雨降ってなんとやら

雨降ってなんとやら

色んな話をします。

2019年個人的楽曲大賞

選考基準:今年リリースされた(円盤・配信問わず)、今年発表された曲から管理人が今年特に心を掴まれた曲。
大賞1曲、金賞4曲、銀賞8曲、特別賞3曲の枠で選考。

管理人は最近アニメを全然見ていないしオタクコンテンツの新規開拓をそれほどしなくなっているので、選曲にとてつもなく偏りがある。
ただし追っているコンテンツがコンスタントに新曲を出すので対象の曲数はそこそこ多い。

大賞

冬沢亮×千秋貴史(CV:斉藤壮馬小西克幸

TVアニメ『スタミュ(第3期)』第8話挿入歌

私は基本的にアガる曲・民族楽器を多用する曲・EDMを好みがちな人間だし、この記事であげている曲もそういう曲が大多数で、スタミュでもそういう曲をすきになりがちだ。
だが、この曲はバラードである。
そして私は、「今年いい曲には沢山出会えたが大賞はこれしかない」と思った。
歌詞、メロディ、伴奏、歌唱、全てにおいて「優勝」している、とてつもないクオリティのバラードが、最終シリーズに登場した新キャラ2名によって繰り出されたのだ。

冬沢に手を伸ばそうとする千秋とその手を振り払い前だけを見る冬沢、それでも2人だけが知っている同じ痛み、秋と冬はいずれ別れて行く季節としてもほんの一瞬確かに触れ合っている、そんな切なさと美しさが込められた歌詞。そしてそれを情感込めて歌い上げる歌唱力。
この曲が披露された時点ではこの2人の過去ははっきりと語られはしなかったのだが、それでも放送時にこの曲と共に流れたMV演出はあまりにも美しくそして切なく。幼い頃は同じ道を並んで歩いていた2人の道が分かたれる何かがかつてあったこと、それでも2人の中にはずっと幼い頃の美しい思い出が美しいまま残っている事が言葉ではなく映像で語り上げられていた。
two of us(オレ∕俺たち2人)」というタイトルを冠する通り、この曲はどこまでも2人の内面世界を描いている。だが冬沢はどこか遠くを見ていて、千秋はそんな冬沢を見つめている。己の夢が互いを傷付ける事を知りながらも、2人とも歩みを止める事はしない。それでもどこかで触れ合える瞬間を、諦めながらも無理だと悟りながらも望んでしまう。深い祈りのように、切ない嘆きのように。
伴奏はストリングスの響きの美しさが印象的だ。雑誌インタビューで藤平音楽Pが何度か語っていた「バイオリン・ビオラが千秋、チェロ・コントラバスが冬沢」というコンセプトが美しすぎる。なにそれ?キャラ的にもCV的にも逆になりそうなところをスタミュはそうじゃねえのだ。
ボーカル2人の相性も素晴らしいのである。朝の雪原を思わせる冬沢の少し高い声と、紅に染った山々を映す穏やかな湖のような千秋の低い声。この2人の歌声が重なった時、優等生らしく発声も音程も正確なのに脆さと儚さを秘めた冬沢の歌声を、奥底に温かさと優しさを秘めた千秋のしっかりとした低音が支える形となって美しいユニゾンが生まれている。このあまりに美しい音楽をたった2人だけで紡げるということそれ自体が、2人の中に確かに在る互いへの思いの証左なのだろう。
兎にも角にもこの曲の全てがとんでもないクオリティなものだから、この2人の間にある感情を「クソデカ感情」というネットミームで片付けてしまうにはあまりに惜しい。
まあ千秋は確実に冬沢に対する巨大な感情をぐちゃぐちゃに拗らせているのだが。まさかこの曲が来た後で千秋が10話でもっととんでもないアクション起こすとは思ってもみなかった。この2人の背景が語られた円盤特典5巻のドラマCDもとんでもなかった。感情が大きすぎて消化にちょっと時間がかかった。
恐らく2人の関係はこれから少しづつ、目には見えないほど、本人達すら自覚しないくらいゆっくり変化していくのだろう。当ブログの管理人は千秋貴史と冬沢亮のとてつもなくゆっくりだが着実な歩み寄りをあの手この手で応援している。

余談だが今年は秋なんだか冬なんだかよく分からない期間がかなり長く紅葉も遅れており、私の住んでる地域(神奈川)ですら紅葉が散っていないのにみぞれが降るという状態になったので「季節触れ合ってる期間今年は異常に長いな……」と密かに思っていた。どうも今年の酷暑が原因らしい。入夏が頑張ってくれたお陰で千秋が粘れてるんだな、と勝手に思う事にした。

金賞

Buddy, steady, go!

寺島拓篤

TVドラマ『ウルトラマンタイガ』OPテーマ

金賞銀賞決めるのは割と迷っていたのだがこの曲は絶対に金賞だと思った。今年の大賞と違う年にリリースされてたら確実に大賞になっていたまである。それくらい好き。
まず第1話アバンでいきなりサプライズのニュージェネヒーロー大集合、OPの小野大輔氏のかっこいいナレーション、そしてデーンデーンデーンデーンデデデデデッデデーデデデーン!!と高らかになるイントロ。歌詞中で何度もヒーローの名と変身の掛け声が流れる圧倒的王道スタイルの特撮ソング。OPが流れ終わった時「これは勝ったな……」と思った。「作曲:渡辺チェル」のOPに外れはない。歴史がそう語っている。
寺島さん作詞の歌詞は超絶王道のヒーローソングなのだがニュージェネファンとしては各ニュージェネヒーローのモチーフが歌詞に盛り込まれているのも堪らないし、タイガの父親であるタロウのモチーフも盛り込まれている。
個人的にグッときたのはサビの歌詞だ。1番サビの「君だけの答えが待つ銀河へ」はニュージェネの始まりであり今やリーダーとなっているギンガ。2番の「あの彗星みたいな」は恐らくタイガのちょうど先代にあたるロッソとブルのことを指している。ここまで歌詞を作り込んでくれた寺島さんにはもう一生頭が上がらない。寺島さんの家の方に足向けて寝れない。
アニサマで披露されてタイガがサプライズ出演したのを知った時は結構本気で「なんで今年のアニサマのチケット取らなかったの?!??!!!!?!!」と己を殴った。ちょっとでも可能性を感じたら迷わずチケットを取っておくべきなのだと思った。現地に行っていたAqoursのオタクの弟からは「寺島くんかっこよかったよ」のLINEが来た。羨ましいよこの野郎。ちなみに翌日OxT内田雄馬さんがコラボで「Hands」歌ったと知った時も自分を殴った。私はトレギアもめちゃめちゃ好きなのである。
だが12月に開催されたツブコンのゼロ10周年&ニュージェネステージで寺島さんが不在のオーイシお兄さんの代わりにHandsをカバーして(当然ロッソ&ブルや湊兄弟と共演してHandsの振り付けも湊兄弟と一緒に踊ってくれた。贅沢すぎる)さらに当然Buddy, steady, go! を歌ってくれたものだから私の中の何かが成仏した。

なお、この曲が収録されているCDはカップリング曲までウルトラマンを強く意識して作成されているので、そちらも是非とも聞いて欲しい。
それと最後に、この曲のタイトルがタイガ最終回のサブタイトルに使用された点にも触れておくべきだろう。最終回サブタイトルがOP曲タイトル。オタクが大好きなやつである。

相葉夕美(CV:木村珠莉)、安部菜々(CV:三宅麻理恵)、城ヶ崎莉嘉(CV:山本希望)、多田李衣菜(CV:青木瑠璃子)、新田美波(CV:洲崎綾)

ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』収録曲

こんな浮かれぽんち全開の可愛い曲がこの世に存在していていいのか?!と初めて聞いた時に衝撃を受けた1曲。
恋する誰かの浮かれたときめきをキャッチーなメロディで軽やかに歌いながら(どことなくゆずっぽいなと思ったが、ゆずの北川さんが書いているので当たり前である)アイドルコンテンツの楽曲らしくコール要素も盛り沢山というとんでもなく贅沢な曲。聞いてる時の多幸感が凄い。
当たり前だけど長年ミュージシャンを本業に活動してる人ってめちゃめちゃいい曲書けるんだな……と思った。

I beg you

Aimer

映画『劇場版Fate/stay night Heaven's_Feel 第2章 lost butterfly』主題歌

本編が終わり呆然としながら映画館の椅子に座ってエンドロールを眺める中で流れているこの曲が刺さること刺さること。
前作主題歌の「花の唄」も凄かったが、何故ここまで完璧に強烈に鮮烈に間桐桜という少女が持つ多面性を表現出来るのかと。
歌詞もメロディもここまで完璧に映画に寄り添った曲を書く梶浦由記さんも凄いのだがそれを完璧に映画の世界観にマッチした陰のある歌声で歌い上げるAimerさんも凄まじい。
「ねえ輪になって踊りましょう 目障りな有象無象は全て食べてしまいましょう」……この歌詞がスクリーンから聞こえて来た時には、映画のとあるシーンを思い出して背筋が凍る思いがした。
HF2章は今年見た映画の中で一番印象に残っているのだが、映画を支えるこの曲の力は非常に大きいと思った。第3章の主題歌もAimerさん&梶浦由記さんが担当するということで非常に楽しみである。

もくろみインディアNight

天ヶ瀬冬馬(CV:寺島拓篤)、猫柳キリオ(CV:山下大輝)、秋月涼(CV:三瓶由布子)

ゲーム『アイドルマスターSideM LIVE ON STAGE!』収録曲

ワートレ発表時から待望されていたインド曲である。
マハラジャの冬馬、商人のキリオ、盗賊の涼の3人が織り成す物語仕立ての楽曲はインド映画のイメージを彷彿とさせる豪華絢爛さ、しかしSideMらしい青い爽やかさも効いていてまさにSideMにしか作れないインド曲だと思う。いきなり「三日月のポーズでリフレッシュ」「歪み改善」なる歌詞が出てくるあたりの若干の様子のおかしさもSideMらしくて最高である。
ライブでやる時は大サビでインド映画よろしく出て来れるアイドル全員ステージに上げて踊って欲しいと勝手に考えている。

銀賞

Magic Time Maker

team鳳&team柊&team楪&team漣

TVアニメ『スタミュ(第3期)』第6話挿入歌

まずこの曲が使用された話数での狂気のダンス作画と同時にこのとんでもない曲をぶつけられた時開いた口が塞がらなくなった。
スタミュはこのCGダンス全盛期のご時世に手描きダンス作画に拘り続ける作品だが、とうとう手描き作画で14人のフォーメーションダンスを動かしたのである。最近全然アニメ見てないけど割と狂気の沙汰だということは流石に分かる。
そして曲がめちゃめちゃいい。壮大なオケと重なる14人の旋律が聞いていて本当に気持ちがいい。
作中設定だとこの曲を作ったのは入夏なのだが、まだ学生だと言うのに作中に出てきた入夏制作曲全てクオリティが高すぎる。入夏は卒業したらクリエイターとして忙しくなるのではないだろうか。
なお、この曲はハモリが複雑だからと仮歌14人全員分別々に作ったと藤平音楽Pが雑誌インタビューで語っているのを見てまた「正気か???????」となった。

月曜日のクリームソーダ

Jerry PoP Beans

ゲーム『アイドルマスターミリオンライブ!

シアターデイズ』収録曲
レトロフューチャーというジャンルが存在することをこの曲で初めて知った。
どことなく60〜70年代の洋楽を彷彿とさせる曲(当方の勝手なイメージ)で、曲の世界観もその時代のアメリカを彷彿とさせて可愛い。とにかく可愛い。可愛いので好き。みんな可愛い。
諸事情でミリ6thはライビュすら見に行けなかったので、この曲の初披露を見れなかったのが今年の心残り。タップダンス見たかった……。7thこそは……いつか機会があれば……!

starting the case: Rail Zeppelin

梶浦由記

TVアニメ『ロード・エルメロイII世の事件簿
  • 魔眼蒐集列車 Grace note- 』OPテーマ

アニメのOPでインスト曲?!と放送時びっくりした。だがこれが事件簿の作風にめちゃめちゃ合う。
OPがインスト曲って洋ドラみたいでめちゃめちゃかっこよくないか……?かっこいい……
事件簿アニメ放送前のGWにFGOで開催されていたコラボイベントの時点でサントラの購入を決断した位には事件簿は劇伴が良かった。

バナナチョモランマの乱

悠木碧

今年になってから悠木碧さんのTwitterをフォローするようになったのだが、それでこの曲が収録されたアルバムのリリースを知る。まずタイトルがキャッチーすぎる。キャッチーとかそういう言葉で収まらない掴みの力がある。聞いてみたらめちゃめちゃ面白い曲だった。
メインのボーカルは悠木さんの地の歌声なのだが、なんと曲の途中で何度も声が切り替わる。やんちゃな少年、色っぽい(?)お姉さん、おばあちゃんと、悠木さんの持つありとあらゆる引き出しがこの曲の中で堪能出来る。なのだが、歌詞が意味不明。いや、きっと考えてはいけないのだと思う。
「なんだかよく分からないけど面白い」、そういう曲である。

ダイヤモンドノオト

八代拓 ※「8P」名義のソロ曲

若手男性声優ユニット「8P」は2019年1月から8月にかけて、メンバーのソロ曲を各月8日に1曲ずつ配信する試みを行った。各曲それぞれの配信月とメンバーのカラーがイメージされている。
この曲が配信されたのは6月。八代さんのカラーは黄色である。
梅雨の湿気を吹き飛ばす勢いと水たまりに反射してギラギラ輝く光を思わせるパンクロックながら、八代さんの柔らかな声質でギラつきよりも爽快感が際立っている。サビで伸びていく音が聞いていてとにかく気持ちいい。

Lightblue wind

ランズベリー・アーサー ※「8P」名義のソロ曲

こちらは「4月」「水色」がモチーフのソロ曲。
水色の爽やかな風が駆け抜け、4月という変化の季節に挑む人達に寄り添ってその背中を優しく押す、そんな爽やかロックである。
私が思うにランズベリーさんはロックを歌うのがめちゃめちゃ上手い。元々ジャンル問わず歌が上手い人ではある(何せ月皇海斗役に歌込みのオーディションで受かってる人である)のだが、ロックとなると持ち味である声の張りの良さが存分に発揮される。
この曲がまさにそうだ。爽やかに、だが力強く、大丈夫、町中には幸せが溢れているよと聞く者の背中を押してくれる。
私個人としては今年の春に大きな環境の変化があった訳では無いのだが、それでも年度の変わり目にこの曲があったお陰で心持ちがだいぶ楽になった。

バベル

一ノ瀬志希(CV:藍原ことみ)、二宮飛鳥(CV:青木志貴)

ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』収録

元々好きな曲調で実装時も「好きだなー」くらいの感覚だったのだが、7th名古屋のパフォーマンスでぶっ飛ばされた。ので銀賞。
ゴリッゴリのEDMに可愛らしいのにどこか妖艶な志希と中性的で力強い飛鳥の歌声が乗って、これでもかと「厨二病」的ワードが散りばめられたクセの強い歌を歌っているのだが、歌っているのがこの2人なのでめちゃめちゃカッコイイししっくり来る。ダンスミュージック強いなあシンデレラ……。

眠らぬ夜にスパシーバ!

山下次郎(CV:中島ヨシキ)、神谷幸広(CV:狩野翔)、古論クリス(CV:駒田航)

ゲーム『アイドルマスターSideM LIVE ON STAGE!』収録曲

ロシア曲である。オタクの半分くらいはロシア周りの何かしらの概念が好きだと思う(偏見)。
白夜のカーニバルを三人のアダルトアイドルが陽気に賑やかに、しかし大人っぽく彩る。
先にあげたインド曲もそうなのだが、ワートレシリーズは色々な国をモチーフにしている事もあって、SideMであまり使われなかったタイプの音を積極的に取り入れてくれている。この曲も民族楽器の音を多用しており、聞いていて非常に楽しい。
ライブ披露が非常に楽しみな曲の一つ。この曲のおかげでSideMのライブで「Ура!」「хорошо!」ってコール出来るの最高か。

特別賞

PRIDE STAR

315 ALLSTARS

ゲーム『アイドルマスターSideM』5周年テーマソング

12月18日発売だからギリギリ間に合った。
PRIDE STARは音源がゲームで公開されたのが7月なので満を持しての発売となる。
この曲を聞いた時のイメージは曲調、歌詞共に「DRIVE A LIVEの続編」。動き出した世界の中で踏み出した一歩はがむしゃらに歩き続けるうちにいつの間にか胸に輝く星になり、自信になり、プライド になった。だって俺達には仲間が、そして「君」がいたから。泣くわこんなん。Pの涙腺はガバガバ。

我ら、綾薙学園華桜会〜NEXT STAGE〜

team2年

TVアニメ『スタミュ(第3期)』第12話ED

「我ら、綾薙学園華桜会」は間違いなくスタミュという作品を象徴するナンバーだ。世代によりメンバーを変えアレンジを変え、全シーズンの第1話で歌い継がれてきた。
その上この曲はスタミュのキャストオーディションに使用された、文字通りの「課題曲」である。
その曲が、2年生14人バージョンで最終話の特殊EDとして流れたのだ。高まるなという方が無理な話だ。最高と叫びながら拳を突き上げても許される。心のUO1箱分折った。
割と世界でいちばん正しい課題曲の使い方だと思った。
円盤最終巻に映像特典で全画面バージョン付くんですか?!お得じゃねーか、買うしかねーな!

曲名すら知らない新曲、あるいはNear Future(仮)

Sound Horizon

Sound Horizon Around 15th Anniversary Special Site
ここの15周年ロゴクリックで聞ける。
どうせ試聴部分の後でほぼ別の曲並の転調するんでしょう?!と思いながらも公開されている部分がRevoらしさ全開ながら初めての和モチーフが見え隠れするとても美しい曲なので今から発売が楽しみである。いつ発売かは不明だけど。
ちなみにこの記事書いてる途中でRevoがブレデフォ2のBGMを担当する事が発表された。来年進撃のアニメもありますけど陛下ちゃんと寝てる……?

以上が今年の個人的楽曲大賞である。
2019年は上半期の記憶がやや薄く(プロミとSideM4thはめちゃめちゃ楽しかった)下半期にスタミュ3期とウルトラマンタイガに狂い倒していた関係で下半期がとにかく濃かったのだが、私の推しコンテンツはとにかく音楽に恵まれているなあと思う。
あとこの記事の大枠が固まった頃にアイマス15周年テーマソングの試聴が発表されたのだがそっちの話は来年に持ち越したい。男女混声のテーマソング、いい……!

来年はアイマス15周年とサンホラaround15周年!