爆丸バトルブローラーズシリーズに未練を抱え続けたまま早10年弱
幻の4期(日本未放送)に未練を抱えて気が付いたら10年経とうとしています。
10月で10年になるんですかね。時の流れ怖い。
直近のバトルブローラーズ公式関係供給(?)はわしゃがなTVでした。
中村さんがバトルブローラーズのこと覚えててよかったです。
「爆丸バトルブローラーズ 4期」でググると割と上位にこのブログがヒットするらしく若干の申し訳なさもあります。
さて今日はどうしても報告したいことがあります。
ICYMI: Pop! Animation - Bakugan. Bring the Bakugan Battle Brawlers together for your collection, pre-order now! https://t.co/Jxfz9Wm4f6 #Funko #FunkoPop #Bakugan @OriginalFunko @SpinMaster pic.twitter.com/uaz8052cTm
— Bakugan (@bakugan) 2021年5月12日
令和の世に発売された爆丸バトルブローラーズの新作グッズが海の向こうから届きましたのでご報告させていただきます
— かわいるか (@k_iruka417) 2021年6月26日
サンキューFunko pic.twitter.com/JEtTDdbQvz
海の向こうで発売されたバトルブローラーズ1期の推しフィギュアが海の向こうから届きました。
いえーい。
SideM現場についてのエトセトラ - 6thライブ編
(最終更新:2021/06/30 新ユニット、新作アプリ、アソビプレミアム会員2次先行について追記 )
ついに発表されました、SideM6thライブ。
ツアーで全国3箇所を巡る、約2年ぶりとなる大型ライブイベントです。
3月のプロミや5月のドラミも楽しかったし私は見ながら感慨余って大泣きしてましたけどやはりライブは特別です。
さて、過去に3rd用・4th用に執筆したSideM現場についてのエトセトラをまとめた記事。
今回も6th用に作成しました。
過去1年にアイマス公式YouTubeチャンネルにて実施されたライブやイベントの無料配信で新規にPになった方も多いかと思います。
この記事は主にSideMの現場≒現地参戦予定者に向けて執筆しています。
6thは社会情勢の影響でレギュレーションや実施形態が従来と変わっています。
大きいところでは声出しNG、つまりコールもNGです。
この記事を書いている私(P歴約5年半)でも分からない部分を調べながら書いていたりします。
まず公式サイトにしっかり目を通して公式サイトの記載を第1にしつつ、こちらの記事は副読本のようにして読んでいただければと思います。 初めて現場参戦予定の方は予習に、SidedM現場もアイマス現場も慣れてるよ!という方は復習にも是非お役立てください。
それではまずは、軽く留意していただきたいことから。
SideM現場は基本的に「アイドルマスター」シリーズの現場にあたるので、現場の雰囲気や暗黙の了解、レギュレーションなどはほとんどが765AS、シンデレラガールズ、ミリオンライブ、シャイニーカラーズといった他の女の子アイドルが中心のアイマスと共通しています。
客層も男性多め(男女比4:6〜5:5)ですし、年齢層も子供から大人まで他の2次元コンテンツ系現場と比べればかなり広め。まさに老若男女が集う現場です。
他の男性アイドル・女性向け現場とはかなり勝手が異なる部分がある、何なら他のどのコンテンツの現場とも毛色が異なる部分が多々あることを予め了承しておくと、スムーズに現場に馴染めるかと思います。
当日までについて
チケットについて
当たり前ですが、まずチケットを取らないと現地にはいけません。
現在イベント公式サイトにて発表されているチケット販売スケジュールは下記となっています。
アソビストアプレミアム会員先行
↓
Web先行
↓
アソビストアプレミアム会員2次先行
↓
一般販売
今回はライブ発表から初日開催日まで3ヶ月しかない(いつもであれば半年近くに前に発表している)ためか、先行は3回しかありません。
初回発表時はアソビストアプレミアム会員先行・Web先行のみの発表でしたが、一般販売開始前にプレミアム会員2次先行が発表されました。
神戸、東京公演も開催は半年以上先ですが同様となることが予想されます。
チケットスケジュールは公式アカウントや公式サイトをよく見てチェックしておきましょう。
各販売方式について
アソビストアプレミアム会員先行
バンナムが運営する通販・動画配信サイト「アソビストア」のプレミアム会員限定の先行。
Web先行
従来と同様であればプレイガイド(アイマスライブなら基本e+)から申し込む先行。
アソビストアプレミアム会員2次先行
プレミアム会員先行同様に、アソビストアのプレミアム会員限定の先行。 支払いはクレジットカードのみであること、また公式サイトの
※演出及びステージの一部が見えにくい場合がございます。予めご了承のうえ、お申込みください。
との記載から、見切れ席販売に相当するものであると考えられます。
一般販売
基本先着。
ここでチケット取れる人は恐らく物凄く運がいい……と思いますが、社会情勢的に現地に足を運ぶ人が少なくなっているためか、従来と比べれば取りやすくなっている模様?(諸説あり)(私は知人が一般でプロミ2021のチケット取りました)
電子チケットについて
6thはプロミ2021と同様に電子チケット入場となります。
公式サイトにも記載がありますが、イープラスの提供する電子チケットサービス「スマチケ」を利用しています。
スマチケは
- 各個人が端末にインストールしているイープラスのスマートフォンアプリ
- そのアプリがインストールされている携帯端末の携帯電話番号
この2つと紐付いています。
なので「公演直前の携帯電話番号変更を伴う機種変更」などを行う可能性がある場合は十分に注意してください。
ライブ公式サイトに掲載されている注意事項に加えて、スマチケの公式ページも時間があれば見てみましましょう。
本人確認について
公式サイトに「ご本人確認をさせていただく場合がございます」と記載されているので、公式サイトで有効とされている身分証は必ず持って行きましょう。
有料生配信について
プロミ2021同様、アソビストアが提供する動画配信プラットフォーム「ASOBISTAGE(アソビステージ)」での配信になるかと思います。
利用するのにアプリのインストールは必要なく、アソビストアの会員登録をしていれば(無料会員でOKです)PCやスマートフォンのブラウザから閲覧可能です。配信チケットの購入はアソビストアにて行います。
公演開始時間直前に購入しようとするとサーバーが混み合っていて購入出来ない、なんてことも考えられますので、アソビストアへの登録や配信チケットの購入はなるべく早めに行いましょう。
配信視聴環境について
アソビステージはPCやスマートフォンを通して視聴するため、回線状況や端末のスペックによって視聴出来ない可能性があります。
事前にアソビステージのサイトにアクセスし、「視聴方法」にて視聴環境チェックを実施しましょう。
アソビステージはサービス自体が非常に新しく、機能の追加・改修が割と早いペースで行われている印象を受けます。
なのでプロミの時とは異なる形にかもしれませんが、プロミではアソビステージの機能を使ってこんな応援をしてました。
- バーチャルフラスタの観覧
- バーチャルペンライトによる応援
- プロミで「なんか色味が違うんだよな」と言われていたのはこれ。
- クリック連打による画面への花火の打ち上げ
あと(別コンテンツだけど)電音部のオンラインイベントではコメントにスタンプ(買い切り有料)が使えたりしました。
例年であればライブ開催と同時にライブビューイングの開催も発表されますが今回は発表がないため、社会情勢的に考えてもライビュは開催されないものと思っていいでしょう。
事前物販・直前販売について
アイマスライブはまず事前物販から始まると言っても過言ではありません。
事前物販は基本的にライブのチケットが確定する前に始まり、確定する前に終わるなんてこともあります。
事前物販は基本的に全商品受注販売、その後に開催される「直前販売」は在庫限りの販売となり、いずれもライブ1週間前を目安に発送されます。
6thは4thまでとは違い当日会場での物販の開催はない可能性があるので、事前物販で買い逃しがないよう、公式から発表のスケジュールにも気を付けましょう。
3月のプロミでは当日にオンライン物販を開催していましたが、通販なので当日にポチっても届くのは数日後です。 ライブ当日までに欲しいグッズがある場合は必ず事前物販や直前販売を利用しましょう。 なお、オンライン物販ではイベント限定CDが販売されることもあるので要チェックです。
ペンライト・光り物について
恐らくアイマスライブの他のアニメ系現場との一番の違いだと思われます。
アイマスライブは毎回、ペンライトについての詳しいレギュレーションを公開しています。
以下、6thのレギュレーションとなります。
過去のイベントで、お客様のものと見られるコンサートライトにより、実際に機材が破損した例がございました。
大型コンサートライトやレーザーポインター等、周りのお客様のご迷惑になる物もございましたので、ケミカルライトを含むコンサートライトのサイズ・仕様の規制をさせていただきます。
全てのお客様にライブを快適にお楽しみいただくために、ご理解、ご協力をお願いいたします。
また、指定のコンサートライト以外の使用は周囲のお客様へのご迷惑や怪我、トラブルの原因となりますので、持ち込み・使用は一切禁止とさせていただきます。指定のコンサートライト以外もののお持ち込みが確認された場合、回収させていただきますので、予めご了承ください。なお、返却はいたしませんので、ご注意ください。ご使用可能なコンサートライト
THE IDOLM@STER × TOWER RECORDS LED式ペンライト 星井美希タワー限定ver. (正規許諾品、ボタン電池使用・緑色)
7周年ライブ 公式うちわ&サインライト (弊社商品、LED式、ボタン電池使用・ピンク色)
アイドルマスター 公式サインライト(弊社商品、Ver.2含む、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター シンデレラガールズ 公式サインライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター ミリオンライブ! 公式サインライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター 公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター シンデレラガールズ 公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター ミリオンライブ! 公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター シャイニーカラーズ公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター SideM公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
市販のLED式コンサートライト(ボタン電池使用、25cm未満のものに限る)
市販のケミカルライト(25㎝未満のものに限る)ご使用いただけないコンサートライト
THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN公式コンサートライト
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Initial Mess@ge公式コンサートライト
バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル公式マルチカラーライト
電池式・非電池式を問わず、25㎝以上のコンサートライト
ボタン電池以外の電池式のコンサートライト(25cm未満のものも含む)
極端に明るさを上げる・点滅させる・複数のコンサートライトを組み合わせるなど、市販時の形状や性能を改造したコンサートライト
市販品ではなく、パーツをくみ上げて自作したコンサートライト
その他、スタッフが不適切と判断したコンサートライト
以上、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
6thライブ公式サイトより引用
さて、このレギュレーションがさり気ない初心者殺しでして、何が問題かというとアイマス現場ではキンブレが使えません。
具体的には「ボタン電池以外の電池式のコンサートライト」の部分がアウトです。
度を超えて長いコンサートライトや改造ペンライトを禁止するレギュレーションは他のコンテンツの現場でもありますが、わざわざコンサートライトの電池まで指定するレギュレーションは珍しいのではないでしょうか。
なぜここまでしっかりしたレギュレーションが設定されているかというと、「過去にアイマスのライブにて客席から飛んできた重いコンサートライトによってライブ用機材が破損したから」なんですね。
ライブに夢中になっていたらペンライトが手の中からすっぽ抜けて飛んでいってしまう、ということは有り得ない話ではありません。
この「重いコンサートライト」として最もポピュラーなものが「乾電池式のペンライト」です。
そして乾電池式ペンライトとして最も普及しているのが、キンブレなわけです。
他のアニメ・ゲーム系現場ではキンブレが一種のスタンダードとなっていますが、アイマスでは駄目です。
アイマスで駄目なので当然SideM現場でも駄目です。
ただキンブレもボタン電池式のモデルがあるので、キンブレでもボタン電池式なら可という事になります。
何はともあれ、乾電池式ペンライトしか持っていない人は公式レギュレーションに沿ったペンライトを新しく調達する必要があるわけです。
では何を買えばいいのか、というのは先人Pにより脈々と「アイマス現場に最適のペンライト」を語り継いでいます。
アイマスPご用達ペンライトは、これから紹介する4種が該当します。
公式ペンライト
イベント公式グッズとして販売されているペンライトです。
SideMは1ユニット1本での販売。
単色で1本1100円と少々お値段は張りますが、担当アイドルの色が正確に出せる・フィルムの印刷がライブ・ユニット毎の特別仕様といった特別感があるので、担当や推しの分くらいは買っておくと良いと思います。
他に特筆すべきポイントとして、複数本まとめて持つことを前提にグリップが設計されているので複数本持ちやすいです。
グリップは2種類付属しており、公式ペンラだとバルログしやすいファイターグリップが予め付いています。
LR44のボタン電池3個を使用。新しい電池でライブ1公演分は保ちます。
ミックスペンラPRO
正式なシリーズ名称は「MIX PENLa PLO」または「MIX PENLa PLO-Ⅲ」。
この2シリーズは発売時期が違いまして、黒いグリップのPLO-Ⅲのほうが新しいモデルになります。
ターンオン社から発売されているアイマスPご用達のボタン電池式多色LEDペンライトです。
現在発売されている最新モデルのPLO-Ⅲは
- RGBWYの5色LEDを使用した30色発光
- カラー発光順カスタマイズ機能(2種類保存可能)
- 30色モードとカスタムモード2種の切り替え可能
と非常に使い勝手がいいです。
標準モデルにあたるPLOはこんな感じの性能。
- RGBWYの5色LED24色発光
- カスタマイズは1種まで保存可能
- 24色モードとカスタムモードの切り替え可能
個人的にキンブレより軽いので扱いやすい。
腕力筋力に自信がない人はキンブレからこれに乗り換えるとライブや応援上映の後で腕にダメージが残りにくくなります。実体験です。
ミックスペンラPROは色のカスタム性と種類数はボタン電池式ペンライトでは随一です。
2年ほど前に他のボタン電池式ペンライトも店頭で触って比較したことがありますが、発色の良さと発光色の多さはミックスペンラが頭一つ抜けている印象がありました。
発光色やカスタマイズ機能はそのままに、ヘッド(光る筒の部分)がハートや星になっている商品もありますので、気になる方はターンオン社の公式サイトを見てみてください。
※公式サイトで購入する場合は乾電池を使用する他シリーズと間違えないよう注意してください。
他の現場に持ち込むにしてもこれ1本あれば必要な色はだいたい出せるので困りません。24〜30色もあれば大体の現場はなんとかなります。
ただしSideMでいうTHE 虎牙道の黒やLegendersのブルーグレーはLEDで出せる色ではないのでご注意を。(ミックスペンラで出せない色については後述します)
PRO、PRO-ⅢいずれもLR44のボタン電池6個を使用、新しい電池でライブ1公演分は保ちます。
キングブレードiLite
公式ペンライトの元になっている単色ペンライトです。
規格が全く同じなので、公式ペンライトと一緒に持ちやすいです。
画像以外の色も発売されており、必要最低限の色はほぼカバー出来るのですが、特筆しておきたいのは黒があるところ。
他の現場でも公式カラーが黒やグレーの人を応援するのに大変役立ちました。
公式ペンライトの6割ほどの値段で買えるので、担当カラーのペンライトをたくさん手に持ちたいけどお金が……という方は一考の価値有り。
1本につきLR44のボタン電池3個を使用。新しい電池でライブ1公演分は保ちます。
サイリウム(ケミカルライト)
パキッと折ると薬品の化学反応で光るやつです。
私はサイリウムにはあまり詳しくないので、詳しい種類などは調べていただければと思います。
先達のサイリウム研究の記事がたくさんヒットします。
ただし最近は「サイリウム」だけでググると健康食品の記事しか出て来ないので検索ワードには気を付けてください。
長所は安いところと、瞬間的な光量がボタン電池のペンラより強いところ。
短所は長くても1公演分、短いと2分程度しか発光が保たない使い捨てなところ。
光量が強い種類ほど光っている時間は短くなります。
現場はこの1回限りの予定という人はサイリウムを必要なカラー分だけ買う方が安く上がりますが、そうでない人の方がたぶん多いです。
担当が歌う1曲や大サビ〜ラストの間だけでも担当のカラーを強く主張したいという人は無理に電池式ペンラをたくさん買うよりサイリウムを使ったほうが良い場合があります。
色の種類も意外と沢山ありますが、袋から出してしまうと何色か全く分からなくなってしまうこともしばしば。
複数色のサイリウムを持ち込む場合は、それぞれの色に何かしら分かりやすい目印を付けておくと良いでしょう。
持つところに蓄光テープを貼って目印にしている人は見たことがあります。
サイリウムを安くまとめ買いしたい方はネット通販などで安く箱買い出来ます。
サイリウムの使用後の処分は行政の分別ルールに従うようにしましょう。
ライブ会場だとだいたいケミカルライト専用のごみ箱が用意されているので、そちらで捨てることが出来ます。
ただし、サイリウムは、会場によってはアイマス側のレギュレーションとは別に会場側の都合で使用禁止の場合があります。
こういった会場では事前に分かるようであればケミカルライトの持ち込み・使用は控えましょう。
ペンライトの色について
SideMではユニットカラーが公式に設定されており、ペンライトもユニット単位で販売されているのでほとんどの人がユニット曲ではそのユニットの色のペンライトを振ります。
ユニットカラーは公式ペンライトの色や、Mobageのゲーム内で確認する事が出来ます。
新ユニット「C.FIRST」についてペンライトは札幌公演事前販売の時点でペンライト・リングライトは販売されていませんが、公式PVや公式グッズなどに使用されている色からミントグリーンがユニットカラーではないかと思われます。
なお、神速一魂とTHE 虎牙道の場合はユニットカラーだけでなく個人カラーも一緒に振るのが定番化しています。(公式にて公開されているライブ映像を見ればすぐ分かります)
ソロ曲の場合、ユニットカラーと個人カラーのどちらか、もしくは両方を振ります。
個人カラーはリングライトの色味を参考にしてください。
ユニット合同曲は歌っているユニットのいずれか・または全部のカラーを振ります。
全体曲は自分の担当・推しユニットの色を振る人と手持ちのペンライトを持てるだけ持って振っている人のだいたいどちらかです。
まあ分からなくなったら周りの人が振っている色に合わせれば大丈夫です。
周りも何色振れば良いのか分かってなさそうだったらそれは完全初公開初披露の新曲のイントロが流れてきた時です。(前例がある)
普通のペンライトで出せない色は、他の色で代用することになります。THE 虎牙道は先述のようにメンバーカラーの青・赤・黄色/黄みの強いオレンジ、Legendersは青やミックスペンラのアイスブルーで代用している人が多いです。
リングライトについて
6thにてついに発売されます、個人カラーのリングライト。
SideMで個人カラーの光り物が発売されるのは史上初です。すごい。
サイズ感としては他のコンテンツなどでも発売されている物と同様だと思われます。
これは一例の別コンテンツで販売されていたリングライト。 SideM6thの公式通販ページに記載されている公式リングライトのサイズとほぼ同様の物です。
はめている位置によってはペンラを振っている時に落ちる恐れがなくはないですが、なるべく指の根元近くにはめておけばしっかり指にはまります。
バングルライトについて
中止になったプロミ2020や3月に開催されたプロミ2021にて販売された、光るブレスレット。
個人的にプロミ2021のバングルライトは成人女性(この記事を書いている人)の腕には大きめです。
イベント中落としたりしないよう気を付けましょう。
ボタン電池について
アイマスライブでペンラを使うなら重要になるやつです。
ボタン電池式ペンラは基本的にどのペンラも1公演につき1回替えた分しか保たないので、複数公演参戦する場合はまとめ買い必須となります。
ボタン電池は家電量販店でも購入可能ですが、ライブ1回切りですぐ交換する使い捨てならあまり電池そのものの品質を求める必要はありません。
私が利用しているのはネット通販での箱買いです。
こちらのSUNCOMのボタン電池は1シート100円以下という安価で大量に購入できるため、ライブによく行く人にはおすすめです。
恐らくネット通販最安値クラス。
秋葉原の電気街でも同様の値段で買えることがありますが、通販を使う人が圧倒的に多いかと思います。ボタン電池の調達はお早めに。
ボタン電池を持ち歩く場合は、安全を考えてシートに入れたままで持ち歩くようにしましょう。
ペンライトにボタン電池を入れっぱなしにしていると電池が膨張して破裂する危険性があります。
ペンライトを保存する時はボタン電池を必ず抜いて、ボタン電池は処分しましょう。
ボタン電池を処分する際はセロハンテープで絶縁した上で近くのホームセンター等に設置されているボタン電池回収ボックスに入れましょう。
店頭に出ていなくても店員さんに声を掛ければ普通に回収してくれます。
ペンラポーチについて
ペンライトを複数本持ち込む方は、ペンライト用のポーチを使用することをおすすめします。
勿論鞄に直投入でもいいのですが、ライブ中は場内が暗い上に曲の切り替わりも早い時はペンライトの出し入れであたふたしがち。
そうした中でペンライトを落としてなくしてしまう……という悲劇もないとは言えません。
ウエストポーチやショルダーポーチ、サコッシュなどにペンライトをまとめておくと紛失のリスクを減らすことが出来ます。
ペンラポーチはアニメイトなどでも多く販売されています。
自作するプロデューサーもいます。
また、本来ペンラポーチとして販売されていない市販品をペンラポーチとして愛用する人も(アイマスPに限らず)数多いので、調べてみるのも一興です。
私はWEGOのショルダーポーチをペンラポーチとして愛用しています。
ペンラポーチは商品によってサイズ感がかなり異なるので、特にネット通販で購入する場合はポーチのサイズを確認してから購入するように気を付けましょう。
(ちなみにある程度までの本数なら百均で売っているようなペットボトルホルダーでもペンラ収納として使えたりします)
プロデューサー名刺について
アイマス現場独特の文化として、「プロデューサー同士の名刺交換」があります。
自分の担当アイドルの魅力をアピールするためにプロデューサーが名刺を持ち寄り交換・交流する場面が、ライブ当日の会場前や会場内で多く見られます。
名刺のデザインは凝った物からシンプルな物まで。
自分でデザインする人も多いのですが、アイマス公式から名刺作成アプリ「PRODUCER GREETING KIT」(略してPグリ)がリリースされたことで名刺作成のハードルはグッと下がりました。
こちらの名刺もPグリで作成したものです。
ですが昨今の事情から、ライブ前に会場にたむろしたり手渡しで名刺交換するのはよろしくない……そこでアイマスが公式に開催しているのが「オンライン名刺交換会」です。
これはPグリのオンライン名刺交換機能を利用したもの。
アイマスのYouTube公式チャンネルにて、ライブ当日のお昼頃にYouTube Liveで開催されます。
詳しい開催日時はライブが近くなるとPグリ公式アカウントやアイマス公式アカウントからアナウンスがありますので、各自で確認しましょう。
Pグリは名刺作成機能を利用するだけでなく既存の名刺画像をそのまま取り込んでオンライン名刺交換に登録することも出来るので、この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
うちわや応援ボードについて
男性アイドル・女性向け系現場で使用する人が多い応援用のうちわ。
SideMも女性Pが多いため自作のものや公式グッズのうちわを使用する人は多いです。
常識の範囲内で、前説で山村くんの言う通りに使用すれば問題ないです。
宿泊・交通機関について
これはアイマスに限らずどの現場にも言えることですが、遠征でライブに2日間参戦する場合、宿の確保は重要になります。
だいたいのライブは土日開催なので、ライブ直前に予約しようとしてもホテルはどこも満室の可能性もあります。
例えばSideM3rd仙台だと同日に関ジャニのライブ開催、国立大入試日程と重なり宿の確保に苦労しました。
飛行機などの遠距離の交通機関も直前に予約しようとしても安い便や乗ろうとしていた便は満席、という事もあるのでご注意を。
便や部屋はチケットが確定する前から早い内に確保しておくに越したことはありません。
ただし特にこのご時世、キャンセル料がいつから発生するかはしっかり確認しておきましょう。
また、遠征勢だけでなく来場する人全員に事前に気にしておいて欲しい事。
- 自分が普段利用する交通系ICカードが来場に利用する路線で利用出来るかどうか
- 交通系ICカードの残高は残っているかどうか。
- 会場最寄り駅から会場まで何事もなく行き来できるかどうか。
- 時間に余裕を持った移動が出来るかどうか。
- 会場周辺、及び最寄り駅周辺に飲食店はあるか
- 会場周辺、及び最寄り駅周辺にコンビニはあるか
- 車で来場する場合、会場施設の駐車場が使えるかどうか
北海道公演の現地情報については、各自で調べる他にこちらも参考にしてみてください。
荷物に入れておくと便利なものについて
この項目は私個人の意見です。
ライブ用耳栓
ライブ用耳栓は、ライブで用いられるスピーカーの莫大な音量から耳を守るための耳栓です。
音圧をシャットアウトしつつライブの音楽はしっかり聞こえるようにしてくれます。
Amazonで安いものだと2000円程度で販売されているので、耳のための保健と思って一つ持っておくといざという時に重宝します。
楽器店に置いてあることもあります。私は3rd幕張初日当日にライブ用耳栓忘れて慌てて近くのイオンモールの島村楽器で現地調達しました。
メガネ
特に遠征するメガネ常用者、あるいはコンタクト装備者は替えのメガネ一個は持っておいた方が良いです。
自分の手荷物が全部入る程度のでっかい袋
百均で買えます。
公演中に荷物をひとまとめにして座席の下に入れておくと退場時あまり慌てなくて済みます。防犯にもなります。
モバイルバッテリー
現地に来場するPはスマホにCOCOA(新型コロナ接触確認アプリ)をインストールするかと思います。
このCOCOA、Bluetoothを利用して接触確認を行っているため、使用するには常時Bluetoothをオンにしておく必要があるのですが、これが地味に電池を食う。
6th現地は電子チケットですし、いざという時充電切れ……となっては大変です。
モバイルバッテリーは鞄に入れておきましょう。
体力
ここ1年ちょっとで体力ガタ落ちした人多いんじゃないですか?
私は現場がない・通勤電車に乗ってないなどで外に出歩く機会が激減した上に日常的に運動する習慣が元々全くない人間だったために体力ガタガタになりました。
今はラジオ体操と週末の散歩でなんとか体力を取り戻そうとしています。
配信勢はともかく、現地勢に体力は必須。 ライブ当日までに、ライブを乗り切るだけの体力は付けておきましょう。
予習について
未披露曲の予習
4th以降発売されたCDが普通に多いので、ライブ(プロミを含む)で未披露の曲を軽くまとめました。
本当に多いのでここでは一部を除き曲名は出しません。
また、「フル未披露」「フルメンバー未披露」「Jupiterの961プロ時代の曲」「ブランド合同曲」も一部を除きここでは対象外としました(一部については後述)。
ユニット曲
- DIVE to GRAVITATION(Jupiter)
- THE IDOLM@STER SideM Episode of Jupiter 初回限定版同梱CD収録
- 5th Anniversary Disc01〜03収録ユニット曲
- 全ユニット各1曲、計15曲。
- NEW STAGE EPISODE: 01〜15収録ユニット曲
- 全ユニット各1曲、計15曲。
ソロ曲
- 全ユニット各1曲、計15曲。
- HAPPY×HAPPYミーティング(天ヶ瀬冬馬)
- BACK FLIP☆EMOTION(御手洗翔太)
ユニット合同・越境曲
- 315 Steelo!
- TVアニメ版Blu-ray7巻初回版同梱CD収録
- WORLD TRE@SURE 09〜13収録曲
- ロシア・タイ・インド・イギリス・日本が該当、全5曲。
- 5th Anniversary Disc01〜03収録ユニット合同曲
- 全3曲。
こんな感じで、SideM単独名義の完全な未披露曲だけでも43曲と非常に多いですが、今回はツアー。
公演と公演の間に期間もあるので、予習の時間はかなり多めに取れます。
とりあえず予習したい時は、各公演の出演者的に披露されそうな曲から聞いてみましょう。
新ユニット「C.FIRST」の楽曲
新アプリ「GROWING STARS」の詳細発表と同時に発表された新ユニット・C.FIRST。
キャストも発表されていますが、現在のところライブへの出演は発表されていません。
しかし何が起こるか分からないのがライブ。
一応、念のため、百万が一、くらいの気持ちで予習しておくことは可能です。
公式からC.FIRSTのユニット曲「We're the one」のゲームサイズが発表されているため、楽曲を予習するならまずはここから。
ユニットPVで聞けなかったAメロ・Bメロ歌詞も聞けちゃいます。
まだ聞いていない、という方は是非聞いてみてください。
かっこいいので。
また、この他に予習対象として触れておきたい曲がこちら。
その他
- PRIDE STAR
- なんどでも笑おう
- 恋をはじめよう
今回のライブは声出しNG、つまりコールNGとなるため、コールのための予習はとりあえず必要ありません。
ですが曲をある程度頭に入れておくとペンライトの色で焦ることも少なくなります。
ちなみに私のおすすめはもふもふえんの「はんどめいど・きみはーと!」です。
ライブの雰囲気の予習
今回が完全に始めてのSideMイベント、特に初のイベントで初現地という人は、事前にライブの雰囲気を知っておきたいかもしれません。
そこで是非見てもらいたい、過去のSideMのライブを。
SideMはライブを含む大きなイベントであればほぼ円盤化されています。
結構沢山のイベントの円盤があるのですが、まず初心者の方には「1st」〜「4th」を冠した「周年ライブ」がおすすめです。
SideMの周年ライブは全て円盤が発売されており、一時期入手困難であった1stや2ndの円盤も複数回の再販がかかり、現状では初回版以外であればAmazonなどでも比較的容易に入手可能です。(2021年5月末現在)
ですが、円盤は高い。Blu-rayだしそれはそう。
興味はあるけどまだよく知らないコンテンツにいきなり自腹で何千円(物によっては万以上)出すのはまあまあハードルが高い。
そこでおすすめしたいのが、公式から公開されているライブのダイジェスト映像です。
こちらは現状で最新の周年ライブ・4thのダイジェスト映像になります。
ダイジェスト1本につき10分程度なので気軽に見ることが出来ます。
COCOA(新型コロナ接触確認アプリ)のインストールについて
ライブ公式サイトにインストールするようお願いが記載されています。
まだインストールしていない方は、なるべく早くインストールするようにしましょう。
当日までの健康管理について
とにかく感染対策を徹底しましょう。
私は専門家や医療関係者ではないのでこれくらいしか言えませんが、とにかく日常での感染対策を徹底しましょう。
それが出演者やスタッフ、SideMというコンテンツ、そして共にライブを楽しむプロデューサー達を守ることにも繋がります。
ライブ当日までにフォロー・通知設定しておくと便利な公式Twitterアカウント
キャストや関係者のTwitterアカウントについては挙げていくと切りが無くなるのでここではSideM周りの公式アカウントのみ紹介します。
アイドルマスター公式
アイマス全ブランドに関する告知を行っている。
チケット販売日程周りや物販スケジュールなど、ライブに関するありとあらゆる情報は基本的にここからアナウンスされる。
また、ライブ当日になるとアソビステージのエントランスページのオープンや開演時間のお知らせをしてくれる。
公演に関する重要事項のアナウンスも行うため、ライブ1〜2週間前くらいからフォローしておいてもいいかも。
公演終了後に出演者の集合写真を公式ブログに掲載するので要チェック。
アイドルマスターSideM Lantis公式
ライブ周りでは物販(特に限定CD)に関するアナウンスやアイマス公式アカウント同様に公演に関するアナウンスを担当。
現地物販が開催されていた頃は物販状況のアナウンスも行っていた。
アイドルマスターSideM 公式
ゲームの公式アカウント。
ライブが近くなるとゲーム内で施策を実施することが多いのだが、それらの告知をゲーム内よりTwitterアカウントで先に実施することがある。
ライブ前キャンペーンではライブ期間しか買えない名刺用スタンプ付きアイテムパックを販売した事がある他、ライブ後に限定ガシャを実施することも多々。
アイドルマスター SideM GROWING STARS公式
新作アプリ「GROWING STARS」の公式アカウント。
サービス開始前だが、毎日アイドルの4コマを投稿している。かわいい。
アイドルマスターチャンネル
アイマス公式YouTubeチャンネルのTwitterアカウント。
ライブ前のオンライン名刺交換会やライブ後の感想会といった生配信を行っている。
ライブのチケット販売期間に過去のライブの無料配信を実施することもある。
ブランド・CD販売年ごとに試聴動画をまとめた再生リストを作成しており、そちらが予習に地味に便利。
今回であればSideMの2020・2021の再生リストが予習の主な対象。
当日について
コールについて
言うまでもないかと思いますが、今回のライブはコールNGです。
当日の服装・水分補給について
最近のアイマスライブは休憩がありません。
休憩なしで2.5~4時間近いライブがMCは挟みつつも続きます。
SideMも例外ではなく、3rdライブ初日は4時間以上、3rdの他の公演や4thは3時間半強の公演がいずれも休憩時間一切無しで敢行されました。
最前席でもない限り座って見れるのは基本的にMCと告知タイムの時だけです。(ただし社会情勢的にスタンディングNGになる可能性がないわけではないので、公式からのお知らせは確認しましょう)
6thは声出しNGのためコールをする時ほど体力の消耗はない……と思うのですが、それでも立ってずっとペンライト振ってると普通に疲れます。
服装や持ち込む飲み物(ペットボトルのみ可)は開催時期や自分の体力と相談してよく考えることが重要になります。
水は多すぎると思うくらい持ち込んだ方がいい、と個人的には思います。汗もかくのでスポーツドリンクや麦茶も水と一緒に持って行くと良いでしょう。
ただ夏場だと麦茶は傷むのが早いので要注意です。
お腹の弱い人は麦茶ではなくスポーツドリンクを用意するのも良いかもしれません。
そして汗をかくので、服装も極力動きやすい・熱がこもらない・体温調節がしやすいものがおすすめです。
冬に東北地方で開催の3rd仙台ですら初日にステージ側で演出として本物の炎が燃えてて前方の席がめっちゃ暑くなったりとか、2日目はあまりに場内が暑くなってクライマックスで急に冷房が掛かり始めたとかありましたからね。4thも演出で両日火が出ましたが現地めっちゃ暑かったです。
勿論、ライブ途中で体調を崩したら近くのスタッフさんに声を掛けたり自分で一度抜けて休憩する勇気も必要です。
交通機関・入場時間について
今回のライブはチケットによって入場時間が指定されます。
入場時間に合わせて来場出来るよう、交通機関の時刻表はよく確認しておきましょう。
ライブ中のスマホや携帯電話の電源について
公演中は絶対に切ってください。
ただし今回はCOCOAがあるので開始直前までは切らない方が良いかと思います。
でも公演中は切りましょう。
アイマスイベント恒例の流れについて
SideMはアイマスの1コンテンツであるため、他のアイマスコンテンツのイベント恒例の流れを組んでいます。
以下、代表的な物だけ紹介します。
提供読み上げ
ライブ開演前、場内が暗くなって協賛各社がモニターに映し出されます。
その時に提供各社の名前を皆で声を出して読み上げるのがお馴染みの流れです。
……が、今回は声出しNGのため、必要なのは拍手です。
協賛ロゴが映ったら全力で拍手しましょう。
配信勢はコメントで全力で叫びましょう。
(画像はバンダイホビーサイトより)
オレンジのおじさん
アイマスの生放送に時々登場するオレンジのポロシャツを着たおじさん。
アイドルマスター総合P・坂上陽三氏、愛称を「ガミP」 または「変態おじさん」 です。めちゃめちゃ偉い人です。
詳しくは1stと2ndのライブBlu-rayを見て欲しいのですが、ライブのアンコール前にこのおじさんが出て来ると客席のプロデューサー達が一斉にウルトラオレンジ(UO)を折ります。ドラスタ曲や個人カラーがオレンジ系アイドルのソロ以外でのUO使用が敬遠されがちなSideM現場ですがこの時ばかりは躊躇い無く折ります。
そして平時では一斉に「変態」コールが起きます。
何故こういう風習(?)が生まれたのかは調べれば分かるので割愛するとして、今回はコールNGなのでもし登場したら拍手とオレンジで歓迎しましょう。
いずれのブランドでもある程度ライブの回数を重ねると直接登壇しない事が多い方ですが、坂上Pが出て来るとだいたい凄い発表があります。
「アイマスですよ、アイマス!」コール
ライブの最後の最後、その日のセンターのアイドル役の演者さんからの音頭に合わせて皆でやります。
基本的な流れはこんな感じ。
演者「これからも、アイマスですよ!」
皆「アイマスー!」
これを言うのは主に天道輝役の仲村宗悟さんですが、GREETING TOURや3rd、4thではMCが公演毎に変わった為、仲村さんがいる公演であってもその日の公演でMCを務めたアイドル役の方がアイマスですよコールを担当しました。
6th現地は声出しNGなので、全力で拍手しながら心で叫んだりペンライトを常識の範囲内で回したりしましょう。
配信勢はコメントで叫びましょう。
「アイマス最高!」コール
完全に演者さんが捌け切り、場内が明るくなると客席側から自発的にやるコールです。もちろん強制ではありません。
基本的なリズムはこうです。
「アイマス最高!」
パパンパパンパン(手拍子)
「アイマス最高!」
パパンパパンパン
「アイマス最高!」
パパンパパンパン
(拍手、歓声)
拍手が起こったらアイマス最高コールは終わって拍手、「お疲れ様でしたー!」などのあちこちから声が上がります。
基本的にアイマス最高3、4回で1セット。
アイマス最高コールはコールというより終礼の挨拶みたいなもので、私はやらないと何となく落ち着かないので毎回最後に拍手が起きるまで席にいるようにしています。
プロミ2021の時は声出しNGでしたが、サイレントアイマス315コールを現地勢がやっていたのが印象的でした。
手拍子部分も綺麗に揃っていました。
強制ではないのでやらなくても全然大丈夫。貴方の帰りの足の方が大事です。
最後に
以上、SidedM現場について色々と書き綴って参りました。
6thはSideMにとって2年ぶりとなる大型周年ライブです。
開催を心待ちにしていた人も多いでしょう。
また、自粛期間中にSideMに出会ってライブに行きたいと思い続けていた人もいるでしょう。
ライブを待ち望んでいたのはプロデューサーやファンだけではありません、SideMを運営しているスタッフやアイドル、アイドルの声を担当しているキャストといった関係者の皆さんにとっても念願の久しぶりの周年ライブです。
色んな人が現地に、配信会場に集まると思います。
そんな6thライブに参加した人達皆が気持ち良く楽しめるよう、この記事が一助となれば幸いです。
おまけ・各公演開催都市のおすすめスポット
折角なので記事作者のおすすめ観光スポットを雑に紹介します。
北海道(札幌)・新千歳空港
「北海道グルメ、短い時間の中で何を食べようか迷うな。……全部食べるか」を実現してくれる札幌の玄関にしてぶっ壊れ性能スポット。フルーツもお菓子も乳製品も海産物も肉も買える。
お土産もグルメも大充実していますが、新千歳は札幌中心部からちょっと遠い(バスで30分〜1時間)ので要注意です。
ちなみに私のおすすめはジェラート店「MILKISSIMO(ミルキッシモ)」です。全国にも何店舗かありますがここはめっっっっっちゃ美味しいです。
神戸・神戸港クルーズ
先にも紹介しましたが本当におすすめ。
60分〜90分程度で神戸港をぐるっと巡ります。
海、色んな作品の聖地、造船所と見どころが多くめっちゃ楽しいです。晴れると最高。
東京・アニメイト新宿ハルク
SideMへの愛がとにかくすごいことで有名なアニメイト新宿店。
私は新宿ハルクへの移転後はまだ一度も足を運んでいないのですが、移転してからもその愛は変わらずなことがTwitterアカウントから伝わってきます。
東京公演の会場である代々木第一体育館からもそう遠くないのでライブ前のリウム調達にもいかがでしょうか。
あと同じ建物にビックカメラが入っているのでいざという時に便利です。
生まれて初めて本を作ったらイベントが延期になった話
この話をしようと思い続けて気が付いたら半年以上経過していた。
↓この記事内で軽く触れている。
k-iruka417.hatenablog.com
気が付いたら12月、今年もあと2週間も残ってない。
複数ジャンル掛け持ち型現場厨が干からびる恐ろしい年であった。
さて、私は色んなコンテンツを反復横飛びするタイプのオタクなのだが、そんな中10年以上続けている趣味がある。それが二次創作小説の執筆だ。中学生くらいのうちは友達の間だけで読み回していたが、pixivに小説投稿機能が実装されたことをきっかけにインターネットに自分が書いた文章を投稿するようになった。
ジャンルは変えたりしながらも、細々と刺さる人にだけ刺さればよろしの精神でインターネット文字書きマンを続けていた。
そんな私が2020年、ついに生まれて初めて自分の本を出した。
だがその本を頒布予定だったイベントは昨今の社会情勢で延期になった。そして延期先のイベントを私は欠席したので私個人の体感としてはほぼイベント中止である。
この記事はそんな話の一部始終の覚書だ。
2019年10月 本を出したいと漠然と思い始める。
詳細は省くが、私は2019年の8月に「このCPで本出したい……」と思うようなCPを見出した。ここでは仮にABとする。運用している個人サイトにその作品を書き散らし、ツイッターで呟き続けた。
だがこの記事でも述べているが、個人サイトというのは訪問者数が非常に少ないのである。
k-iruka417.hatenablog.com
ツイッターのリンクから個人サイトを見に来てくれる人はいるのだが、ABは2人ともキャラ自体がその年に世に出た事もあってまだまだ新興CP(造語)であった。
「ABが刺さっている人に少しでも作品の選択肢を増やしたい」「可能であれば私の作品が誰かに刺さってABを好きになってほしい」「枯れ木も山の賑わい」という欲求を満たすにははっきり言って個人サイトでは足りないのである。これは個人サイトを始めた頃の私が「新しいCPや新しいジャンルにハマる」ことを全く想定していなかったが故の落とし穴とも言える。
そこで私はpixivの再開とかそういう比較的お手軽な段階をすっ飛ばして、思った。
「本作ろうかな」、と。
2019年11月上旬 サークル参加を決意する
10月の下旬、私のこの何気ないツイートが爆発的にバズってしまった。
このツイートをした時私は明確にABのAを念頭に置いていた。ABの名前は出していないのだが、それでもバズってしまったのでちょっと焦った。(引用RTで色んな人が色んなCP色んなキャラに同じような心境を抱いている事が分かったのは正直面白かったし気持ちは分かる……と思いながら通知を眺めたキャラもいた)
焦った私は、これはもう本を出すしか無いのでは?と思い。
そして、赤ブーブー社の4月のイベントにサークル参加を申し込んだ。もちろんABで。
それと同時に、本の作り方についてのリサーチを始めた。
原稿の作り方や印刷所の選び方など、知るべきことは多かった。
2019年11月下旬〜12月 本格的に原稿作業に取り掛かる
小説同人誌は、本文さえあれば後はどうにでもなる。
半月ほどリサーチに使った結果広大なネットがそう教えてくれた。なので、私は印刷所の選択やWebから再録する作品の選定と同時並行で原稿に掲載する書き下ろし作品の執筆に取り掛かることにした。とにかく本文が無いことには何も出せない。
私は基本的に遅筆な上に一度に書ける文字数が少ないので、出す本はWeb再録と書き下ろしを混ぜた短編集にしようとサークル申込の段階で決めた。
再録作品も加筆修正を行うことにした。個人サイトの頃に読んでいてくださった方もいるので、どうせ再録するならサイトと全く同じ文章というのも味気ない気がしたのだ。
ちなみに12月にFGOで第5章前編の配信が始まったのでその時は原稿の作業はちょっと止まっていた。
2020年1月〜2月 印刷所を確定、本文以外のデータ作成に着手
原稿を進めつつ、実際に本を出すための準備に本格的に取り掛かり始めた時期。
発行部数・予算などを鑑みて、私は初めての同人誌を「ちょ古っ都製本工房」さんで刷ることに決めた。ここは他の印刷所に比べて締め切りが早いのだが、少部数発行に対応している印刷所の中では一番安い。
www.chokotto.jp
私の場合、4月中旬のイベントに参加するあたってイベント1週間前に自宅に本が届くよう注文した。納期は10営業日コース、最も安いコースだが締切は3月下旬に差し掛かる頃とかなり早い。私はお金のために己の余裕を犠牲にすることに決めた。
表紙のデータ作成もこの時期に始めた。絵は描けないが外出先で事あるごとにスマホで写真を撮っているので素材には困らなかったのが幸いした。(本当は表紙用に新しく写真を撮りたかったのだが、2月中旬頃から外出が難しくなり始めたため昔撮った写真を使うことにした)
ちなみに1月にこんなことを言っているのだが、
ここで言っている3月の土日の予定はお察しの通り全滅したので私はその土日を使って死んだ目で原稿のラストスパートをやっていた。
2020年3月中旬その1 スペース番号が発行
楽しみにしていたイベントが軒並み中止になり楽しみにしていた劇場版の公開は延期になりと恐らくこの頃の私は完全に目が死んでいたのだが、スペース番号が発行されたことでどうにか今後に楽しみを見出すことに成功した。
あまりこのジャンルの人とは交流していないのだが、やはり同じCPで本を出す人がいることが嬉しかったし、現ジャンル以前から別ジャンルで繋がってそこそこ長く相互フォロワーの方が同じイベントの比較的近いスペースに配置されていることが分かって嬉しかったりもした。
こうして私は原稿のラストスパートへとモチベーションを高めていった。
2020年3月中旬その2 入稿する
締切の数日前に入稿した。我ながら優等生である。
2020年3月下旬その1 入稿の1週間後にイベントが延期になる
これについてはこれ↑が全てである。
新刊の頒布はとりあえず延期先の日程を見て判断することにした。この時は4月中開催予定で延期、というアナウンスが最初に出ていたのだ。
2020年3月下旬その2 通販での頒布を決定する
イベント主催者から4月中の開催を延期、と正式にアナウンスが出た。
そして私は、イベントの開催を待たずに、初めての同人誌を通販で頒布することに決めた。
2020年4月上旬 初めての同人誌が家に届く
嬉しすぎたので届いたその日の夜は自分の同人誌と同じ布団で寝た。
2020年4月中旬 同人誌の自家通販を開始する
Boothに店舗を開設し、本来のイベント開催日から自家通販を始めた。
幸いにも何人かの方に手に取って貰えたし、当時pixivでほとんど活動していなかった(本文サンプルは流石に支部にも掲載した)にも関わらず興味を持ってくださる方がいることが本当に嬉しかった。
感想もいくつか届いて(本当にありがとうございます)、金銭と引き換えてまで自分の本を欲しいと思ってくださる人がいることや感想まで届けてくれる人がいることがあまりにも有り難かったので、なるほど同人誌を出す醍醐味とはこのようなものか、と思った。
これで最初がイベント頒布だったら私の感じ方はもう少し違ったのだろうか。そんな未来はなかったのでもはや預かり知らぬことだ。
その後
さてその後、イベントの延期先日程は2020年の8月となった。
だが私はそのイベントは欠席することにした。家族と一緒に住んでいて私以外の全員が外に働きに出ている(私は自宅で仕事をしている)都合、不特定多数の人と接触するリスクのあるイベントに参加するのは、いくら感染症対策をしたとしてもどうしても不安があったからだ。
振替用のコードは発行したが、これをいつ使うことになるのかは現在未定。
イベントに参加しないというのは私の選択だが、それでも同人誌を出すならリアルのイベントに参加したかったという未練はどうしても残っている。せめて自ジャンルのオンリーをやっている間くらいはちゃんとリアルのイベントに参加したいと思っているが、そんな日がいつ来るのかは分からない。
今年は楽しいことが無いではなかった、というか1月は普通に現場に足を運んだり現場のために遠征したり出来て普通にとても楽しかったのだが、2月以降何かが崩れていって総合して割ととんでもない1年になってしまった。3月から公開を延期されていた映画達は本当に最高だったし新しい作品に手を出す積極性が戻ってきたお陰で素晴らしい作品にも出会えたが、楽しみにしていた現場の多くがなくなって行きたい場所にはほとんど行けなかった。
それでも推しCPについて考えて考えてそれを小説にして本を作る為の時間は一際楽しかったと言っていいと思う。
小説を書いてインターネットの海に流しているだけの時は得られなかった充足感が、完成した本を手に取った時間違いなくあった。二次創作はあくまで自分のためにやる物だと私は常々思っているが、同人誌とはその究極形態なのかもしれない。だって本を作るのは本当にめんどくさい。とにかくやる事が多くて、自分のためと言い聞かせなければぶっちゃけやってられない。こんなにめんどくさいのに同人誌を作るのをやめられない人が多いのは、本を完成させて自分の手元に届いた時のあの全ての苦労をぶっ飛ばして余りある圧倒的に満ち足りた感覚のためなのかもしれない。
リアルのイベントに参加出来るかは分からないが、またきちんとした形で印刷所にお願いして本を作りたい、そう思っている。
自粛期間中のジャンル新規開拓と激突大事故の話
タイトルがこの記事の中身の9割。
さて、3月頃に私はこんな記事を書いた。
k-iruka417.hatenablog.com
3月の予定が全て消し飛んだ故の記事なので我ながら相当鬱屈している。この記事内で楽しみにしていた夏の予定(リアイベとしてのウルフェス、SideM5th、FGOフェス)は全て消し飛んだ。だがどうにかこうにかなって現在は在宅勤務の権利を手に入れて4月から今に至るまで自宅で仕事をしている。
自宅で仕事をしていると、通勤時間が浮くし土日もやる事がない外に出るわけにもいかないしで時間が余る。めっちゃ余る。
なので私は新規開拓に手を出した。その結果、一つのジャンルに激突してしまった。
「蒼穹のファフナー」である。
※以下、この記事は蒼穹のファフナーシリーズ最新話までのネタバレを含みます。
続きを読む複数ジャンル掛け持ちオタクと2020年3月
突然だが、2020年2月半ばに私の手帳に記載されていた2020年3月の外出予定を見て欲しい。
3/3〜 ナショナル・ギャラリー展@国立西洋美術館
3/6 劇場版ウルトラマンタイガ公開日
3/6 SideMプロミ2020前日物販
3/7 SideMプロミ2020Day1(ライビュ)
3/8 SideMプロミ2020Day2(ライビュ)
3/21〜4/5 ウルトラヒーローズEXPOニュージェネレーションワールドinソラマチ
3/21、22 AnimeJapan
3/28 劇場版Fate/stay night [Heaven's_Feel]最終章公開日
3/28 ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE横浜公演(THE LIVE千秋楽)
そして3月末日現在、これらの予定がどうなったかというと。
3/3〜 ナショナル・ギャラリー展@国立西洋美術館、開幕延期
3/6 劇場版ウルトラマンタイガ、公開延期(延期先未定)
3/6 SideMプロミ2020前日物販、中止
3/7 SideMプロミ2020Day1、公演中止
3/8 SideMプロミ2020Day2、公演中止
3/21〜4/5 ウルトラヒーローズEXPOニュージェネレーションワールドinソラマチ、開催中止
3/21、22 AnimeJapan、開催中止
3/28 劇場版Fate/stay night [Heaven's_Feel]最終章、4/25に公開延期
3/28 ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE横浜公演(THE LIVE千秋楽)、公演中止
事実上の全滅である。
映像見る体力減ってるな〜やべ〜などとブログを使ってまで宣っていた昨年の今頃が最早懐かしい。それどころじゃねえぞ一年後のお前。
k-iruka417.hatenablog.com
このブログの記事の一貫性の無さから分かるように、私はそれなりに多くのコンテンツに手を出しているオタクである。
基本的に好きなコンテンツが沢山あると人生は楽しいのだ。何しろ好きな物が多いので常に何かしらの好きな物からコンスタントに供給がある。
それは別に現場があろうと無かろうと同じである。現場は無いがコラボカフェがあるとか、推しの新規絵が出たとか、推しの新曲とか、推しのラジオとか、コミカライズで推しが輝いているとか、推しのプレイアブル実装とか、推し上位イベントとか、推しメイン回があるとか、そういうのを複数のコンテンツで積み重ねて、複数ジャンル掛け持ちオタクは楽しく生きている。
だが、現場や劇場版公開というのはやはり格別なのだ。
チケットを取って席番と会場の座席表を見比べ、稽古やリハや別日の公演についてのキャストさんのSNS更新を見て、見に行くつもりの映画館の上映スケジュール更新がないか毎日のように確認し、スタッフさんキャストさんの試写を見てきた報告にわくわくし、そうやって楽しみを積み重ねるのである。それがだいたい一ヶ月くらい続いているし、イベント開催・公開日発表のタイミングによっては公開日や公演当日の半年〜三ヶ月以上前からその日を楽しみに待っている。場合によっては公開日に初回を劇場で見てそこから別のイベントの現場に行く、つまり梯子を楽しみにしたりするのである。
だが今回、それがまとめて綺麗に全部吹き飛んだのである。毎週のように何らかの楽しみがあったはずの三月の予定の数々は虚無と化した。
最近はストレスのせいか大きい音を聞くと目眩やら吐き気やらが込み上げるようになった。酷い時は空調のゴーっという音だけで吐きそうになる。
元から聴覚が敏感なので大きい音は苦手なのだが今回のは流石にひどいとお医者さんに診てもらったら原因は恐らくストレスなのでストレスと大きい音避けて生活してくださいと言われた。
大きい音はまあ耳栓とイヤーマフさえあればなんとかなるのだ。
ストレスの元凶はどう考えてもイベント軒並み中止延期、そして出勤という行為そのものだ。だが社畜に人権は無いので在宅勤務という選択肢すら与えられていないのである。人権が欲しい。人権があれば多分耳の問題は解決する。
もしくは非課税の現金が5000兆円欲しい。それだけあれば人権と健康と安全が金で買える。
だが悲しいかな現実の私の手元には人権も現金5000兆円もない。
なのでどうにか自分で自分を生かす為に日頃の楽しみにプラスしてフィギュアーツを4体買ったりぬいぐるみを2体買ったり無人島の開拓に精を出したりFGOコミカライズの推しが最高な回を一から全部読み返したりギリギリまで絞った音量のスマホやテレビでHuluやアマプラで好きな話を無限再生したりアニサマのSideMとウルトラマンの所をひたすら再生したりするのである。
勤務先にも社会にも国にも住んでる自治体にも現実全般にも何もかもとにかくムカついているというのが現状だったりするのだが、とにかく今は自分で自分を延命する為に落ち着く事を心掛けている。実行出来ているわけではない。実行出来てたら多分この記事は書いてない。
それでも生きていくしかないのだ。夏になれば私にはウルフェスにSideM5thにFGOフェスがある。
あくまで「予定」だがFGOフェスのチケットはもう取ってある。SideM5thのチケットスケジュールがなかなか発表されない事や例年なら新番組発表より先に発表になる筈のウルフェス開催が発表されずに新番組の発表があったのが怖くて仕方ないのだが、とにかく今は
私に出来る事をして生きていくしかない。
一先ず今は、毎年恒例のSideMの全力投球発狂エイプリルフールを楽しみにする事にしている。SideMのエイプリルフールがあれば向こう2ヶ月は笑っていられる気がする。何が来るかまるで分からないが元気になれる事だけは分かるという信頼はある。
あとは劇場版タイガ公開前特番の本編シーンでしれっと出ていた霧崎に飛び蹴りするヒカルさんのインパクトが強烈すぎてそのシーンを思い出すだけであまりない食欲が湧いてくるレベルなので延期にもそう悲観的にならず公開を楽しみにしていようと思う。師匠の元親友の極悪人に飛び蹴りする弟子とかいうシチュエーションは強すぎる。
ちなみに4月には初めての同人誌即売会サークル参加を予定していたのだがそっちも延期になったのでその話はおいおい別の機会にしたいと思う。
落とし所が見つからなくなってきたしもうすぐ4月になってしまうので、この記事はここで終わりとする。
この記事を数ヵ月後に読み返した時の私が、「あの頃は大変だったなあ」と苦笑いしていられる程度には健康で、推しコンテンツ達も平常稼働出来るようになっていることを願う。
2019年個人的楽曲大賞
選考基準:今年リリースされた(円盤・配信問わず)、今年発表された曲から管理人が今年特に心を掴まれた曲。
大賞1曲、金賞4曲、銀賞8曲、特別賞3曲の枠で選考。
管理人は最近アニメを全然見ていないしオタクコンテンツの新規開拓をそれほどしなくなっているので、選曲にとてつもなく偏りがある。
ただし追っているコンテンツがコンスタントに新曲を出すので対象の曲数はそこそこ多い。
大賞
冬沢亮×千秋貴史(CV:斉藤壮馬、小西克幸)
TVアニメ『スタミュ(第3期)』第8話挿入歌
私は基本的にアガる曲・民族楽器を多用する曲・EDMを好みがちな人間だし、この記事であげている曲もそういう曲が大多数で、スタミュでもそういう曲をすきになりがちだ。
だが、この曲はバラードである。
そして私は、「今年いい曲には沢山出会えたが大賞はこれしかない」と思った。
歌詞、メロディ、伴奏、歌唱、全てにおいて「優勝」している、とてつもないクオリティのバラードが、最終シリーズに登場した新キャラ2名によって繰り出されたのだ。
冬沢に手を伸ばそうとする千秋とその手を振り払い前だけを見る冬沢、それでも2人だけが知っている同じ痛み、秋と冬はいずれ別れて行く季節としてもほんの一瞬確かに触れ合っている、そんな切なさと美しさが込められた歌詞。そしてそれを情感込めて歌い上げる歌唱力。
この曲が披露された時点ではこの2人の過去ははっきりと語られはしなかったのだが、それでも放送時にこの曲と共に流れたMV演出はあまりにも美しくそして切なく。幼い頃は同じ道を並んで歩いていた2人の道が分かたれる何かがかつてあったこと、それでも2人の中にはずっと幼い頃の美しい思い出が美しいまま残っている事が言葉ではなく映像で語り上げられていた。
「two of us(オレ∕俺たち2人)」というタイトルを冠する通り、この曲はどこまでも2人の内面世界を描いている。だが冬沢はどこか遠くを見ていて、千秋はそんな冬沢を見つめている。己の夢が互いを傷付ける事を知りながらも、2人とも歩みを止める事はしない。それでもどこかで触れ合える瞬間を、諦めながらも無理だと悟りながらも望んでしまう。深い祈りのように、切ない嘆きのように。
伴奏はストリングスの響きの美しさが印象的だ。雑誌インタビューで藤平音楽Pが何度か語っていた「バイオリン・ビオラが千秋、チェロ・コントラバスが冬沢」というコンセプトが美しすぎる。なにそれ?キャラ的にもCV的にも逆になりそうなところをスタミュはそうじゃねえのだ。
ボーカル2人の相性も素晴らしいのである。朝の雪原を思わせる冬沢の少し高い声と、紅に染った山々を映す穏やかな湖のような千秋の低い声。この2人の歌声が重なった時、優等生らしく発声も音程も正確なのに脆さと儚さを秘めた冬沢の歌声を、奥底に温かさと優しさを秘めた千秋のしっかりとした低音が支える形となって美しいユニゾンが生まれている。このあまりに美しい音楽をたった2人だけで紡げるということそれ自体が、2人の中に確かに在る互いへの思いの証左なのだろう。
兎にも角にもこの曲の全てがとんでもないクオリティなものだから、この2人の間にある感情を「クソデカ感情」というネットミームで片付けてしまうにはあまりに惜しい。
まあ千秋は確実に冬沢に対する巨大な感情をぐちゃぐちゃに拗らせているのだが。まさかこの曲が来た後で千秋が10話でもっととんでもないアクション起こすとは思ってもみなかった。この2人の背景が語られた円盤特典5巻のドラマCDもとんでもなかった。感情が大きすぎて消化にちょっと時間がかかった。
恐らく2人の関係はこれから少しづつ、目には見えないほど、本人達すら自覚しないくらいゆっくり変化していくのだろう。当ブログの管理人は千秋貴史と冬沢亮のとてつもなくゆっくりだが着実な歩み寄りをあの手この手で応援している。
余談だが今年は秋なんだか冬なんだかよく分からない期間がかなり長く紅葉も遅れており、私の住んでる地域(神奈川)ですら紅葉が散っていないのにみぞれが降るという状態になったので「季節触れ合ってる期間今年は異常に長いな……」と密かに思っていた。どうも今年の酷暑が原因らしい。入夏が頑張ってくれたお陰で千秋が粘れてるんだな、と勝手に思う事にした。
金賞
Buddy, steady, go!
寺島拓篤
TVドラマ『ウルトラマンタイガ』OPテーマ
金賞銀賞決めるのは割と迷っていたのだがこの曲は絶対に金賞だと思った。今年の大賞と違う年にリリースされてたら確実に大賞になっていたまである。それくらい好き。
まず第1話アバンでいきなりサプライズのニュージェネヒーロー大集合、OPの小野大輔氏のかっこいいナレーション、そしてデーンデーンデーンデーンデデデデデッデデーデデデーン!!と高らかになるイントロ。歌詞中で何度もヒーローの名と変身の掛け声が流れる圧倒的王道スタイルの特撮ソング。OPが流れ終わった時「これは勝ったな……」と思った。「作曲:渡辺チェル」のOPに外れはない。歴史がそう語っている。
寺島さん作詞の歌詞は超絶王道のヒーローソングなのだがニュージェネファンとしては各ニュージェネヒーローのモチーフが歌詞に盛り込まれているのも堪らないし、タイガの父親であるタロウのモチーフも盛り込まれている。
個人的にグッときたのはサビの歌詞だ。1番サビの「君だけの答えが待つ銀河へ」はニュージェネの始まりであり今やリーダーとなっているギンガ。2番の「あの彗星みたいな」は恐らくタイガのちょうど先代にあたるロッソとブルのことを指している。ここまで歌詞を作り込んでくれた寺島さんにはもう一生頭が上がらない。寺島さんの家の方に足向けて寝れない。
アニサマで披露されてタイガがサプライズ出演したのを知った時は結構本気で「なんで今年のアニサマのチケット取らなかったの?!??!!!!?!!」と己を殴った。ちょっとでも可能性を感じたら迷わずチケットを取っておくべきなのだと思った。現地に行っていたAqoursのオタクの弟からは「寺島くんかっこよかったよ」のLINEが来た。羨ましいよこの野郎。ちなみに翌日OxTと内田雄馬さんがコラボで「Hands」歌ったと知った時も自分を殴った。私はトレギアもめちゃめちゃ好きなのである。
だが12月に開催されたツブコンのゼロ10周年&ニュージェネステージで寺島さんが不在のオーイシお兄さんの代わりにHandsをカバーして(当然ロッソ&ブルや湊兄弟と共演してHandsの振り付けも湊兄弟と一緒に踊ってくれた。贅沢すぎる)さらに当然Buddy, steady, go! を歌ってくれたものだから私の中の何かが成仏した。
なお、この曲が収録されているCDはカップリング曲までウルトラマンを強く意識して作成されているので、そちらも是非とも聞いて欲しい。
それと最後に、この曲のタイトルがタイガ最終回のサブタイトルに使用された点にも触れておくべきだろう。最終回サブタイトルがOP曲タイトル。オタクが大好きなやつである。
相葉夕美(CV:木村珠莉)、安部菜々(CV:三宅麻理恵)、城ヶ崎莉嘉(CV:山本希望)、多田李衣菜(CV:青木瑠璃子)、新田美波(CV:洲崎綾)
ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』収録曲
こんな浮かれぽんち全開の可愛い曲がこの世に存在していていいのか?!と初めて聞いた時に衝撃を受けた1曲。
恋する誰かの浮かれたときめきをキャッチーなメロディで軽やかに歌いながら(どことなくゆずっぽいなと思ったが、ゆずの北川さんが書いているので当たり前である)アイドルコンテンツの楽曲らしくコール要素も盛り沢山というとんでもなく贅沢な曲。聞いてる時の多幸感が凄い。
当たり前だけど長年ミュージシャンを本業に活動してる人ってめちゃめちゃいい曲書けるんだな……と思った。
I beg you
Aimer
映画『劇場版Fate/stay night Heaven's_Feel 第2章 lost butterfly』主題歌
本編が終わり呆然としながら映画館の椅子に座ってエンドロールを眺める中で流れているこの曲が刺さること刺さること。
前作主題歌の「花の唄」も凄かったが、何故ここまで完璧に強烈に鮮烈に間桐桜という少女が持つ多面性を表現出来るのかと。
歌詞もメロディもここまで完璧に映画に寄り添った曲を書く梶浦由記さんも凄いのだがそれを完璧に映画の世界観にマッチした陰のある歌声で歌い上げるAimerさんも凄まじい。
「ねえ輪になって踊りましょう 目障りな有象無象は全て食べてしまいましょう」……この歌詞がスクリーンから聞こえて来た時には、映画のとあるシーンを思い出して背筋が凍る思いがした。
HF2章は今年見た映画の中で一番印象に残っているのだが、映画を支えるこの曲の力は非常に大きいと思った。第3章の主題歌もAimerさん&梶浦由記さんが担当するということで非常に楽しみである。
もくろみインディアNight
天ヶ瀬冬馬(CV:寺島拓篤)、猫柳キリオ(CV:山下大輝)、秋月涼(CV:三瓶由布子)
ゲーム『アイドルマスターSideM LIVE ON STAGE!』収録曲
ワートレ発表時から待望されていたインド曲である。
マハラジャの冬馬、商人のキリオ、盗賊の涼の3人が織り成す物語仕立ての楽曲はインド映画のイメージを彷彿とさせる豪華絢爛さ、しかしSideMらしい青い爽やかさも効いていてまさにSideMにしか作れないインド曲だと思う。いきなり「三日月のポーズでリフレッシュ」「歪み改善」なる歌詞が出てくるあたりの若干の様子のおかしさもSideMらしくて最高である。
ライブでやる時は大サビでインド映画よろしく出て来れるアイドル全員ステージに上げて踊って欲しいと勝手に考えている。
銀賞
Magic Time Maker
team鳳&team柊&team楪&team漣
TVアニメ『スタミュ(第3期)』第6話挿入歌
まずこの曲が使用された話数での狂気のダンス作画と同時にこのとんでもない曲をぶつけられた時開いた口が塞がらなくなった。
スタミュはこのCGダンス全盛期のご時世に手描きダンス作画に拘り続ける作品だが、とうとう手描き作画で14人のフォーメーションダンスを動かしたのである。最近全然アニメ見てないけど割と狂気の沙汰だということは流石に分かる。
そして曲がめちゃめちゃいい。壮大なオケと重なる14人の旋律が聞いていて本当に気持ちがいい。
作中設定だとこの曲を作ったのは入夏なのだが、まだ学生だと言うのに作中に出てきた入夏制作曲全てクオリティが高すぎる。入夏は卒業したらクリエイターとして忙しくなるのではないだろうか。
なお、この曲はハモリが複雑だからと仮歌14人全員分別々に作ったと藤平音楽Pが雑誌インタビューで語っているのを見てまた「正気か???????」となった。
月曜日のクリームソーダ
Jerry PoP Beans
ゲーム『アイドルマスターミリオンライブ!
シアターデイズ』収録曲
レトロフューチャーというジャンルが存在することをこの曲で初めて知った。
どことなく60〜70年代の洋楽を彷彿とさせる曲(当方の勝手なイメージ)で、曲の世界観もその時代のアメリカを彷彿とさせて可愛い。とにかく可愛い。可愛いので好き。みんな可愛い。
諸事情でミリ6thはライビュすら見に行けなかったので、この曲の初披露を見れなかったのが今年の心残り。タップダンス見たかった……。7thこそは……いつか機会があれば……!
starting the case: Rail Zeppelin
梶浦由記
TVアニメ『ロード・エルメロイII世の事件簿
- 魔眼蒐集列車 Grace note- 』OPテーマ
アニメのOPでインスト曲?!と放送時びっくりした。だがこれが事件簿の作風にめちゃめちゃ合う。
OPがインスト曲って洋ドラみたいでめちゃめちゃかっこよくないか……?かっこいい……
事件簿アニメ放送前のGWにFGOで開催されていたコラボイベントの時点でサントラの購入を決断した位には事件簿は劇伴が良かった。
バナナチョモランマの乱
悠木碧
今年になってから悠木碧さんのTwitterをフォローするようになったのだが、それでこの曲が収録されたアルバムのリリースを知る。まずタイトルがキャッチーすぎる。キャッチーとかそういう言葉で収まらない掴みの力がある。聞いてみたらめちゃめちゃ面白い曲だった。
メインのボーカルは悠木さんの地の歌声なのだが、なんと曲の途中で何度も声が切り替わる。やんちゃな少年、色っぽい(?)お姉さん、おばあちゃんと、悠木さんの持つありとあらゆる引き出しがこの曲の中で堪能出来る。なのだが、歌詞が意味不明。いや、きっと考えてはいけないのだと思う。
「なんだかよく分からないけど面白い」、そういう曲である。
ダイヤモンドノオト
八代拓 ※「8P」名義のソロ曲
若手男性声優ユニット「8P」は2019年1月から8月にかけて、メンバーのソロ曲を各月8日に1曲ずつ配信する試みを行った。各曲それぞれの配信月とメンバーのカラーがイメージされている。
この曲が配信されたのは6月。八代さんのカラーは黄色である。
梅雨の湿気を吹き飛ばす勢いと水たまりに反射してギラギラ輝く光を思わせるパンクロックながら、八代さんの柔らかな声質でギラつきよりも爽快感が際立っている。サビで伸びていく音が聞いていてとにかく気持ちいい。
Lightblue wind
ランズベリー・アーサー ※「8P」名義のソロ曲
こちらは「4月」「水色」がモチーフのソロ曲。
水色の爽やかな風が駆け抜け、4月という変化の季節に挑む人達に寄り添ってその背中を優しく押す、そんな爽やかロックである。
私が思うにランズベリーさんはロックを歌うのがめちゃめちゃ上手い。元々ジャンル問わず歌が上手い人ではある(何せ月皇海斗役に歌込みのオーディションで受かってる人である)のだが、ロックとなると持ち味である声の張りの良さが存分に発揮される。
この曲がまさにそうだ。爽やかに、だが力強く、大丈夫、町中には幸せが溢れているよと聞く者の背中を押してくれる。
私個人としては今年の春に大きな環境の変化があった訳では無いのだが、それでも年度の変わり目にこの曲があったお陰で心持ちがだいぶ楽になった。
バベル
一ノ瀬志希(CV:藍原ことみ)、二宮飛鳥(CV:青木志貴)
ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』収録
元々好きな曲調で実装時も「好きだなー」くらいの感覚だったのだが、7th名古屋のパフォーマンスでぶっ飛ばされた。ので銀賞。
ゴリッゴリのEDMに可愛らしいのにどこか妖艶な志希と中性的で力強い飛鳥の歌声が乗って、これでもかと「厨二病」的ワードが散りばめられたクセの強い歌を歌っているのだが、歌っているのがこの2人なのでめちゃめちゃカッコイイししっくり来る。ダンスミュージック強いなあシンデレラ……。
眠らぬ夜にスパシーバ!
山下次郎(CV:中島ヨシキ)、神谷幸広(CV:狩野翔)、古論クリス(CV:駒田航)
ゲーム『アイドルマスターSideM LIVE ON STAGE!』収録曲
ロシア曲である。オタクの半分くらいはロシア周りの何かしらの概念が好きだと思う(偏見)。
白夜のカーニバルを三人のアダルトアイドルが陽気に賑やかに、しかし大人っぽく彩る。
先にあげたインド曲もそうなのだが、ワートレシリーズは色々な国をモチーフにしている事もあって、SideMであまり使われなかったタイプの音を積極的に取り入れてくれている。この曲も民族楽器の音を多用しており、聞いていて非常に楽しい。
ライブ披露が非常に楽しみな曲の一つ。この曲のおかげでSideMのライブで「Ура!」「хорошо!」ってコール出来るの最高か。
特別賞
PRIDE STAR
315 ALLSTARS
ゲーム『アイドルマスターSideM』5周年テーマソング
12月18日発売だからギリギリ間に合った。
PRIDE STARは音源がゲームで公開されたのが7月なので満を持しての発売となる。
この曲を聞いた時のイメージは曲調、歌詞共に「DRIVE A LIVEの続編」。動き出した世界の中で踏み出した一歩はがむしゃらに歩き続けるうちにいつの間にか胸に輝く星になり、自信になり、プライド になった。だって俺達には仲間が、そして「君」がいたから。泣くわこんなん。Pの涙腺はガバガバ。
我ら、綾薙学園華桜会〜NEXT STAGE〜
team2年
曲名すら知らない新曲、あるいはNear Future(仮)
Sound Horizon
Sound Horizon Around 15th Anniversary Special Site
ここの15周年ロゴクリックで聞ける。
どうせ試聴部分の後でほぼ別の曲並の転調するんでしょう?!と思いながらも公開されている部分がRevoらしさ全開ながら初めての和モチーフが見え隠れするとても美しい曲なので今から発売が楽しみである。いつ発売かは不明だけど。
ちなみにこの記事書いてる途中でRevoがブレデフォ2のBGMを担当する事が発表された。来年進撃のアニメもありますけど陛下ちゃんと寝てる……?
以上が今年の個人的楽曲大賞である。
2019年は上半期の記憶がやや薄く(プロミとSideM4thはめちゃめちゃ楽しかった)下半期にスタミュ3期とウルトラマンタイガに狂い倒していた関係で下半期がとにかく濃かったのだが、私の推しコンテンツはとにかく音楽に恵まれているなあと思う。
あとこの記事の大枠が固まった頃にアイマス15周年テーマソングの試聴が発表されたのだがそっちの話は来年に持ち越したい。男女混声のテーマソング、いい……!
来年はアイマス15周年とサンホラaround15周年!
サインが署名のキャラが好きだ
先日、スタミュ3期華桜会メンバーのサインが公式Twitterで公開されたのだが。
【華桜会サイン入り壁紙】
— TVアニメ「スタミュ」公式 (@hstar_mu) 2019年9月6日
四季斗真&冬沢亮のサイン公開!
記念にスマホ壁紙をプレゼント★ #スタミュ pic.twitter.com/HjUqGQgu57
春日野詩音、入夏将志、千秋貴文も公開です♪今後ともよろしくお願い致します! #スタミュ pic.twitter.com/kwQSxewFvW
— TVアニメ「スタミュ」公式 (@hstar_mu) 2019年9月6日
応援しているキャラであるところの冬沢亮のサインが「サイン」というより「署名」だった。
すごい。最高だ。ここまで完璧な署名は早々見れるものではない。留め跳ね払いが教科書通りにきっちりかっちりしている。多分小学校の時は硬筆コンクールに本気で取り組んでいたタイプだと思う。このサインとあとは冬沢亮名義の成人済みの戸籍と書類を用意すればクレカの審査通っちゃいそうである。
以下のツイート添付の画像でスタミュ二期までの主要全キャラ分のサインを見ることが出来る。
【Fes.2017物販情報】会場限定の購入特典は「サイン缶バッジ」に決定!初公開13名を含む全23種★1会計あたりお買い上げ2,000円ごとランダムにて1個プレゼント♪(上限1会計につき30個まで。予定数終了次第配布終了となります) pic.twitter.com/TVeKWRkhft
— TVアニメ「スタミュ」公式 (@hstar_mu) 2017年9月22日
もうこの23人分のサインの個性の溢れ方が本当に素晴らしい。ほぼ日本語覚えたての楪は平仮名で名前を書いているし、天花寺はシンプルに名前を書いているだけなのに筆文字故「梨園の貴公子」らしさが際立つ。戌峰や蜂矢は自分の名前に入った動物を中心に置くことでイラストっぽい可愛らしいサインになっている。
そして柊のサインも署名である。柊の字は初登場(高3の春)時17歳、2期時点で18歳であることを考えればかなり大人っぽい。銀座の伊勢丹あたりでカードで支払う人が書きそうなサインだ。MasterCardのCMとか多分出れる。
私が思うにキャラクターのサインは、小さなシンボルの中にそのキャラの個性が思うままに発揮される場である。
それはスタミュに限った話ではない。
アイマスのアイドルで好きなサインのデザインを並べてみた。
サイン一つでキャラクターの個性が良く見えてくる。かのんのことをよく知らなくてもかのんが可愛い物好きな事が伝わるし、雨彦がなかなかの曲者という事が分かる。奏は背伸びしたい大人っぽい少女だし、千鶴さんは大人らしさの上にちょっと過剰なまでの華やかさを加えている。
そして以下が、私の好きな「サインが署名っぽいアイドルのサイン」だ。
(上から大河タケル、握野英雄、萩原雪歩)
サインが署名になっているキャラクターは、マジックで、ただシンプルに、役所の書類に記入するかの如く己の名前を書いている。
個人的に、サインが署名になっているキャラは、サインを考えた時点で「超真面目」「不器用」「芸能人っぽいサインを書く事への照れがあった」のいずれかであると思われる。タケルのサインなど「名前を書くだけだけどちょっとサインっぽくしようとした」感じの文字の跳ね方もあって更に可愛い。
ちなみにかなりのレアケースとして、「真面目ではあるもの不器用でもないし照れがある訳でもない、ただありのままの己が最強である故にサインが署名になったのであろうキャラ」もごく稀にいる。名前は出さないが二人ほど知っている。
私がサインが署名になっているキャラを好きな理由は、一見没個性な「署名」形式になっているにも関わらず、サインが署名というごくごくシンプルなその一点だけで個性の表明が出来てしまう所だ。
さて、華桜会の例で言えば、冬沢は他の四人が芸能人っぽいサインを提出する中淡々とシンプルに自分の名前を書いたのだろう。
周りの四人は突っ込むに突っ込めない。幼馴染の千秋は「それサインていうか署名だろ……?」って言うくらいはしたかもしれない。
だが冬沢は潔癖なまでにチャラチャラした事を嫌う真面目な優等生である。己の目指す所がトップスターの役者であろうとそれは変わらない。自分以外の人間がやるならともかく、自分がそんな英字やら崩し字やらの小洒落たサインを書く事は彼の硬派過ぎる美学に反している(多分)。ついでに千秋との関係も拗れに拗れている。例えお前のことが嫌いだけとまだ別の感情が胸にあるとしても、それはそれとして日頃の態度は冷たいものだ。若干むっとしながら「何か問題でも?」と返して終わりである。会話はキャッチボールになる前にボールが叩き落とされて終わる。
入夏が「Iri」の崩し字をガって書いてハイビスカスの判子バンって押してはいおしまい!と爆速でサインを書き上げているその頃冬沢は丁寧に冬沢の沢のさんずいを書いているのだ。多分。
そして同じように五人組で一人だけサインが署名のグループがある。SideMのHigh×Jokerだ。
(一応左上から右に向かって伊瀬谷四季、秋山隼人、若里春名、左下から冬美旬、榊夏来)
冬美旬のサインだけ見事な「署名」である。
季節が名前のモチーフとなっているグループで、「冬」担当の人のサインが署名という偶然の一致がちょっと面白い。他は全く似てないグループなのに。
旬は初期の頃はアイドル活動に興味がなく、しかしやるからには本気で、とハイジョとしての活動に取り組む内にアイドル活動を楽しむようになったキャラである。
恐らく旬のこのサインは、アイドル活動始めたての頃に考えた物だろう。ハイジョのみんなでアイドルっぽいサインをワイワイ言いながら考えている中、「そんなサインなんて……普通に名前じゃだめなのかな……」と試行錯誤した結果「署名」に落ち着いてしまったのだ。多分。
おまけにハイジョの皆はサインが署名であろうと特に突っ込まない。旬が最初に相談するであろう夏来は自分の無骨ですらあるカタカナ三文字のサインを完成させながら「ジュンらしくて……かっこいいよ……」と言うし、めちゃめちゃ可愛いサインを書いている隼人だって「ジュンらしいじゃん!」と100%本心で言ってくれる。旬もだんだん、これでいいかな、と思うようになる。
結果、旬のサインは「署名」になるのだ。
さて、話を冬沢に戻そう。
冬沢は初めてのサイン会の後、「俺のサイン、書くの時間掛かるし疲れるな……」と思い始める。
サインというか署名なので、そりゃ時間が掛かる。
彼は何しろとてつもなく真面目なので、サイン(署名)を色紙に書きながらファンとは丁寧に言葉を交わすし、文字だってなるべく丁寧にと心掛けるだろう。だが、自分の名前を丁寧に百何枚と書き続けるのはきっと大変である。
多分、後半になるにつれて字がじわじわとよれる。最後の方になると冬の下が点二個になってしまうサインとか出てくる。そんなサインを書き上げてしまい彼は「すみません、字が汚くなってしまって」とファンに心から謝罪するが、ファンはそんな気にしないでください!と返す。ファンからしたらいつもパーフェクトな立ち居振る舞いの冬沢が少しだけ隙を見せてしまう展開にまた心ときめいてしまうやつだからだ。
だが完璧主義者の冬沢は自分のそんな失敗を胸に刻み、次のサイン会までに克服して見せようとする。常に同じくらい丁寧なサインを、とペン習字の練習なども始める。恐らく彼には自分のサインを変えるという発想など毛頭ない。
「冬沢さんよくそのサイン書き続けられますよねえ」なるからかいを、洒落た英字のサインを書く後輩の南條にされても気にもとめない。
そして彼は二度目のサイン会ともなれば、最初から最後まで一定のクオリティでサイン(署名)を書き上げることが出来るようになる。二度目のサイン会までの間に恐らく二、三年はあるだろう。その間に冬沢は舞台のキャリアを着々と積む。ファンも増えるしサインすべき色紙の枚数も増えている。だが彼はやり遂げるのだ。そしてファンの間で「冬沢さんのサイン力が上がった」と話題になる。
己のすべき事を完璧に成したという達成感と僅かな安心感を胸に、彼はこれからも署名のサインと添い遂げるのだ。
その署名のサインは、共演者との寄せ書きサイン色紙の中でも確実に異彩を放つ、しかしハッキリとしたインパクトを残していくであろう。他の俳優ファンからも名前をすぐに覚えられる。何しろ「初見でも一目見ただけで名前が読める」サインなのだから。
しかし冬沢にとってのサインは己を表す記号の一つに過ぎないとしたらどうだろう。個性の発露の場としてはそこまで重要視していない可能性があると考えてみるのだ。
それでも冬沢のやる事は恐らく変わらない。
仮に彼自身がサインを重視していなくても、世間がサインを欲するのだ。であれば彼は完璧主義者故に完璧にサインをし続けるのであろう。重要視していないから手を抜く、などという事は彼の美学では許されない。
たとえちょっとめんどくさくても、入夏が崩し字+ハンコという爆速で終わるサインを確立させてサイン会ではサイン書いてる時間より手ぶらでファンと話してる時間の方が長いくらいでも、彼は気にする事無く丁寧に己の名を書きながらファンと向き合い続けるのだ。多分。
誰もが冬沢のように署名のサインを続けられる訳では無いだろう。サインが署名のキャラの中にはまだ十代の子もいる。というかこの記事で例にあげたサインが署名のキャラは英雄以外全員十代である。サインを変えたくなったら別に変えてもいいと思う。
だが、例え彼らが芸歴の途中でサインのデザインを変えでいずれ署名じゃないサインを書くようになったとしても、私はデビュー当時の彼らが同じ事務所やユニットメンバーのサインを見たりして悩みプロデューサーに相談したりしながらも、あるいはそれが正道であると確固たる自信を持って自分のサインを署名として提出したという点に私はとても愛おしみを覚える。
一見無個性であってもそれは間違いなく個性だ。
サインを考えた頃の手探り加減あるいは確固たる自信ゆえの輝きが、署名のサインには確かに詰まっているような気がするのだ。