミへ」を、激しいダンスながら安定した歌声で朗々と歌い上げ、SideM2大肉体派ユニットの片翼として恥じない、力強いパフォーマンスを見せてくれました。(もう片翼は言うまでもないと思いますが、2日目出演のTHE 虎牙道です)「ずっと叶えたかった未来 それは今日なのさ」という歌詞が今日という大舞台に相応しく自然と涙腺が緩みましたが、「呼んでくれよ FRAME!」のところではP皆で力いっぱいFRAMEと叫ぶことができました。正直かっこよすぎてあんまり記憶がない。
 FRAMEのパフォーマンスが終わり、聞こえて来たのは汽笛の音。そして姿を現したのはそれぞれに大きなフラッグを手にしたF-LAGS。マリンモチーフを散りばめたバックの映像と共に、「夢色VOYAGER」を歌い、今まさに港から出航する船を思わせる爽やかなパフォーマンスを披露しました。三瓶さんはSideM唯一の女性キャストであることを微塵も感じさせず、最高に「かっこいい」アイドルの秋月涼の姿を見せ、九十九一希役・徳武達也さんは声に九十九先生らしい秘めた熱さを込め、兜大吾役・浦尾岳大さんはCDの歌詞では「今度は僕が笑わせたい」となっているところを「今度はワシが笑わせたい」と大吾の一人称に変えて歌い、プロデューサー達をはなまる笑顔にしてみせました。最後のキメのポーズでは、三人の持つ旗の色が変わり、CDジャケットのポーズを再現しつつ3人で1つのトリコロールを完成させるという粋な演出が。アイドル・秋月涼の、F-LAGSの新たな船出として最高のパフォーマンスでした。
 続いて登場したのはAltessimo。「THE 1st Movement~未来への二重奏~」を歌う二人の美しいハーモニー、バックのスクリーンに映し出される金色の音符や五線譜の乱舞、ステージに焚かれるスモークの中ステージ奥中央の階段に立ち、優雅に踊りながら歌う姿はまるでこの世のものでは無い様な美しさ。アルテが奏でる「天上の音楽」を視覚・聴覚の双方で実感できる本当に素晴らしい演出・パフォーマンスでした。CD音源の時点で非常に美しい歌声で歌っている二人ですが、今回のステージではその更に上を行く歌声を響かせました。
 アルテのステージに続き、うっすらスモークが残る中ステージに現れたのは、SideMで最も歴史が浅いユニットであるLegenders。イントロの時計の針を刻む音と荘厳なストリングスが流れる中、レーザーでステージの床に照射された時計。その上を時計の針のように静かに硬質に動いていた三人が、鋭いギターのリフと共に上半身を激しく揺らし、メタル調の前奏と共にステージに展開していく様は「衝撃」の一言。そして三者三様の熱い煽り。静が動に切り替わる瞬間の格好良さを見せつけられました。特にLegendersのセンターである北村想楽役の汐谷文康さんのパフォーマンスはクールながらも強い熱を秘めており、メンバー最年少ながらセンターを張る想楽の姿がしっかりと重なる貫禄がありました。葛之葉雨彦役の笠間惇さんは前髪に白いメッシュを入れていて陰陽師感大増量。古論クリス役の駒田航さんはMCや煽りに必ずしっかり「海」を取り入れつつ、まさしく鯨のような歌声を幕張の海に響かせていました。
 続いて「宣誓!」から始まるCD通りの口上と共にステージに登場したのは神速一魂。「俺達の最強伝説~一世一代、破羅駄威棲!~」をライブバージョンとして、コール&レスポンス大増量で披露しました。益山さんと深町さんの息ぴったりの熱くパワフルなパフォーマンスはまさに二人で一つの「神速一魂」。益山さんの長ランと深町さんの短ランという衣装の対比も素敵。「キュートなGood Smile!」は背中越しの笑顔が本当にすてきでした。いい、笑顔です……。ここからプロデューサーのボルテージは更に上がっていきます。
 そこに彩の「和風堂々~WAnderful NIPPON!~」とコール曲が続きます。和をモチーフとしたユニットながらポップで電波という不思議な魅力の楽曲を歌う彩のステージは、彩の三人のパフォーマンス精度の高さ、バックで流れる映像、そしてプロデューサーのコール&レスポンスによって華やかに彩られていきます。個人的に彩の強みの一つはキャストと演じるアイドルの身長差がほぼ一緒なところ。彩では一番小柄ながら跳ねるように踊りアイドルの声を維持しながら歌い続ける猫柳キリオ役・山下大輝さんの圧倒的ポテンシャル、大柄な体でパワフルながら自身が演じる華村翔真らしいしなやかさを時に見せるバレッタ裕さん、そして優雅かつ清廉にCD音源より更に進化している歌声を響かせる清澄九郎役の中田祐矢さん。掛け合いをしながら完璧なパフォーマンスを披露した彼らの姿は、最早本物の彩がそこにいるかのようでした。
 前半戦のユニット曲の締め括りとして雷鳴と共に登場したのは、1日目ではドラスタと並び唯一の1st経験ユニットであるHigh×Joker。ユニットロゴが映るスクリーンを背に佇む5人のシルエットの何とかっこいいことか。SideMでは現時点で唯一のタオル曲である「JOKER↗オールマイティ」を、ステージを縦横無尽に駆け回りながら披露しました。この五人が揃うとステージが狭そう。実際アンフィより狭かった気がする。ハイジョの特徴であるフレッシュさを残しながらもそのパフォーマンスには1stを経た故の貫禄が備わり始めており、まさに「ジョーカー」。冬美旬役の永塚さんが「ネコさん」の振りを今回は猫耳バージョンにしたりといったサービスも光ります。
 ドラスタ・神速・ハイジョによるMCを挟んで始まったのは、今回が初披露となるソロ曲メドレー。ソロ曲を歌うアイドルだけでなく、今回ソロ曲を歌わないアイドルがバックダンサーとして参加する特別仕様です。
 トップバッターはやはりこの人、天道輝の「THE FIRST STAR」。バックダンサーは朱雀役の益山さんと秋山隼人役の千葉翔也さんというフィジカルチームでした。仲村さんのよく伸びる力強い歌声とエネルギッシュなバックダンサー二人のステージは身も心も温めてくれました。というかこの人選めっちゃ温かそう。この3人の周りだけ周辺気温5℃くらい高そう。
 続いての曲は「ぴんとこな~蝶よ花よ~」。バックダンサーは都築役の土岐さんと旬役の永塚さん。バレッタさんの力強くしなやかで眼力鋭いパフォーマンスは、舞台の真ん中に立つ翔真さんそのもので、蝶を模したダンスは優雅ながら軽やか。ゲームでもさり気なく関係性があるこの三人の人選にニヤリとしたPも多いのでは。
 木村龍役の濱健人さんが歌う「Happy-Go-Unlucky!」は、もう龍君本人がそこにいると思わせる元気いっぱいのパフォーマンス。バックダンサーを務めた麗役・永野さんと古論クリス役・駒田航さんのダンスは残念ながらライビュではあまり見られなかった物の、最後に三人とも楽しそうに笑っていたのが印象的でした。
 そして圧倒的なパフォーマンスを見せてくれたのが猫柳キリオ役・山下大輝さんの「だいぶ・いんとぅ・にゅ~・わぁるど!」。キリオの声を完全に維持したままあの難しい曲を完璧に歌い上げ、その上キリオの特技である形態模写にちなんで「自分より前に歌った3人のダンスを即興で取り入れる」という言ってることもやることもレベルが高すぎて最早訳の分からないパフォーマンスに挑んでいました。やはり山下大輝は天才。バックダンサーは若里春名役・白井悠介さんと大吾役の浦尾さん。元気いっぱいかつコミカルなパフォーマンスで華を添えました。ところで白井さんがバックダンサーの一人だったのってやっぱり形態模写繋がりですかね……?
 そこから流れて来たのは、2nd開催数日前にゲーム内で試聴が公開されたばかりの九郎ソロ「流るゞ風の如く~和敬清寂~」。バックダンサー無しでしっとり歌い上げ、九郎君がそこにいると確かに感じさせるパフォーマンスを見せてくれました。竹林の映像が流れるバックのモニターや緑色の照明は、まるでステージが茶園になったかのよう。最後にマイクを置いて一礼する動作は指先までしっかりと神経が通っていました。清い。
 更に桜庭薫ソロの「Because」と、試聴が公開されたばかりのソロ曲のパフォーマンスが続きました。桜庭役の内田雄馬さんの圧倒的な歌唱力に桜庭が持つクールさの中に秘めた熱が乗り、絶唱と言っても良いほど。印象的だったのは、ライビュカメラから見えた現地のサイリウムの海。桜庭の個人カラーである青で染まる中でぽつぽつと光るドラスタのカラーであるオレンジが星のように輝き、まさしく「星空」でした。
 そしてソロ曲メドレーのトリを飾るのは、四季のソロ「サイコーCOUNT UP!」。握野英雄役の熊谷健太郎さん、信玄誠司役の増元拓也さん、想楽役の汐谷さんがバックダンサーを務めました。野上さんの四季としてのパフォーマンスのパワフルさはソロ曲でも勿論健在。バックダンサーのパフォーマンス力の高さも相まって、315にエネルギッシュなステージでした。「ムズかしそうなことはニガテ」の振りと表情が本当に難しそうなこと苦手そうで可愛かったです。
 ソロメドレーの後のFRAMEと彩のMCで中田さんが涙ながらに「歌詞が飛んでしまって…」と悔しそうに言っているところが本当に九郎君だと感じました。元々九郎君は好きなんですけどもう一日目だけで中田さんも好きになった。
 MCの後は315プロのCM映像を挟み、ライブはいよいよ後半戦へ。
 後半開幕一曲目は「DRAMATIC NONFICTION」。ここから全員衣装が変わり、315プロアイドル全員の共通衣装であるORIGIN@L PIECES衣装になりました。ライブやイベントの度に完成度を上げていくこの曲ですが、今回も前回披露された「ニコニコ超会議」でのステージを上回る完成度。今回はこれまでのドラノンとは異なり、間奏にダンスソロパートが追加されドラスタの三人がハードかつキレのあるダンスを見事に踊り上げていました。2番の「鏡の前の慣れない格好」は今回のライブではステージを活かして全員で階段に座りながら。ジャケットを持ち上げる仲村さんの振り付けは新衣装ということを考えると二度美味しかったです。
 続いては「Never end「Opus」」。個人的に一日目で最も印象的だった楽曲です。ペンライトを振るのも忘れて見入ってしまいました。曲調から想像される以上にダンスは激しく、ミュージカルのようにアルテの二人の心情がドラマチックに表現されていました。そして特筆したいのがこの二人の表現力の高さです。この曲に流れる悲哀・苦悩が、見ているこちらの胸が締め付けられるほどに歌声に乗り、そして永野さんと土岐さんの表情に現れていました。Cメロの至近距離から見つめ合いながら歌う様はもう圧巻。一度音楽を手離そうとした、けれども音楽を手離せなかった、そんなアルテの二人の出会いまでの物語が楽曲に乗せて綴られて、一つの物語を見ているかのようでした。
 「String of Fate」は腰使いがアダルトなダンスのインパクトが強烈。初日の腰枠でした。本当に新人なのかこのユニットはと思わせる存在感。「見えない糸を手繰り寄せる度に」の振りとかめっちゃ良かったんですけどあんま記憶がないです。あと階段に座って脚組む汐谷さんやばすぎませんか?あんな可愛い系の顔立ちなのに目つきは鋭く凛としてて完全に想楽君。レジェの三人ともめちゃめちゃにスタイルいいんですけどレジェ唯一の未成年メンバーである想楽君のエロいダンスとか脚組みとかもういけないものを見ている気分になる。興奮する。すいません。もう変態でいいです。
 そして本日最大の泣き所だったと言ってもいいF-LAGSの「With…STORY」。歌い出しから既に三瓶さんの目が潤んでいてもうこちらの涙腺もガバガバ。大きなトリコロールで染まった現地のサイリウムの海の美しさは言葉にできませんでした。ライビュ会場もトリコロールをやりました。後ろの方の席だったのですごく綺麗なトリコロールが見えました。私はSideMをきっかけにアイマスに触れたため、涼ちんのこれまでの歩みは知識として知っているくらいでした。それでもこの曲での三瓶さんや「お帰り」の声に、改めて秋月涼というアイドルの存在の大きさ、そしてアイドルマスターというコンテンツの大きさを実感しました。だってアイマスDSって8年前のゲームですよ?!ニンテンドーDSももう現役のハードじゃないんですよ……?!この日一番泣いていたのがキャストとしては一番の大先輩である三瓶さんだったのも、きっと2ndにかける思いの強さがひとしおだったからだと感じました。
 バラードゾーンの締めくくりは「OUR SONG -それは世界で一つだけ-」。ハイジョの五人がスタンドマイクで歌い上げました。バックのモニターで流れていたのは、ハイジョどころか全てのアイドルに声帯が付いていなかった頃に開催された学園祭イベントでのハイジョの五人の様子。ハイジョがまさに「青春」の体現であり、今までもそしてこれからも五人で、そしてプロデューサー達と共に歩んでいくのだと強く感じさせる演出でした。五人ともとても優しい表情で歌っていたのが印象的で、また曲の合間のエアバンドのパフォーマンスが1stより更にレベルアップしているように見えました。
 MCではAltessimo、F-LAGS、Legendersが登場。新衣装のそれぞれお気に入りのポイントは?という話になり、印象的だったのがこの時の笠間さんの話。全員の衣装の右肩の後ろに星が描かれていると語り、「この星はプロデューサーさんが肩を押してくれる場所にある。プロデューサーさんが肩を押してくれるから、僕達はアイドルになれる」と話してくれたのがとても印象的でした。
 そしてライブはついにラストスパートへ。
 ラストスパート1曲目はFRAMEの「MISSION is ピースフル!」。なんとトロッコでの登場となりました。「ST@RTING LINE」のCDジャケットを再現するかのような光景に震えが止まりませんでした。ライビュ会場から見ても分かる、一人一人に目を合わせながらサインボールを投げていくFRAMEのかっこよさ。とどめにライビュのカメラに向かってが熊谷さんが手を伸ばしながら「プロデューサー、手を繋ごう!」。かっこよすぎる。あまりにもガチ恋不可避。
 続いては神速一魂の「バーニン・クールで輝いて」。神速の二人のパフォーマンス力の高さはブレることなく、ひたすらかっこよく、そしてとにかくアツい!マイクをクロスさせ、拳を合わせ、そして声を合わせ。まさに一蓮托生の二人だからこそ見れるエネルギー溢れるステージでした。この時ばかりは喉仏を生やしてコール入れました。神速の曲はとにかくライブ映えが素晴らしいですね。この時ばかりは女でも関係ありません、全力で野太く「オイオイオイ!」です。
 そこに流れる一筋の流れ星……ノリのいいイントロと共に始まったのはある意味両日で最大のインパクトをかっさらっていった「MOON NIGHTのせいにして」!!何がMOON NIGHTのせいじゃ。全部DRAMATIC STARSのせいだ。ドラスタの三人が放つ大人の男の色気に勝てる者などいない。ジャケットプレイやばかった。特に凄まじかったのが八代さん。スタセレやドラノンでの可愛らしさから一転して流し目や小指を口元に当てる仕草といった色気のカメラアピールが凄まじい。確実にPを殺すという意思すら感じる。ライブ版ムンナイは威力が高すぎてCD版から更に別物と化しました。だがこの時のPは知らなかった、二日目のムンナイは更にとんでもないことになることを……。
 ムンナイで息も絶え絶えのPにまだまだ声を出させようとステージに現れたのは「喝彩!~花鳥風月~」を歌う彩。インカム装備に扇子を持ち、コールの多さから兼ねてよりライブ映え間違いなしと言われていた曲を、彩らしいプロフェッショナルなかっこよさとコミカルさを兼ね備えたパフォーマンスで見せてくれました。特にCメロで一斉に扇子を開いて見得を切るポーズのかっこよさは和風ユニット・彩にしか出来ない物。「ワッショイワッショイ意気揚々~」の振りコピ楽しかったので浸透して欲しいです。終盤にこの曲が来たということは、「彩高の新しいステージ」はこれからも更新されていくんだな、と感想を書いている今になって少しジーンと来ました。
 そしてユニット曲もいよいよ大詰め。1stでは切り込み隊長となった「HIGH JUMP NO LIMIT」をハイジョが元気よく歌い上げました。野上さんの煽りはもちろん今回も健在。体力的にもハードになってくる頃にこの賑やかで動きも大きいダンスを踊ってみせる五人のフィジカル恐るべし。ところでいつも思うんですが「本音でぶつかって~」で全身で他の四人にぶつかっていきながらも歌声が全くブレない白井さんすごくないですか?
 ユニット曲のラストを飾るのは、SideM2周年記念のドラスタとハイジョのコラボ曲「夜空を煌めく星のように」。ユニットとしてはSideM最多の8人というメンバーで、ラストに相応しい最高にキラキラした、眩しい笑顔で歌ってくれました。コラボ曲だからこそ、普段はなかなか見られない2ユニットのメンバーのステージ上での掛け合いや、ハイジョのエアバンドと共に踊るドラスタといった共演を見ることも出来ました。しかしとにかく人数が多いので目とカメラが足りない。Blu-rayの特典にマルチアングル映像はよ。
 そして最後には、オリピ衣装を着たアイドル全員がステージに勢揃い。歌うのはもちろん「DRIVE A LIVE」。実家のような安心感。歌っている皆の笑顔を見ていると、今日は本当に良いステージだったとしみじみしました。ステージに全員揃っての「SideM」ポーズは、とても良い光景でした。
 一度ステージからアイドル達がいなくなり、P達のアンコールが響く中モニターに現れたのは我らが315プロ社長・斎藤社長のシルエット!斎藤社長のカラー、「パッション」のお陰でだんだんオレンジで定着しつつある気がします。そして斎藤社長からの紹介でステージに上がったのはアイドルマスター総合P・坂上陽三氏!いつもの「変態」コールとボキボキ折られるUOで出迎えられたガミPも今日のライブの感想を楽しそうに話した後、ついに新情報解禁のコーナーへ。1日目に解禁されたのはゲーム内機能SideMiniの新機能、そして新アプリ「LIVE ON ST@GE!」の発表!
 最後にライブTシャツを着たアイドル達がもう一度ステージに勢ぞろい。一人一人が、それぞれの思いを語ってくれました。
 「プロデューサーさん、僕はここにいるよ!」と、今日は歌われなかった涼のソロ曲「羽ばたきのMy soul」の歌詞を引用して涙ながらに今日にかけた思いを語った三瓶さん。しっかりした言葉で最後の挨拶を述べた永野さんの挨拶を受けて「上手に喋れるようになったでしょう?」と嬉しそうに笑いながら言った土岐さん。「そう言えば今日白井さんに貰ったビーフジャーキーしか食べてないけどプロデューサークンたちの笑顔でお腹いっぱいになりました」と今日のパフォーマンス及び日頃の肉画像botっぷりからは信じられないことを言ってのけた山下さん。「今日は泣かないからな!」と涙目で言った野上さん。一番新参のユニットとしてずっと不安だったと心境を吐露しながら号泣した笠間さんと汐谷さん。「ゲームが増えるということは、家が増えるという事です」と柔らかな笑顔で話してくれた内田さん。他にも皆さん、それぞれの言葉で今日という日を迎えた感謝を述べました。
 そしてシメの一曲はやはりこの曲、「Beyond The Dream」。皆で笑いながら泣きながら抱き合って、歌って、全員が集合写真のように満面の笑みで階段に揃って歌う光景は、まるで青春の一瞬を見ているかのようでした。皆本当に嬉しそうで楽しそうで、この最後のビヨドリに、プロデューサー達がSideMのアイドル達を、キャスト達を愛してやまない理由があるような気がしました。

 「Shining side」と名付けられた公演名に相応しい、眩く光り輝く星たちの共演、本当に素晴らしかったです。もっともっとこのステージを見ていたい、このアイドル達の次のステージを早く見たい。1日目にしてそう強く思わせるステージでした。
 ライブ後に食べたインドカレーは世界で一番おいしかったです。

THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ORIGIN@L STARS

 SideMにとっての2ndライブとなるTHE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ORIGIN@L STARS、2日間ライブビューイングで参戦してまいりました。

 本当は2日間それぞれの分、セットリストに合わせてがっつり感想とかレポの記事を上げるつもりだったのですが、2ndが終わってなかなか余韻から抜け出せなかったり何かと忙しかったりで長文を書く時間がなかなか確保出来なかったのでひとまずこの大まかな感想記事を先に上げる事にしました。詳しい感想記事はなるべく早く上げるように頑張ります。目標は2月中です。

 一先ず、大まかな感想を少しばかり。

 一言で言うと、「315」でした。最高で、315の、夢のような2日間でした。315プロのアイドル達が見せてくれた、全力のパフォーマンス。眩しくて煌びやかな星々の共演。人生で一番楽しかったんじゃないかって思うくらい、何もかもが楽しかったです。

 1stより更にパワーアップした演出や舞台装置、衣装。たくさんの人がこのステージを作り上げ、そのステージの上で大好きなアイドル達が輝いている。SideMに出会ってプロデューサーになって、この日を迎えられたことが本当に嬉しかったです。

 もちろん、実際にステージに立っているのは、アイドルを演じるキャストさん達です。しかし彼らがアイドルの衣装を着て、アイドルの声そのままで歌い、全力で踊り、表情までもそのアイドルにしてステージの上でアイドルを演じている。その輝きは、アイドルそのもの。最高じゃないですか?

 たとえライビュであってもリアルタイムで皆でタケノコしたり、ガミP登壇でUO折って変態コールしたり、しゅごんの掛け声に「アイマスー!」って叫んだりするのずっと夢だったんですけど、その夢が叶いました。あと心が5歳児に還ったりとか、「そっちは南~!」とか、世界一かっこいい湯切りとか、腰とか、奪われたりとか、ライビュ会場でもトリコロール作ったりとか、感動のあまり泣いたことも含めてもう何もかもが楽しかったです。かのんPなので最後の挨拶の村瀬さんでかのん君と村瀬さんが出会えて本当に良かったって泣きました。それからムンナイで叫びすぎて腰がちょっとピキって言いました。普段静かに生活しているので、叫びすぎると腰に来るということを生まれて初めて知りました。

 そして両日の終盤で発表されたSideMの新たな展開。新アプリに、アニメ化。「ずっとずっとその先へ 世界は動き出す」というDRIVE A LIVEの歌詞が、そして「進め真っ直ぐ 夢の向こうへ」というBEYOND THE DREAMの歌詞がそのまま重なる、SideMの今までと、そしてこれからの更なる歩みを感じさせるライブだったと思います。

  もっと長くあの時間に浸っていたったと思うと同時に、次のライブを早く見たい、46人全員がステージに揃った姿を見たいと強く思いました。もちろん、今回披露されなかったJupiterの曲やソロ曲も早くライブで見たいです。神様仏様イープラス様、グリーティングツアー東京公演のチケットご用意してください。

 初日の後に食べたカレーと2日目の後に食べたラーメンは世界一おいしかったです。

 言葉が上手くまとまらないので、なるべく早く2日分の細かい感想を上げようと思います。

 今回のライブに関わった全ての方々、本当にお疲れ様でした。アイドル達がいて、沢山のスタッフがいて、そしてプロデューサーがいてライブは成り立つんだと、心から実感しました。

 アイドル達と一緒に、もっともっと夢を見たい、夢の向こうにある景色を見続けていきたいです。

 

 ありがとう、アイドルマスターSideM、315プロダクション。

 一緒に行こう、夢の向こうへ!

 

 

 

MマスPになって1年経つので、担当アイドル・姫野かのん君の話をする

 私事ですが、明日2017年1月17日は私がゲーム・アイドルマスターSideMを始めて丁度1年になります。つまり、プロデューサーになってちょうど1年というわけです。

 なので今日は、アイドルマスターSideMに登場するアイドル、姫野かのん君の話をします。そして、私がどうしてかのん君のプロデューサーになったのかという話をします。

 私がどうしてかのん君に惹かれたのか、何故彼をプロデュースしたいと思ったのか。

 この記事を通して、かのん君の魅力を、一人でも多くの方に知ってもらえればと思います。

姫野かのん君について

 姫野かのん君は、SideMに登場するアイドル事務所「315プロダクション」に所属するアイドルです。

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 2月10日生まれの9歳で東京都出身。身長125.0cm、体重22.0㎏、靴のサイズ20.0cm。315プロ最年少の最低身長・最軽量です。315プロのアイドルユニット「もふもふえん」のメンバーで、アイドルになる前は、父親がデザイナーをしている子供服ブランドのキッズモデルをしていました。

 中性的で可愛らしい外見をしており、本人も可愛いものが大好き。アイドルになった動機は「アイドルになれば大人になっても可愛い服が着られるから」というもの。

 そしてかのん君の最大の特徴の一つは「自分が子供であること」の価値を理解している事。そして、理解しているがために大人になることを恐れているということです。

「大人になるのが怖い」アイドル

 少し、私がSideMを始めたばかりの頃の話をします。(少し長いので多少読み飛ばして大丈夫です)

 私がSideMを始めたのは、「昔から好きなキャラに似ているアイドルがいる」「しかもそのアイドルの声を担当しているのが内田雄馬」「ラジオ(2016年1月にNHKラジオで放送された「今日は一日イケボ三昧」)でたまたま聞いたS.E.Mの歌(Study Equal Magic!)がめちゃめちゃ良かった」「サイバネイベ開始直後からTLにめちゃめちゃ流れて来たサイバネのカード絵がとても良かった」等々あるのですが、とにかく私がSideMを始めたのは2016年1月17日でした。

 それから1週間もしないうちに曲を聞いてのめり込み(当時はST@RTING LINE9・10の彩・FRAMEまでCDが出ていました)、Mマス始めて4日目に山梨コラボが発表されたりして、「このコンテンツ面白いぞ」と思うようになりました。

 さて、長い事オタクをやっていると、新しいコンテンツに手を出しても「絶対好きになる枠」「好きになりそうな枠」というものが自分でも分かってきます。私の場合、それらの枠は桜庭薫や榊夏来のような、インテリ属性のアイドルに集中していました。

 更に、私がMマスを始めたのはちょうどかの有名なイベント「Cybernetics Wars ~機械仕掛けの反逆者~」が開催中でした。サイバネのカード絵が非常に良かった、特にSRの笑顔を作ろうとしている恭二が非常に可愛かったこともあり、SideM初めて1週間少しは担当決まってないけどほぼインテリP、と言った感じでした。かのん君のことは眼中になかったとまでは言わずとも、初めの頃はよく知りませんでした。始めたばかりだから当然と言えば当然なのですが。

 で、ゲームを始めたばかりの頃はガシャを回すためのプラチナチケットもたくさんもらえますし、イベントも少しやっているとスカウトチケットが溜まってくるわけです(当時はマラソン形式イベもスカウトチケットが貰えたんです…)。で、初心者はまずデッキを育てないことには始まらないですし、当時はソシャゲに使えるお金もあまりなかったので、チケットは貰った傍から使用してガシャを回していました。

 始めてから1週間と少し経とうとしている頃は、まだ担当は決まってないけどBeitかHigh×JokerかAltessimoか、といった感じでした。疑似家族とか男子高校生とか魂で繋がってそうな二人組とか好きなので。担当はこのアイドル!とすぐ決められなかったのは、単純にどのアイドルもみんな違った良さがあったからです。

 今までならあまり興味が湧かなかったようなタイプの子でも、ガシャを回してRが手に入ったからと育ててみたら信頼度が上がる度にどんどん新しい一面を見せてくれるため、本当にどのアイドルも魅力的に映るのです。これはSideMの良い所だと今でも思います。

 そして、その中で私が出会ったのが、かのん君の恒常R「【プリティラビット】姫野かのん」でした。

 実際に育てた方なら分かるかと思うのですが、かのん君の恒常Rは恒常Rの中では比較的高めの総合力・Vi値を持っています(流石にピエール恒常Rほどではないですが)。最初にMMチェンジして育て上げたR+が「【茶道の革命児】清澄九郎+」(メンタル属性でメンタルVi中アップの効果持ち)で相性も抜群だったことから、私はかのん君の恒常Rを育てるようになりました。

  私は男児向けアニメを主に愛好していた期間がそれなりに長く、そのため小学生の男の子特有の一瞬の輝きだとか、そう言ったものに若干敏感なんだろうなあと思います。また、好きなイギリス人俳優(現在26歳)が元子役ということもあって、子役という概念にも若干敏感でした。

 かのん君の「大人になるのが怖い」という思いを知ってそれが心に引っかかり、だんだんと気に掛けるようになりました。

 また、1月下旬に開催されていたS.E.Mとのイベント「大正浪漫歌劇~友ヨ今何ヲ思フ~」の影響もあったと思います。このイベントでかのん君が見せた、年相応の無邪気な姿、仕事に対する高いプロ意識、監督に怒られて泣いているところを見られたくないからと一人で泣いている男の子らしさ――このイベントで、かのん君は本当に色んな表情を見せてくれました。

 で、気付いたらかのんPになっていました。

 また歌劇イベは、当時はP歴の浅さもあって見過ごしていたのですがこの台詞が何気にすごくいいですよね。

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 大人になることを恐れていた子が、同じ事務所のアイドルである舞田を見てこういう風に感じられる。大人になることを具体的にイメージしてもそれに恐れを感じなくなる……。かのん君の中で「大人になる」という事に対するイメージが少しずついい方向へ変化していくと考えると、彼が315プロに所属して、色んな大人のアイドル達とお仕事が出来て本当に良かったと思います。

「もふもふえん」のメンバーとして

 さて、かのん君を語るに「もふもふえん」の仲間である岡村直央君、橘志狼君の存在は欠かせません。

 かのん君はこの二人を大事なユニットの仲間であると同時に大好きな友達と考えていることがカード台詞やイベント、雑誌などからよく伝わってきます。プライベートでもよく一緒に遊びに行っているようです。それが特に伝わってくるのが、この2015年、2016年の年始の挨拶台詞。

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 「ヒツジ」はもちろん直央君、「オオカミ」はもちろん志狼君のイメージアニマルです。

 直央君も志狼君も11歳とかのん君より年上ですが、かのん君は家では妹がいる長男という事もあって面倒見がよく、時々直央君や志狼君相手にその面倒見の良さを発揮していることがあります。時には直央君や志狼君がかのん君に対してお兄ちゃんのように接することもあります。

 直央君も志狼君も元子役という事もあって、芸歴の長さは3人とも315プロではかなり長い方。そのため、プロデューサーとしての贔屓目を抜きにしても、この三人のユニットとして、「アイドル」以前の「芸能人」としての安定感は315プロのアイドルの中でも際だっています。

 それでも彼らはまだまだ伸び盛りの小学生。仲間として、友達として、ライバルとして切磋琢磨しながら成長する3人の姿は、プロデューサーでありながらついつい親のような目線で見守りたくなってしまいます。

 更にもふもふえんは「もふもふきんぐだむ」という冠番組を持っています。この番組でのもふもふえんのお仕事の様子は2016年7月に開催されたゲーム内イベント「みんなでTRY! 自由研究ライブ」で初めて詳しく語られましたが、冠番組という慣れた仕事場でもきっちりプロ意識を持ってお仕事をする3人の姿がかわいいながらも凛々しいです。

 お仕事の中で「かわいい」を突き詰める姿勢を「プロ意識が高くてかっこいい」へと見事に昇華させているのがもふもふえんの良い所。3人でトップアイドルを目指して、2017年もたくさんのお仕事をさせてあげたいと思います。

「かわいい」アイドル

 やはり何と言ってもかのん君の魅力はそのかわいさでしょう。

 そしてかのん君の何よりも凄い所は、その「かわいい」のパワーで、ファンや現場のスタッフ、プロデューサーも幸せにしてくれるところです。某八代拓さんではありませんがまさに「かわいいはすごいんだよ!」ですし、かわいいは正義です。

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 かのん君の目指す「かわいい」は、決して「女の子みたいにかわいい」ではありません。かのん君は確かに中性的な容姿をしていますが、女の子に間違えられるのは嫌なようです。でもかわいければウエディングドレスを着てみたいとも言っています(「サマーウェディング」雑誌増刊号)。かのん君が目指しているのは性別の枠にはとらわれない「かわいい」なのです。

 自分がかわいければみんなが笑顔になるし、みんながかわいくなればみんなもっと幸せになる……。かわいい自分でありたい、そしてかわいい自分を見て周りの人が笑ってくれるのが大好きなかのん君にとって、アイドルはまさに天職です。

 かのん君にとっての「かわいい」は、まさしく自分も周りのみんなも幸せに出来る魔法なのです。それを一番感じる事が出来るのが、もふもふえんにとって最初のイベントとなった「絆物語~正義の剣~」のゲーム内雑誌増刊号。ファンタジー映画で魔法使いの役を演じることになったかのん君が、自分が演じる役である魔法使いに合わせて、休憩時間中に「ジャスティスキュート!」と魔法の呪文をかけてスタッフ達を元気にしていくこのエピソードには、かのん君の天性のアイドルらしさがたくさん詰まっているような気がします。

 最近では、かのん君の目指す「かわいい」にも少しだけ変化が見えます。2015年3月に開催されたイベント「5人の探偵とミドリの怪盗」では「かわいい服以外は着たくない」と、「かわいくない」衣装を見て泣き出し、わがままを言う事もあったかのん君。

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 それが2016年4月のイベント「不思議の国のアイドルたち」の雑誌増刊号では……

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 なんというか、”漢”です。

 かわいいお洋服やかわいい小物に囲まれるのが大好きなのは変わらなくとも、着るものにとらわれずにかわいくあろうとするという、かのん君の中での「かわいい」に対する意識の変化。成長と言っても言いかもしれません。

 2016年11月のイベント「315 DINNER LIVE」の雑誌増刊号ではハンバーガーショップで目当てのおまけを引き当てて「かわいいかのんのところにはかわいいものが集まって来るんだよ!」とまで自信満々で言ってみせたかのん君。これからもかのん君が目指す「かわいい」に向かって、己の道を突き進んでほしいところです。

 声帯実装、CDデビュー、ソロ曲

 そして2016年8月6日、SideM公式ニコ生「理由(ワケ)あって生」通称ワケ生にて、もふもふえんの声帯実装とキャスト、CDデビューが発表されました。

 この時点でP歴7ヶ月弱の私すらめちゃめちゃ緊張して腹痛を抱えつつ放送当日を迎えていたのですから、サービス開始時からのもふもふえんPはどれだけの思いでこの日を迎えたんだろうと思います。

 初めて聞こえて来たもふもふえんメンバーの声は、本当に可愛くて素敵な声でした。もふもふえんは全員が小学生という事もあって女性声優が来るのではないか、とも言われていましたがまさかの全員男性声優。けれども声はぴったり。

 Pを始めてからもふもふえんに声帯が付くまで2回、ワケ生での声帯実装の場に立ち会いましたが(ワケ生のためにニコニコ動画のプレミアム会員にまでなりました)、SideMはスタッフ達の声帯発掘力の高さやこだわりの強さは本当にすごいなと思います。特にこの記事を読んでいると、つくづくそう感じます。

developers.mobage.jp

 SideMのアイドル達の凄い所は、聞こえてきた声が自分のイメージしていた声と違っても、その声が自然としっくりくるように聞こえて来るところです。

 とは言え、正直かのん君の声についてはワケ生当日までかなり不安を抱いていました。

 そもそも9歳って言うと、普通は変声期前です。そして変声期前の声っていうのは、変声期を終えた成人男性が出すのは、ごく稀に出せる人もいるのですが普通はほぼ不可能です。だからこそ変声期前の小学生の男の子の声っていうのは、多くの作品では女性声優が演じるわけです。本当に変声期前の声を自然に出せる男性声優なんて、ごくごく一握りです。それでいてSideMは女性Pが多いため、女性声優がキャスティングされるのかどうかも分からない。でも男性声優で変声期前の声が出せる人はそうそういない――。今でこそ秋月涼役にDS時代と変わらずに女性である三瓶由布子さんがキャスティングされていますが、涼の声帯実装はもふもふえんと同じタイミング。もふもふえんの声がどうなるのか誰も分からないし、もしかしたら涼の声が変わるかもしれないという緊張感の中で迎えられたワケ生だったわけです。

 しかし実際に聞こえて来たかのん君の声は、ごく自然にすとんと私の中に落ちて来ました。かのん君の声を担当される村瀬歩さんが女性と聞き紛うレベルの高さの声を出せる事は以前から知っていましたが、かのん君の声は完全に変声期前の男の子のそれでした。心底恐れ入った……。

 また、ゲームに実際に実装されたボイスを聞いて更に感服したのが、かのん君の言葉の中に、かわいらしさと小学生の男の子らしさがきちんと共存しているところです。「かわいい」全振りじゃない。男の子らしいやんちゃさだったりも見え隠れしているんですね。かのん君の「かわいい」は決して「女の子みたいにかわいい」ではないんだということを村瀬さんがしっかり汲み取って演じてくださったんだと感じました。声が付いたことで、姫野かのん君という人間が、私の中でよりいっそうはっきりした形になったような気がします。

 個人的に嬉しかったのが、ボイス実装イベントとなった「白狐演舞祭」のカードである「【白狐演舞祭】姫野かのん」のこの信頼度MAX台詞です。 

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 かのん君がファンのことを大好きなのはもちろんよく分かっていました。ですがそれを、改めて本人の口から、何よりもボイスが初めて実装されたイベントのカードで、もちろん声付きで言ってくれたのが本当に嬉しかったです。

 そしてゲームへのボイス実装から少し間を置いて、デビューCD「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE 13 もふもふえん」が発売されました。

www.youtube.com

 かわいい。ひたすらかわいい。かわいくて遊び心たっぷりの曲達です。それでいていずれも歌うのが難しい曲な辺り、流石は芸歴が長くポテンシャルも高いもふもふえんの持ち歌といったところでしょうか。

 1曲目の「うぇるかむ・はぴきらパーク!」は、「みんな~!」と呼び掛けてから「いっしょにうたおうよ いっしょにおどろうよ」と歌い始めるように、ステージのもふもふえんも、ファンやプロデューサーも一緒に楽しくなれる曲。個人的に「せいちょうき」「まだまだはしゃぎたい」という、もふもふえんの三人にいずれ訪れる「大人になること」を予感させるような歌詞で泣きました。底抜けに明るい曲なはずなのに、不思議と泣ける。

 2曲目の「もっふ・いんざぼっくす♪」は、中身が分からないおもちゃ箱のような、無邪気で、聞けば一気に童心に帰れるようなわくわくとドキドキがたくさん詰まった曲。個人的に2番の「だ~れだ?」からのかのん君の「当ててみて~」が315に可愛い。

 そして全体曲の「DRIVE A LIVE」は、これまでのドアラとは全く違うドアラでした。歌うユニットによって全く違う顔を見せる曲ですが、もふもふえんのドアラは、一部のパートを直央君とかのん君が1オクターブ上で歌っておりサビにもオク上のコーラスが入っていたこともあって、これから更に成長していく3人の子供らしさとかっこよさが見えました。

 残念ながらリリイベには行けなかったのですが、レポを読んでみるとダンスでめちゃめちゃ動くしめちゃめちゃ可愛いらしいので2ndライブが本当に楽しみです。

 そして来る2月1日発売の「ORIGIN@L PIECES 03」には、かのん君のソロ曲が収録されます。

 既に試聴が公開されている「ふわもこシフォンなゆめのなか♪」は、かわいいものが大好きでおしゃれなかのん君の世界観がたっぷり詰まった一曲であることが、試聴から十分に伝わってきます。

www.youtube.com

 個人的にグッと来たのは、「ふわりひがわりカレンダー めくってみてね」という、時の進みを予感させる歌詞がサビにあることです。成長することを恐れなくなったかのん君だからこそ歌える歌になっていると思いました。フルバージョンを聞くと試聴とは違う新しい一面が見えて来る曲がMマスにはたくさんあるので、早くフルを聞きたいです。

 同アルバムにソロ曲が収録され、オリピ3イベで共演するメンバーは柏木翼、伊瀬谷四季、東雲荘一郎、古論クリスと、かのん君がこれまでのお仕事では一度も共演したことが無いアイドル達です。

 試聴は公開されたものの、ゲーム内イベントはこの記事を掲載している時点では開催されていません。個性あふれるこの5人がどのような共演を見せてくれるのか、今から一人のプロデューサーとして楽しみです。

今までと、そしてこれからへ

 私がかのん君のプロデューサーになるまで、そしてかのん君の最近のお仕事について書き連ねて来ました。 

 かのん君はこれから2nd LIVE出演が控えています。私は両日LV参戦ではありますが、サイリウムポーチの準備をしたり、P名刺を作ったりとライブまで1ヶ月を切った今楽しく準備をしています。

 個人的な話ですが、私は4月から社会人になります。MマスPになった頃は就活の準備をしていました。その後就活が始まり、就活が長引いて何度も心が折れ掛けましたが、そんな中かのん君の笑顔に救われたりもしました。ようやく聞こえて来たかのん君の声に、かのん君がいるからまだ頑張れる、頑張ろうと思えました。

 社会人になると何かと辛いこともあるでしょうが、かのん君がもっと沢山お仕事が出来るように、お仕事の中でかのん君の笑顔が沢山見られるように、P業を心の支えに頑張りたいです。あと生々しい話をすると社会人になったら収入が今より遥かに増えるので上位SR2枚取りももっと積極的に狙っていきたいですし、ライブ先行シリアル封入CDももっと積む積むしたいです。

 つい先日にはSideM×山梨コラボの第2弾が発表されました。今回のコラボアイドルにもふもふえんは含まれていませんが、第3弾では是非コラボしてほしいので、第3弾を実現していただくために山梨コラボに少しでも課金したいと思っています。

 ゲーム内イベントでも、もふもふえんにたくさんお仕事をさせてあげたいですし、今まで一度も共演したことが無いドラスタやFRAMEとは是非共演してほしいです。FRAMEはかのん君が一緒にお仕事したいと言っているユニットでもありますしね。

 ライブの先にも沢山の展開が控えているであろうアイドルマスターSideM。先達であるシンデレラガールズやミリオンライブに倣い、アニメPVがそろそろ来るのではないかという噂もあります。動くかのん君が見られる日が来るのが楽しみです。あ、テレビアニメ化はあと3年くらい待ってくれて大丈夫です。SideMがコンテンツとしてもっと成熟してからでお願いします。

 そして2016年の「ゆくM@SくるM@S」に初めてSideMが参加したことからも、SideMが少しずつ他のアイマスと一緒になる機会が増えて来ました。焦らなくてもいい、もう二年くらい先でもいいので、いつか合同ライブもやってほしいです。かのん君と安部菜々ちゃんのウサギさん繋がりでの「メルヘンデビュー!」とか、仁奈ちゃんセンターでかのん君やピエール君も一緒の着ぐるみチームでの「みんなのきもち」とか見たいです。すごく見たいです。私は本気です。あとかのん君は関係ないのですが、千早・静香・凛・桜庭の4人の「青」での「アライブファクター」が見たい。「Nation Blue」や「Blue Symphoney」でもいいかもしれない。そして、シンデレラガールズでの私の担当アイドルである横山千佳ちゃん(偶然なのか単なる私の趣味なのか、この子も9歳アイドルです)の声帯が実装された暁には、いつかかのん君と、仁奈ちゃんや薫ちゃんも含めたチーム9歳で元気いっぱいなコラボを見てみたい……!

 まあ、やはりかのんPとしては、まずはもふもふえんの3曲目が欲しいです。かわいさ満点のデビュー曲の次は、またもふもふえんの新しい一面を見る事が出来る曲だと嬉しいです。

 

 かのん君に出会ってかのんPになったことで、沢山の新しい素敵なものに出会うことが出来ました。ドキドキしたり、ワクワクしたり、そして最後には笑顔になれる、そんな世界を、かのん君が見せてくれました。プロデューサーをも幸せにしてくれる、かのん君は間違いなく最高の、315のアイドルです。

 拙い文章ではありましたが、少しでもかのん君の魅力を他のプロデューサーさん達に知っていただければ幸いです。

 かのん君、これまでの1年ありがとう。そして、これからもよろしくね。

2016年に見た映画を一気に振り返る

 いつの間にやら2016年も残りわずかですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 さて、年の瀬なので年の瀬らしいことを一応こちらのブログでしておきたいと思い立ちました。書きたいと思った話題は3つほど、しかし思い立ったのが12月30日の昼過ぎという無計画さだったので、とりあえず一番早く書き上がりそうだし個人的に一番書きたいこの記事を最初に書こうと思いました。残りの2つは、年明けに書くかもしれないし、書かないかも知れません。

 この記事ではタイトル通り、私が2016年に見た映画をなるべくざっくりと、分かりやすく振り返ります。
 今年というと邦画が非常に活況でしたね。『シン・ゴジラ』、『君の名は。』、『この世界の片隅に』……、まあ全部見てないんですけど。理由はと言いますと、今年はちょうど就職活動が非常に忙しく、就活でお金もなく、自分の中で一番優先度が高い映画達くらいしか映画館で見る事が出来なかったからです。就活終わって卒論も終わった今ですらお金があまりないです。某若手声優の追っかけとアイマスに結構なお金を溶かすようになったというのもあります。
 なお、この記事で取り上げる映画は以下の基準を満たすもののみとなります。

  • 2016年1月1日以降に日本で劇場公開が封切られたもの
  • 劇場公開されているうちに私が映画館で見たもの

 当方基本的に好きな物はとにかく褒めて伸ばしたいので、2016年に見た映画をどんどん褒めちぎっていく形になります。公開順に紹介していきますので、2016年を振り返る一助になればと思います。語彙力が無かったり、話が反れたり、もちろんネタバレもがっつりしていくので、ご了承を。
 それでは早速、1月に公開された映画からどんどん振り返って行きたいと思います。

KING OF PRISM by PrettyRhythm

http://kinpri.com/kinpri.com
1月9日公開

 2016年最初の爆弾にして最強の飛び道具、キンプリ。キンプリを複数回見たせいで「年が明けたら見よう!」と思っていたフォースの覚醒の劇場公開を見逃し、年末になるまで見られなかったのは内緒です。
 スタッフ達が背水の陣で挑んだこの映画にかける強い思い、圧倒的な熱量がこもった映像、凄まじいパワーを叩き付けて来る楽曲……100万カラットです。
この映画、応援上映が特に話題になりましたが、個人的にこの映画の強みは「音響」にあると思います。劇中歌、サントラの完成度の高さは勿論、それらを映画という一つの作品の中で光らせる音響の技が本当に凄い……!映画館で見ることで、全身がプリズムの輝きに包まれるという体験をすることが出来ます。まだ上映している映画館は多分どこかにあるので、もう上映していなくてもキャラクターの誕生日に合わせて何らかの形で復活上映をする館もあるので、劇場で見たことがないという方は是非劇場でご覧ください。

追記(2017.1.20)
続編公開に向けてキャラの誕生日毎に全国で大々的に復活上映が行われることが決定しました。キンプリを見てください。
NEWS | 「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」公式サイト

 続編はタイトルの通りにヒロ様が中心になることが予想されますが、一作目の最後の映像でルヰ君がprideを歌う衝撃的なシーンが流れていました。ヒロ様にとって大切な曲であるprideを奪われたヒロ様はどう戦うのか、ルヰの正体とは?シュワルツローズの新たな刺客とは?プリズムキングの称号は誰の手に?スタァ候補生全員分の3Dモデルを見る事は出来るのか?新規楽曲は?今から楽しみで仕方ありません。
 余談ですが、私はこの映画に多く出演していらっしゃる若手男性声優の方々からアイドルマスターSideMに興味を持ちました。ドラマチックLOVEでは少々控えめですがソロ曲では全開になっている涼野ユウ役・内田雄馬さんのビブラートが好きです。アイドルマスターSideMでは桜庭薫役を演じておられます。桜庭ソロ楽しみだなあ

シビル・ウォー/ キャプテン・アメリカ

http://marvel.disney.co.jp/movie/civilwar.htmlmarvel.disney.co.jp
2016年4月29日公開

 映像が豪華すぎてこれ作ったスタッフ終わった後に燃え尽きてバターンって倒れたりしないだろうな……ってちょっと心配になりました。
 アベンジャーズが分裂して戦うことになるこちらの映画。スパイダーマンMCU初参戦で非常に話題となりました。私テレビアニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』からマーベル映画を見るようになった者なのですが、こちらのアニメはスパイダーマンが序盤の牽引役として非常に頑張っていたんですね。なのでアベンジャーズスパイダーマンが実写で同じ画面に収まっている光景というのはまさに夢にまで見た光景、と言った感じで、おまけにアントマンジャイアントマンになるし、空港の戦いのシーンとかもう興奮しっぱなしで、映画のテーマに漂う重苦しさに対して完全に男児の心で見ていました。映画の内容というかシナリオについては賛否両論ありますし私もそれは仕方ないかなあと思っていますが、戦闘シーンは本当に一見の価値ありです。あと一女オタクとしてはキャップとバッキーがちゃんと親友関係に戻れてよかったです。
 それとMCUスパイダーマンの吹き替えが新進気鋭の若手声優・榎木淳弥氏なのはナイスキャスティングとしか言いようがないです。ちなみにシビルウォー公開当日の榎木氏は『アイドルマスターSideM』に登場するアイドルユニット・S.E.Mの舞田類役としてニコニコ超会議というイベントのライブに出演していたのですが、ステージ上でのパフォーマンスが本当に素晴らしかったです。演技の幅が広い方なので、MCUスパイダーマンのどんな面を吹き替えで引き出してくれるのか、来年公開の『スパイダーマン ホーム・カミング』が本当に楽しみです。

デッドプール

http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/www.foxmovies-jp.com
2016年6月1日公開

 4カ月だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!アメリカでの公開から4カ月も待った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!待った甲斐があった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 8月公開予定だったのが6月3日公開予定になり、それが更に早まって6月1日公開になったこの映画。いや本当に、本国のTwitterアカウントをギリギリして見ながら公開を待っていて良かった。日本公開の時にはもうアメリカでは円盤が出ていたとか何とか
 デッドプールというふざけた一面が強いヒーローが主人公の映画ですが、ちゃんと「スーパーヒーローもの」してるし、ヒロインとの「ラブストーリー」でもある。2時間越えが当たり前の最近のスーパーヒーロー映画の中では1時間48分と短めですが、その短い中に気持ちよく進んでいくシナリオとデッドプールの小気味よい喋り、キレのいいアクションががっつり詰め込まれているので、短さをあまり感じさせない、しかし決してしつこくない濃さの映画になっていました。例えるなら、めっちゃおいしいジャンクフード。マックのベーコンレタスバーガーとかチキンフィレオバーガーみたいな。
 あとこの映画のコロッサスはめっちゃ萌えキャラだなって思いました。これまでのX-MENシリーズのコロッサスからがらりとイメージを変えて来て、より親しみが増したなと。
 ゴールデン・グローブ賞のミュージカル・コメディ部門への作品賞・主演男優賞へのノミネートも発表され、続編への伏線もあり、今後も非常に楽しみな映画シリーズです。2はよ。

X-MEN:アポカリプス

http://www.foxmovies.jp/xmen/www.foxmovies.jp
2016年8月11日公開

 映像が豪華すぎてこれ作ったスタッフ終わった後に燃え尽きてバターンって倒れたりしないだろうな……ってちょっと心配になりました。(2回目)
ファースト・ジェネレーションに始まった『X-MEN』新三部作を締めくくる作品。スタッフがこれでもかとやりたいことを詰めて詰めて一品一品にもしっかり拘った豪華なお重という印象を受けました。
 X-MEN新三部作のキャラクター達は、MCUのキャラクターに比べていわゆる「二次元」的なキャラ付けが特徴だと私は勝手に思っているのですが、そういったキャラの特徴を前面に押し出しつつ彼らを組み合わせた時に起こる化学反応や関係性の変化、逆に変わらない物、そういう新三部作の良さもしっかりと堪能できました。
 個人的にはハンクがレイブンと恋愛的な意味ではくっつかなかったのが良かったです。くっついてくれてもやぶさかではないのですが、恋愛的な意味でくっつかないのがこの二人らしい。ハンクがちょっと奥手すぎるだけとも言う。恋愛とはまた違う人生のパートナーという形に収まったなあと思いました。
 もう、本当に大好きな映画です。今年見た映画の中で「好き」というレベルでは一番かもしれません。これを劇場で見る事が出来て良かった……新三部作の完結編がこれで良かった……ありがとう……ありがとうブライアン・シンガー……。

劇場版 銀河機攻隊マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子

http://mjp-anime.jp/index.htmlmjp-anime.jp
11月4日公開

 映像が豪華すぎてこれ作ったスタッフ終わった後に燃え尽きてバターンって倒れたりしないだろうな……ってちょっと心配になりました。(3回目)
 2013年に放送されたテレビアニメ『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』の劇場版となる本作。大好きなアニメなので、劇場版が作成されると聞いたときは本当に嬉しかったです。そして、実際に公開された映画はこちらの想像をはるかに上回る出来でした。
 一部回想シーンを除いてほぼ全編新規カット、テレビアニメ版で特にクオリティが高かった話数の戦闘シーンを劇場版で一気に凝縮させ爆発させたような無茶苦茶なクオリティの高さの戦闘シーン。テレビアニメ版と変わらない、程よい緩急のキャラクター達の空気感。テレビアニメにも描かれていた、先輩から後輩へ、あるいは前世代から次世代へのバトンタッチ。何よりも、チーム・ラビッツのチームとして、家族としての絆。そういった、テレビアニメ版で描かれていたものをしっかり込めた、まさしく「超絶豪華なボーナスステージ」でした。テレビアニメ版が続きがとても気になる終わり方をしていただけに、少し時間は掛かったけれどこの映画を見る事が出来て本当に良かったです。
 マジェプリはいいぞ。

ローグ・ワン/ スターウォーズ・ストーリー

http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.htmlstarwars.disney.co.jp
12月16日公開

 今回挙げた映画、どれも好きなんですけど、ベスト1を選ぶならこの映画だな、と思います。それくらいに重く、強い映画でした。
 私はスターウォーズが好きな親に育てられたもので、小さい頃からスターウォーズを見て育ちました。その中でも一番好きなのが『エピソード4/ 新たなる希望』です。そしてこの映画で描かれるのは、エピソード4で僅かに語られた「デス・スターの設計図を入手した反乱軍」の物語。
 まずこの映画、スターウォーズなんだけどがっつり泥臭い戦争映画なんですよ。でもすごくスターウォーズなんですよ。
 反乱軍はもちろんエピソード4~6にも登場します。しかしこの映画では、ジェダイのいない反乱軍がどれほど絶望的な状況の中で戦っているのか、それでも僅かな希望を頼りに戦っている、そんな姿ががしっかり描かれていました。
 エピソード1~6を見ている我々はジェダイもフォースもスターウォーズ世界の中に当然あるものと分かっています。しかしルークだってオビ・ワンと出会う前はまさにジェダイもフォースもおとぎ話の中の存在だったわけです。エピソード7からの主人公であるレイだって、そうでした。彼らが生きていた世界を感じ取ることが出来て、だからこそ反乱軍にとってのジェダイやフォースに対する、「希望」としての重みを強く強く感じました。だからこそ、この映画の中ではフォースを操ることが出来るダース・ベイダーの絶望的なまでの圧倒的存在感が際立つ。反乱軍が必死でつないだ希望があるからエピソード4の「新たなる希望」へと繋がるのだと実感します。
 キャラクターの話をすると、女主人公のジンとキャシアンの男女バディものとして見てもすばらしかったです。最後までキスをしないの、男女バディものとして100点満点。個人的にキャシアンは映画の中で動いている姿がポスターの5万倍くらいかっこよかったです。
 また、「父親」という存在がジンの行動に強い影響を与えている点は、ルークに通じるものを感じました。
 しかしこの映画が公開中のつい先日、レイア姫役のキャリー・フィッシャーさんがお亡くなりになりました。最後に映し出された、レイア姫の、希望を信じる表情がとても印象的だった分余計に、非常に残念です。どうかフォースと共にあらんことを。

 今年は色んな映画がありました……と言いたいところですが、私が見てるのアニメ映画と娯楽大作ばっかりでした。本数もそんなに見てないですし……。個人的には大好きなイギリス人俳優が主役級で出ている映画が2本も同時期に劇場公開されたのにどっちも見る事が出来なかったが本当に悔しいです。多分一生根に持つ。
 今年は本当に忙しくて映画を見る精神的余裕がある時間がまずそんなになかったので、来年こそはたくさんたくさん、いい映画と出会いたいです。まず1月にドクター・ストレンジが公開されますし、MCU映画は他にもスパイダーマンガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの続編が控えています。アニメ映画だとなんといってもKING OF PRISM PRIDE the HEROが夏に公開されます!ポケモン映画もここ数年劇場に足を運べていないので、来年こそは……!と思っています。
 そもそもこのブログは別に映画だけの話をするわけではないですが、一応映画は大事な趣味の一つです。2017年も、いい映画にたくさん出会えることを祈っています。
 今年の記事公開はこれで最後になるかと思います。
 皆さん、よいお年を!

「ベイブレードバースト」という素晴らしいスポ根系アニメを見てほしい

 タイトルそのままの内容ですが、今日の記事は、テレビアニメ『ベイブレードバースト』についてです。
 『ベイブレードバースト』(以下『ベイバ』)は、テレビ東京にて毎週月曜の夕方17時55から2016年4月から放送されているアニメです。
 タイトルそのまま、「ベイブレード」というおもちゃを題材としています。

www.beyblade.tv 

www.tv-tokyo.co.jp

 このベイバでは、競技としてのベイブレードに夢中になる男の子達の姿がスポ根ものさながらに描かれています。どの子達も真っ直ぐベイに向き合い、ベイを愛しているからこそ伸び悩む自分に苦しみ、そして仲間と切磋琢磨して、高みを目指していきます。
 そしてシナリオがとても丁寧。作り手がしっかり作品やキャラクターと向き合い、主なターゲット層である子供達に対して真摯かつ誠実に作っているからこそ全ての年齢層が楽しめる作品になっていると感じます。
 あとOPでSEがちゃんと鳴る。そこホビアニのOPとして大事だし重要だと思います(個人の意見です)。

 ベイバの最大の特徴の一つは、何と言っても「ベイブレードを使って悪事を企む者がいない」という点ではないでしょうか。
 そう、「出てこない」のが特徴です。
 ホビアニと言ったら、視聴者側の世界ではおもちゃとして発売されているアイテムを利用して世界征服を企む悪の組織がお決まりのように登場します。
 しかしベイバにはそんなもの出てきません。
 出て来ないんです。そう、それこそが特徴。出て来ないからこそ、子供たちが何かの使命感や世界の危機に立ち向かう重さにとらわれることなく、純粋に心からベイブレードという「競技」に打ち込める。
 みんな純粋にベイブレードに打ち込んでいて、ブレーダーである彼らを応援する周りも心から応援していることが分かるから、悪人が出て来ないっていうところもすごく良いです。
 勿論、そういう組織とかが出て来るアニメだって面白い作品沢山ありますよ。ただそういう作品が大多数なもので、ベイバのようなホビーを純粋にずっと、スポーツ的な競技として描く作品は少数派です。
 個人的にはキャラの生死とか裏切りとかそういうので胃と心にすごいストレスがかかってしまう体質なので、ベイバの人の命がかかってないスタイルは見ていて非常に安心します。

 制作陣が実際の大会に取材をした上で制作したというエピソードからも分かるように、真っ正面からベイブレードという競技を描くことで、ベイブレードが好きなテレビの前の子供達に対しても真摯かつ誠実に作られたアニメです。そして、子供達に対して真摯で誠実だからこそ、大人が見ても胸が熱くなる作品でもあります。
 何かに真剣に打ち込む少年たちは最高にかっこいい。
 そう心から思わせてくれる、それが『ベイブレードバースト』なのです。

 そんな『ベイブレードバースト』!なんとAmazonプライムビデオで全話無料配信中!プライム会員は最初の三十日は無料お試し可能です!
 コロコロ公式YouTubeチャンネルでは地上波放送後すぐに最新話を一週間無料配信!
 物語は現在、全国大会編に突入。まずは団体戦で、仲間と共に全国の頂点を目指す!新たなライブも続々登場し、物語はどんどん熱くなっていきます!
 まだまだ放送半年過ぎたところ、一日につき一、二話のペースなら余裕で追いつけます!
 『ベイブレードバースト』を!『ベイブレードバースト』を是非ともよろしくお願いします!!

「爆丸」10周年に寄せて・『爆丸バトルブローラーズ』というアニメの話  

爆丸バトルブローラーズ』というアニメをご存知でしょうか。

 2006年7月より展開された玩具「爆丸」を原案として2007年4月から1年間放送されたテレビアニメです。その後間を置いて2010年3月から2011年3月まで第2期『ニューヴェストロイア』、2011年4月から2012年1月まで第3期『ガンダリアンインベーダーズ』が日本でテレビ放映されました。

 

私は第2期の『ニューヴェストロイア』で爆丸と出会いました。私はこのアニメが本当に好きで好きで、このアニメをきっかけにホビアニというジャンルが好きになりました。放送開始時ぎりぎり中学生(放送中に高校生になりました)だった私は、爆丸をきっかけに、自分はどうやら少年漫画や深夜アニメよりキッズ向けアニメの方が肌に合っているらしいと気付いてしまったのです。

 

今回は、私事全開な内容にはなりますが、ちょうど3か月ほど前に玩具の方の「爆丸」が10周年を迎えたこともあるので、久しぶりにがっつりと『爆丸バトルブローラーズ』について語りたいなと思ってこの記事を書くことにしました。

 

まずはこちらの公式サイトを見てください。

 

爆丸バトルブローラーズ』第1~3期ホームページ(あにてれ

www.tv-tokyo.co.jp

www.tv-tokyo.co.jp

www.tv-tokyo.co.jp

 

どうですか……この……熱い王道ホビーアニメ感……長森佳容さんによる少し硬質な、しかし生き生きとした力強いキャラクターデザイン、ごてごてだけどだからこそかっこいいモンスターのデザイン……かっこいい、最高ですわ……。

年代によって子供が好む絵柄も変わってきますし、最近のホビアニは柔らかめのキャラデザが流行っているなあと感じますが、私は長森さんのこういう硬めの絵も好きです。

 

日本では3シーズン放送されていることもあり、主人公のダン・ライバルで幼馴染のシュン・参謀のマルチョという3人の固定メンバーがシーズンを経る毎に身体的にも精神的にも確実に成長していくところが堪らないです。彼らの活躍を、成長を見ていたい、そう強く思わせてくれるキャラクター達が生き生きと活躍する姿は、いつ見てもグッとくるものがあります。

 

ストーリー展開も熱い王道もので、パートナー爆丸と絆を深め、力を合わせてライバル達や悪の組織と戦い、強くなり、世界を救う!そんなホビアニの王道を行くストーリーが勢いよく進んでいくので、ある意味とても安心して見られます。敵キャラが結構容赦なく死んだりもしますが……。

私は、アニメ・漫画問わず、1年以上同じキャラクターで続くような長期作品において重要なのは「このキャラの姿をもっと見たい!」と視聴者や読者が思えるかどうかだと思っているのですが、『爆丸バトルブローラーズ』はまさにそれなのです。キャラクターの成長を見守り、応援し、一緒に熱くなれる。そんなシリーズなのです。

 

ただ、一つ残念なのは……

 

このアニメ、第4期まで制作されているのに、4期が日本で放送されていないところなんですよね……

 

辛い……合法的な視聴手段なんてない……Wikipediaの英語版とか海外版公式サイトを読み込んで展開を知る以外の方法が特にない……もちろん全部英語……おかげで英語凄い苦手だったのにだんだん得意になった……。

数年前にファン側から4期の放送希望のネット署名なども行いまして、私も微力ながら署名したりはしましたが、テレビ放送どころかソフト化もネット配信もされていないのが現状なので辛いオブ辛い。日本で生まれたアニメの正統な続編なのに日本で放送されない。辛い。

 

いや見て?見てくださいこの画像。ダン・シュン・マルチョの1~4期の比較画像なんですけど。私が作ったんですけど。解像度低いのはごめんなさい。一番上から1~4期順番に並べたんですけど。この微妙だが確実な成長具合を見てくれ。

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凄い。流石大長森神。でも私はこの4期の彼らが動く姿を見る事が出来ない。なぜなら日本で放送されてないし、合法的な視聴手段もないから。

こんなにも4期が見たいのに。見たいと思っているのに。ただただ彼らの物語を、見る事が出来るところまで見たいだけなのに。

 

4期が見たい見たいと思い続けてもうすぐ5年になるんですかね。

正直もう半分諦めてますけど、それでもやっぱり諦めきれないです。

だって大好きなキャラクター達の成長した姿が見られてその上3期ですっきりしなかったところが4期ですっきりすると知ったらそりゃ4期見たくなるでしょう。

 

なぜ4期が日本で放送されず、3期で放送が終了したのか?ということについては、ちょっとだけ複雑な事情があります。

 

最初に説明するべきだった気がするのですが、爆丸はそもそも日本より欧米諸国でヒットした玩具なんですね。

爆丸」という玩具はそもそも日本の企業であるセガトイズと、カナダの企業であるスピンマスターが共同で開発したものになります。

で、日本と北米で同時に1期のアニメ放送されたはいいものの、日本での第1期放送開始時、日本では実際の玩具展開とのスケジュールが合わず、結果として北米の方でだけ大ヒットしました。

 

そして北米では1期放送終了から1年の間を置いて2期『ニューヴェストロイア』が放送開始され、順調に玩具を売り上げ、世界展開もしていったというわけです。それから日本は1年遅れて、日本での1期放送から2年の間を置いて2期が放送されました。

 

ただ、『ニューヴェストロイア』は日本からしてみれば2年前に放送されていたアニメの続編、という形になります。北米でも1期と2期の放送の間に1年間が開いているためか、『ニューヴェストロイア』は1期を見ずにいきなり見始めても大丈夫なようには作ってあります。それでも基本的に世界観もキャラクターも地続きなので、少しだけ新規層が参入しづらそうなところはあります。

 

そこで日本で日本の男児向けに展開されたのが、コロコロコミックで2010年に漫画版の連載が開始された『爆TECH! 爆丸』(2010年から2014年まで連載、全10巻)です。

 

『バトルブローラーズ』が爆丸をモチーフとしたファンタジーSF的なアニメになっているのに対し、『爆TECH!』ではファンタジー要素を交えつつも現実にかなり近い(※個人の感想です)競技としての爆丸が描かれています。『爆TECH!』も非常に面白いので、是非読んでいただきたいです。10巻しかないので新品でも全巻揃えるのに5kかかりません。大多数のソシャゲの10連ガシャよりちょっと高いくらいです。

 

で、過程は省略しますが、結果的に日本での爆丸の玩具展開は『爆TECH!』を中心としたものになっていきました。

そして、それが影響したからかどうかは分かりませんが、もしかしたら視聴率とか玩具の売り上げとかちょっと大きな声で言いづらい事情が関係していたのかもしれませんが、ぶっちゃけ関係してたんだろうなとは思いますが、結果的に日本での爆丸の展開は『爆TECH!』中心のものへと完全にシフトし、4期は放送することなく、3期で放送終了することになりました。

 

ちなみに3期の後番組はかの一部界隈で有名な『ズーブルズ!』です。

ズーブルズは爆丸の機構を女児向け玩具に応用したおもちゃで、爆丸同様にセガトイズとスピンマスターが共同開発しています。

www.tv-tokyo.co.jp

 

私ももういい年ですし、アニメ放送は決して慈善事業ではないということは分かっています。テレビアニメを作るのにもテレビで放送するのにも莫大なお金がかかるし、それを考えるとお金になる可能性が薄い4期が日本で放送されることはもうないんだろうな、とは思います。

でもそれはそれとして、やっぱり4期が見たいんです。だって、4期の映像は確実に完成しているんですよ?日本版音声のものも存在しているようなんです。ただ、日本で放送されていないだけなんです。それってなんだか、ファンとして悲しいし寂しいし、悔しいです。

 

来年4月で『バトルブローラーズ』10周年ですし、セガトイズさんが何かしてくれませんかね。おーいセガトイズーーーーー!おはリルーーーーーーーー!!『バトルブローラーズ』を4期も含めた全シリーズネット配信してーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

 

別に『バトルブローラーズ』の存在が忘れられているわけはないと思うんです。制作会社のトムス・エンタテインメントさんは2014年に杉並アニメーションミュージアムにて開催された企画展『トムス・エンタテインメント アニメと歩んだ50年展』で爆丸についての展示を用意してくれていましたし……台本とか実機とか設定資料とか……アンパンマン名探偵コナンルパン三世といった国民的作品に混じって……。トムス50周年だからネット配信してくれないかなとか思ってたら何もなかったですけど……。

 

ネット配信するためのお金が無いなら、今流行りのクラウドファウンディングで資金を募ってみてほしいとすら思います。お金なら出すよ……

 

そもそも日本で放送されたシリーズも現状では非常に視聴困難です。

1期から3期は一応1期と2期はセル・レンタル両方の円盤があって、3期はレンタル限定で円盤化されていますが、もう店頭に置いている店がほぼないです。セル版の円盤も高騰しているものが大多数。レンタル落ちはぎりぎりあったりする(小声)。

ネット配信もどこでもされていないので、身近に円盤を貸してくれる人がいない場合は、もうツタヤのネットレンタルサービス「ツタヤディスカス」でレンタルするか、もしくは国会図書館で館内視聴するくらいしか視聴手段がないです。

ちなみに国会図書館は18歳以上しか利用できないです。

 

ツタヤディスカス公式HP

movie-tsutaya.tsite.jp

 

国立国会図書館公式HP

国立国会図書館―National Diet Library

 

あにてれ公式HPを見て少しでも気になるキャラがいた人は是非ともツタヤディスカス国会図書館で『爆丸バトルブローラーズ』を見てください。

 

 

とりとめもなくつらつらと爆丸について書いてきましたが、あまり長くても良くないかと思うので、この辺りで終わりにしようと思います。

なおこの記事を書こうと思った最大の理由は、セガトイズさんかトムスさんがエゴサした時にこの記事がうっかり引っ掛かって『爆丸バトルブローラーズ』が好きな人間がまだここにいるということを知ってくれないかな、せめてネット配信の検討だけでもしてくれないかな、と思ったからです。SNSって便利ですね。

 

もちろん私は男児でも子供でもないので、爆丸の対象年齢ではありません。なので、爆丸がもう対象の子供達に向けて展開することはないからこれで終了する、と言われたら、もう何も言えません。

ただ私は、いい年になった今でも爆丸が好きだし、爆丸の公式にお金を払いたいと思っています。

スピンマスターがシリーズのリランチを計画している、という噂を以前海外サイトで見かけました。噂は噂ですが、爆丸がいつかまたおもちゃやさんの棚に戻って来ることを期待したいですし、そして4期をいつかきちんと見る事が出来ると信じたいと思っています。

玩具やアニメの対象年齢でもない私の意見に力があるとは正直思いませんが、もう応援する手段がほぼなくても、微力であっても爆丸を応援していきたいと、そう強く思っています。

 

爆丸バトルブローラーズ』を、どうかよろしくお願いします。

 

最後に、実機の爆丸とポップアウトした姿の写真でお別れです。ゲートカードはどこに保管しているのか思い出せなかったので、目の前にあった缶バッジでポップアウトさせました。こうして並べると3姉妹みたいで可愛いですね。フェニックス可愛い。一番好きな爆丸です。

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ここまで読んでくださってありがとうございました。