雨降ってなんとやら

雨降ってなんとやら

色んな話をします。

栄光なる道の始まりへ - SideM3rd 幕張初日感想

行って来ました。
THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR ~GLORIOUS ST@GE!~幕張公演初日、しかも縁あって現地参戦です。
席自体は3階席でステージからやや遠い上にライブ後特有の記憶喪失であまり詳細なレポートや感想を述べることは出来ないのですが。
それでもパッションを抑えられなかったので、あと2ndの時結局2日目の感想を書き逃した事への個人的リベンジも兼ねて、幕張初日セトリ全曲分の個人的な感想を書きました。ただし語彙力はないです。元より語彙力のないブログですがいつにも増して語彙力がないです。
細かい演出やMCは他の方のレポの方が詳細だと思うのでそちらを見ていただければと思います。

DRIVE A LIVE

私てっきり今回のライブはやっぱりReason!!から始まると思ってたんですよ。違った。それより先に46人で歌うべき、全ての始まりとも言うべき歌があった。だから、46人全員揃ってのライブでまず歌うのがこの曲というところでセトリの意図に気付いて泣いた。
しかしステージの密度が凄い!どこに誰がいるのかユニット衣装着てないと分からないくらいには人口密度がすごい!というか目が足りない!!私の担当どこ!いた!ピンクのひらひらふわふわ!みたいな感じでした。円盤出す時はマルチアングル映像付けてくださいマジで。
全ての始まり、SideMにとって本当に大事な曲。最初からクライマックスだった。

STARLIGHT CELEBRATE!

実家のような安心感。最早実家。ドラスタという概念が実家。三人の活き活きしたダンスと伸びやかな歌声が心地良い。46人が揃った記念すべきライブのセンターという重圧を物ともせず堂々と歌うドラスタは本当にセンターで在るべくして在るセンター。
なんとなくですが、「CELEBRATE」ってきっとセンターユニットたるドラスタから彼らと共に歩むアイドル達、そしてドラスタ自身に贈られる祝福でもあるんだなと、記念すべきライブのトップバッターを務めた彼らの姿に思いました。

TOMORROW DIAMOND

馬車が高速で乗り付けてきたと思ったらBeitにプロポーズされた。恭二の手袋を口で直す振り付けはあまりにも先日の怪盗イベで執事を演じた恭二。あのイベント走ってたので気付いた瞬間かっこよすぎるやらあのイベントで消費したメガホンの数とお値段思い出しかけるやらでうっかり卒倒しかけました。「Come on, Shall we dance?」でBeitの3人が順番に跪いて手を差し出す振りがあまりにも王子様。
そして最後のプロポーズ、ライビュだと恭二しか映っていなかったようですが指輪は全員出してました。ずるい 指輪はずるいよ あまりにもずるい 私はBeitと結婚してしまった ただし翌日ドラスタに抱かれた ごめん

Reversed Masquerade

序盤はアニメの流れを汲んでいくのかな?と思いきやゾンビダンスでカフェパレが現れた。王子様の手を取って連れられた場所はモンスターがパーティーしてる異世界だったみたいな。
巻緒が小悪魔で咲ちゃんがセクシーで東雲は妖しく、神谷はそんなモンスター達のパレードを率いるミステリアスな座長といった趣。とにかく心臓鷲掴みにされた。何と言っても聞いているこちらの内臓まで震えるようなアスランのボーカル、生で聞くとやばい。ダンスは怪しさと可愛さが同居していてカフェパレの人数の多さと曲調を生かしたパフォーマンス力を生で見て改めて実感。
この曲は「We Are Monsters!」のコールが楽しいしダンスも見ていて楽しい……本当にライブ映えする曲だ……生で聞けて見れて良かった……ソロコレもよかったです……

バーニン・クールで輝いて

ライブ映えと言えば神速一魂。古事記にもそう書いてある。この二人はライブパフォーマンスがとにかくアツい。コールもアツい。神速曲の時だけ喉仏出来る。
益山武明さんも深町寿成さんもダンスにキレがあり、益山さんは長い手足を生かして朱雀らしくダイナミックに、深町さんは玄武らしくソリッドにひたすらかっこよく。神速のキャラの身長とキャストの身長が逆転しているのは有名な話ですが、この2人はそれを逆手に取るかのようにダンスとそのパフォーマンスの熱さで朱雀・玄武を表現しているから凄いです。
今回はずっと狭い出島でのパフォーマンスだっからか、セカライの時よりも拳を重ねたり腕を交差させて歌う振りが増えていたような気がする。いいぞもっとやれ

桜彩

聞 い た こ と 無 い イ ン ト ロ
突 然 の 完 全 新 曲
これまでの彩のユニット曲とは打って変わってしっとりと和の情景を歌い上げる素敵な曲でした。これまでの皆で盛り上がる!わっしょいわっしょい!といった曲とは全く毛色が違うのに3人の見事な表現力で本当に素敵なパフォーマンスになっていました。彩はお淑やかなパフォーマンスも3人で綺麗にハマるという発見。
彩は全員揃うのが幕張初日だけということもありこの日にアニバ曲をサプライズ披露する可能性があることは考えていたものの、彩と一緒のアニバCDに参加する神速が既存曲をやったばかりだったので本当に驚かされました。
ライブ後モバエムに早々に試聴が上がったので改めて聞きましたが、しっとりしていながらも言葉遊びが映える歌詞がやっぱり彩だなあと。
その後のMCで「びっくりしてる皆の表情かわいかった~♪」と言うバレッタ裕さんが最高に華村翔真さんでした本当にありがとうございました。

Over AGAIN

待望のJupiter……!現地の歓声も一際大きかったです。アニメのED映像を思い起こさせる秋を感じる演出がとてもよかった 見た人みんなよかったって言ってます
最初はスタンドマイクで歌って途中でハンドマイクに切り替えCメロは3人で向かい合って歌う演出よかった。ステージを見て歌っていたアイドル達が輪になって向かい合って歌う演出が私は大好きなんだ。その瞬間だけそのステージがアイドル達の為だけの物になった気がして堪んねえんだ。よかったしか言えない。とにかくよかったです。

Study Equal Magic!

今回はなんと事前の振りもチャイムもなし。この曲は始まってから最初のPのコールのパートまで2秒くらいしかないのに現地P達がすぐさま対応出来たのは流石の慣れだと思う。こちらも安定感が実家レベル。
1人が歌っている間の他2人のダンスが見る度に変わっている気がするこの曲。8月のアニサマでの披露から更に変わっているような(アニサマはステージから遠くてあまり見えてなかったんですけど)。
しかし伊東健人さん体柔らかくなったね……MがしっかりMしてた……

JOKER×オールマイティ

授業の後は放課後だーーーーー!!とタオルぶん回しながらステージを縦横無尽に駆け回るハイジョ、若さが売りのアイドル感が最高です。
ハイジョは5人もいるのにこの曲だと1人で10人分は動いてるからやっぱり目が足りない。
今回も四季こと野上翔さんの煽りが最高にアツかったです。
CD音源で聞くと野上さんの煽りがないので物足りなくなってくる……

情熱…FIGHTER

THE 虎牙道によるリアル格ゲーが始まった。三分割されたバックスクリーン、上に表示される3つのライフゲージ。漣の歌がどんどん上手くなっているのを感じる。本当に伸びやかで聞いていて気持ちよかったです。そしてこの曲でようやく小松昌平さんの髪型が漣になっていることに気付いた。小松昌平さんというか牙崎漣役の牙崎漣さんだった。
間奏で3人による本格的な殺陣が繰り広げられるわ(殺陣をやるために3人がマイクを下に置いたのでP達がざわついた)必殺技でゲージが減るわ、アイドルとは……?声優とは……?この殺陣はほとんど小松昌平さん考案で振付師さんからも殺陣師として頼られているらしいです。

Tone’s Destiny

ここでバックスクリーンが変形した。
アルテにとっての最新曲、これまでの2曲より爽やかでアップテンポになり、しかも難しくなっているというのにそれを見事に歌い上げるアルテは流石のVo特化ユニット。
幕張2日間通しても麗さん役の永野由祐さんが2ndに比べると凄く笑顔が多くなっていて本当に楽しそうに歌っていて、アイドルとしてどんどん余裕が出てきているのを感じました。それだけでなんだか涙が出てきた。本当の麗さんの成長を見ているようだ……

あとアルテの歌は生で聞くと体に心地良く浸透していくことを知った。間違いなく健康にいいです。
サビの振りが優雅だけど可愛くて好き。
曲が終わった後に現地P達からの「Bravo!」が響く空間も、とても気持ちよかったです。

Symphonic Brave

スクリーンに流れるビル群の映像をバックにスタンドマイクで歌い始めるLegendersがかっこよすぎる。もうそういうMVが見えた。大都会のモノクロだった映像がBメロから少しずつ色が付いていくやつだ。
間奏でのライブ限定の掛け合いは3人がいつもの3人ながら楽しそうで、最も後に登場したレジェが315プロでは一番の後輩ながらしっかり絆を紡いできたことを感じました。
この後のMCで笠間淳さんが「最後は我々があなた達の手を引く振りなので是非手を差し出してほしい」みたいなニュアンスのことを言ったのには心臓鷲掴まれた。笠間さんと雨彦のMCは毎回ずるい。書きながら思い出してたらチョコ課金も辞さずに雨彦にチョコ叩きつけたくなってきた。今モバコインのキャンペーンやってるし。
しかしこの3人本当に体格差がリアルLegendersだ……

カレイドTOURHYTHM

きたーーーー!!!!!!
誰もが待ってたフルメンバー!!5人、いや6人のカレイドTOURHYTHM!!!!!!イントロ流れた瞬間の歓声すごかった!!本人たちを目の前にして冬馬と北斗の名前を呼べたのがうれしすぎる……
歌っている間寺島拓篤さんがずっと楽しそうでダンスの動きがぴょんぴょんしていたのがあまりにも天ヶ瀬冬馬で最高でした。
曲の後に5人でハグし合ってて彼らにとっても待望のフルメンバーだったのを感じました。

Fun! Fun! Festa!

ライブでほんと楽しいですねこの曲……。1曲目とは打って変わってのお祭り騒ぎのBeit可愛すぎる。2ndの時とは違ってユニット衣装での披露だからか浮かれた王子様感がとっても可愛い。ユニット衣装と先のプロポーズで王子感がカンストしている梅原裕一郎さんのコマネチ、コマネチなのに王子感が抜けないからすごい。何食べて育ったらコマネチしてもかっこいいんだ?

夢色VOYAGER

出航じゃーーーー!!!!という大吾の元気な声が315でした。記憶違いだったらすいません。私には聞こえました。
青いサイリウムや旗の海の中をトロッコで渡るF-LAGS、本当に船旅をしていました。三人とも本当に楽しそうだったなあ……あと浦尾岳大さんの歌詞アレンジは毎度ずるい。今回は「今度はワシらが笑わせたるけぇ!!」っていうリアル大吾。
今回三階席だったのですがトロッコのありがたみをつくづく感じました。少しステージから遠い席が一瞬で神席に変わるトロッコすごい……

もっふ・いんざぼっくす♪

この時ばかりは思った。もふもふえんPとして心から思った。
ライビュ勢めちゃめちゃ羨ましい。
ステージにカメラマンが上がってまで撮影しているからバックに流れるステージ上の映像のカメラワークがやばい。もふもふえんがカメラに向かってファンサの嵐。これ映画館で見たらVRもふもふえんなんですよね?いやうらやましすぎる。ディレイビューイングやってくださいって現地アンケに書きました。
志狼君の「こーーーーんなちっちぇえ箱じゃ315プロは収まりきらないぜーーーー!!」にはほんとそれなと思ってしまったので次はアリーナクラスの会場にしてください。
この後のMCで村瀬さんが語った「裏戻って魔法が解けると全員ただのおっさんになる」とただのおっさんになったもふもふえんキャストのバクステ再現で爆笑してしまったのですが、その分ステージ上では全身全霊で可愛いを突き詰めるプロの姿勢につくづく感服するしもふもふえんPとして本当に感謝しています。これからももふもふえんをよろしくお願いします。

AFTER THE RAIN

泣いた(泣いた)。
明るい爽やかな曲調ながらアニメのW回を思い出して不思議と涙が出てくる曲。
Wのお家芸である息ぴったりのダンスはしっかり健在。そして声がSL音源や1stと比べるとアニバや2ndを経てどんどんそっくりになっている気がするこの双子。キャストさん達はもちろん双子ではないのですがステージでは間違いなく双子。
この曲の後で菊池勇成さんがバクステに戻った瞬間涙が止まらなくなり2曲後の出番までに涙を止めるのが大変だったとMCで言っていましたが、それだけ悠介とシンクロしていたのかもしれないと思いました。

現地Pの何人かがサイリウムで掛けていた虹、Wの2人にもしっかり見えていたらいいな……

MISSION is ピースフル!

2ndではトロッコ曲だったのでダンスをフルで見たの初めてだけどめっちゃ可愛いですね?!(一部だけなら公式生放送で見たことがある)
ステージの真ん中ではなく端から端に移動して歌ってそれこそ端にいる皆にまで歌を届けていたのがFRAMEらしくて本当に可愛い……。
315プロ筋肉代表の一角として不動の地位を築いているFRAMEは可愛い。これは宇宙の真理。
幕張初日直前に発表されたアニバ曲試聴でしっとりしたらラブソングを歌っているのを聞いたばかりだったのでギャップも堪らないですね。そちらも仙台での初披露が楽しみ。

夏時間グラフィティ

突然の波の音。サヨホリか夏時間か最初分からず身構えた。
可愛いユニット続きでほっこりしていたP達が一瞬で夏をエンジョイするパリピに変貌した瞬間。客席を大きな風船が飛び跳ねたり3ユニットの元気いっぱいのダンスだったりと、冬の幕張は一瞬で夏のビーチになりました。ダンスが可愛い。
しかしあの風船めっちゃ跳びましたね……三階席だったけど数列横まで来てました。

流星PARADE

夏時間に続いてアニメのユニット合同曲。
夏時間とは打って変わってのフォーメーションダンスがかっこよかった。
この曲もカメラが良かったですね!人数多い分上から見ているとフォーメーションダンスがよく見えるのですがカメラが近づくとファンサしてくれるアイドルもいてやはりカメラはいい文明。
夏時間のように馬鹿騒ぎ出来る曲もいいけど、こういうどこか優しくて落ち着く曲も良いものです。アニメもアニバも合同曲はアップテンポな物が多いのでこの曲は合同曲としては少し異質なのですが、JupiterにドラスタニS.E.Mという315プロに入る前から時間と人生を積み重ねてきたユニットだから歌える温かみと力強さを確かに感じました。
フルメンバーで、生で聞けて良かった。

From Teacher To Future!

寺島さんが「この後は初披露の曲がどんどん続きます!」と宣言したMCが終わり突如響く和太鼓の音。
こんなイントロどんな曲の音源にもないけど和太鼓の時点で次の曲を察して両手持ちしたピンクのペンラで太鼓を叩く振りをするP多数(この時点で既にめっちゃ面白い)。
そしてS.E.Mと言えば、なコミカルな振り付けの数々。ステージ上で腹筋、腕立て、サビではまさかのラインダンス。「キミハデキル!ナンダッテデキル!」ってP皆もコールするの、なんだかS.E.Mだけでなく自分自身も応援してる気分になってきて最高ですね。

Sunset★Colors

ハイジョが風船を沢山つけたトロッコに乗って突如最後方に登場。アニメの学校でのライブシーンを思い出させる粋な演出に胸が熱くなりました。
今回の公演はS.E.Mの次は必ずハイジョで、授業の後は楽しい放課後、先生と生徒という流れを感じて熱い。
春名がトロッコ上なのにめっちゃ動いてて少しはらはらするなどしました。
そしてやはり野上さん本当に煽りが上手。一瞬で場をブチ上げる牽引力は、ステージ上では伊瀬谷四季を演じているということを差し引いても間違いなく天性の物だと思います。個人的にこの曲はアニメ曲の中でも一番好き(ただしReason!!は別格)といっても過言ではないくらいなので、仙台での地上(?)での披露も楽しみです。

Alice or Guilty(M@STER VERSION)

突如バックスクリーンに映し出されたJupiterの旧ロゴ。そして流れ出す現地Pを騒然とさせたイントロ。
初披露ってこれのことかーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!とほとんどのPが頭を抱える間もなくただただ叫んだであろう、間違いなく本日最強のサプライズ。
「Jupiterによるアリギル」の初披露。確かに初披露です。ただただ圧倒された。彼らが歌っているだけでどよめきが止まらない会場。この時Jupiterは間違いなく会場を完全支配していました。
衣装も961ブラッキッシュ風のジャケット。3人の静かな表情とミステリアスながら力強いダンス、懺悔するように跪く振り付け、会場を乱舞するレーザー……この光景を待ち詫びていたPは本当に沢山いたとおもいます。
この時間違いなく自分は歴史の目撃者になれた。

Brand New Field

アリギルが終わり流れ出すライブ用イントロ。旧ロゴが組み変わり「315プロのJupiter」のロゴへ、というEpisode of Jupiterのあの演出。それをバックにジャケットを315Jupiterの物に着替えるJupiter。ああ、Jupiterは現実……
そして始まるBNF。アリギルと打って変わって満面の笑顔で跳ねるように踊って歌う3人はまさしくアニメで見たJupiterそのもの。
SLのCDジャケットから1stのJupiterへ受け継がれたBNFのキメのポーズ、それが更にアニメに逆輸入され今回また3rdの会場で……という光景には本当に胸が熱くなりました。
1stの時は半分泣きながら寺島さんにしがみついていた松岡さんが今回は本当に楽しそうに、アニメの翔太さながらに嬉しそうに笑ってたんですよ……

ARRIVE to STAR

「どんな理由も、どんな夢も……」で始まる、SideMという作品の在り方を象徴するような歌い出しから始まるこの歌。それぞれ違う理由を持った男達が集い、夢を掴もうとする……SideMを象徴するユニットであるドラスタのこの歌は、このライブの一連の流れを締めくくるに相応しいと思いました。
アニメで流れて初めて聞いた時の印象よりダンスが激しめで驚いたのですが、あまりの王道アイドル感に改めてこれは本当に「アイドルのライブ」なんだなあ、としみじみしました。

Reason!!

この曲の前に流れた、46人のナレーション入りのSideMのこれまでを振り返る映像がとんだ思い出ボムでした。
アニメでは6ユニット19人の曲。でも、40人が43人に、43人が46人になって歩いて来たこの現実の世界の中の315プロでは間違いなく、これは全員が歌うべき曲。そんな演出意図を強く感じました。同時にアニメではまだデビューしていないアイドルの担当としてはこの演出に感謝の気持ちでいっぱいでした。
そして始まる待望の46人Reason!!。ライトがステージを照らすとそこに集まっているのは新全員衣装を着た315プロ全員。言う間でもないですが46人いるからCD音源より音が厚い。
46人全員が揃いの衣装を着て、一つの曲を全員で歌って踊る。「今の315プロ」の一つの到達点をそこに見ました。
そして最後にお披露目された本日2度目の超サプライズ、Reason!!のCDジャケ衣装の315プロ46人……!このイラストは既にライブ公式サイトに掲載されていますが高画質で物理で欲しい。タペストリーにして売ってください。

Beyond the Dream

全員に声帯が実装されてから初めて開催された2ndライブの始まりを告げ、46人全員で歌った初めてのCDとなったこの歌が今回のライブのラストとなるのは必然でしょう。きっと誰もが待っていた「オリジナルメンバー46人」のビヨドリです。
「選んだ道の先へ」から「一緒に行こう夢の向こうへ」。46人全員で、プロデューサーも一緒にずっとずっとその先へ……アイドル達からのそんなメッセージを強く感じました。
アンコールの途中でこれ千秋楽か??????と一瞬だけ我に返って思う程に今回のライブは終盤の流れが強烈でした。

GLORIOUS RO@D

社長からの新しい業務内容発表からのアンコール。SideMのライブとしては珍しく、というか初めての、アンコールでも衣装着用。
でもこの曲も大切な曲だから、きっとこの衣装で46人で歌うことが大切なんだと思いました。
アイドルだけでなく会場のプロデューサー達皆でこの曲を歌う多幸感。GLORIOUS RO@Dを歩いているのはアイドルだけでない、彼らをプロデュースしているプロデューサーの我々も一緒に歩いているんだと感じました。
ふとここで、全体曲が増えたからアンコールで2曲やれるようになったんだ、と気付きました。

DRIVE A LIVE

最後はやっぱりこの曲。ドアラで始まり、ドアラで〆る。いや、むしろ今日がツアー初日だからドアラで次へ繋げていく。
中央の階段に皆で集まって座っている様子は、まるで修学旅行の集合写真のようでした。キャストの人たちから315プロの様子について語る際に「部活」「男子校」という言葉がよく出るのですが、この46人が1つの大階段にWセンターの輝と冬馬を囲むようにして座っているのを見るとなんだか315プロという大家族みたいだな、と感じました。

 

曲単位で幕張初日を振り返って思ったのは、やはりツアー初日に46人全員そろえるということは「今の315プロ全員の姿」をしっかり見せた上でこれからのツアーを進んでいく必要があったのだということです。アニメからPになった人にも向けて、315プロには46人のこんなに素敵なアイドルがいるんです!と我々プロデューサーだけでなく運営も一緒に叫んでくれているような、そんな気がしました。
幕張2日目もライビュで見てこの思いは余計強くなったのですが、初日で全ユニットを揃えてユニット曲で自己紹介をすることで、(特にアニメからの)新規のPさんも全アイドルが動員されるこのツアーを楽しめるようにするという工夫もこの幕張初日にはあったのではないでしょうか。
幕張2日目なんて輝がいるのに輝ではなくカフェパレから神谷がMC、言うなれば座長ですからね。アニメだけ見てたら「誰?」となってしまいかねない人選なのですが、初日を見ていたら少なくともカフェパレの人だということは分かるわけです。
幕張2日目も演出が初日より更に濃度を増していてセトリにもストーリーがあって本当に素晴らしかったです。じっくり感想を書きたいのですが時間が無さそうなので断念。ただ「神谷と狩野さんがとにかく最高だった」ということだけ神谷Pの方には伝えたいです。あなたの担当アイドル、本当に最高でした。
315プロには様々な経歴を辿った様々なアイドルがいて、皆がオリジナルの光を放っている。そしてそれぞれに高めあいながら栄光への道を歩いている。まずそれを示すのが、幕張初日の役目だったのではないでしょうか。だからこそツアータイトルは「GLORIOUS ST@GE」であり、パンフレットにはGLORIOUS RO@Dがツアーのリード曲として掲載されているのだと思います。


千秋楽の如き盛り上がりを見せた幕張初日ですが、千秋楽はまだまだ先です。
まずは輝かしい第一歩となった3rdツアー初日を成功させた46人のアイドル達、彼らに命を吹き込んだ46人のキャストさん達、前説を頑張ってくれた山村君といつものように挨拶に来てくれた社長、山村君と社長の声を聞かせてくれる河西さんと立木さん、このステージを作り上げてくれた全てのスタッフ・関係者の皆さんに心からお礼を言いたいです。素晴らしいステージを本当にありがとうございました!

 

次は仙台だ!(仙台は縁あって両日現地参戦なので頑張って両日感想書きたいです)