雨降ってなんとやら

雨降ってなんとやら

色んな話をします。

舞台版にもいなかった10年来の推しが実写化でついに立体化する話

 私とBLEACHの付き合いはかれこれ10年以上になります。
 中学生の時に友達に借りてハマったのがきっかけでした。周りのいわゆる腐女子やオタクの女友達はREBORN!派や銀魂派が多い中、私はBLEACHが一番好きでした。
 高校生になってからしばらく経った頃に大学受験に本腰を入れるために一度読むのをやめて、それ以来少し疎遠にはなりましたが。しかし完結の報を聞いてちゃんと読もう、と思って一度読んだところも改めて読んだ上で全巻ほぼ一気に読み終えてやっぱりBLEACH好きだな……と強く思ったのが、おおよそここ1年半のこと。
 それ以来はそれなりに追っていて、ソシャゲの方はアクションゲームが苦手なので長続きしなかったのですがノベライズは買っているし成田良吾先生版の連載も更新の度に読んでいます。
 BLEACHの好きなキャラでそのオタクの性癖が分かる、という話がTwitterで半年~一年に一回くらいは盛り上がります。この説は間違っていないと思います。少なくとも私の周りでは。
 私のBLEACHでの推しは石田雨竜です。これを比較的最近知り合った人に言うと絶対に納得されるし「好きそう」と言われるのですが、石田雨竜は私の二次元キャラクターに対する趣味の根幹部分を作っていると言っても過言ではないくらいの存在なので仕方ない。
 石田雨竜のどういうところが好きなのかと言われるとそれだけで新しい記事を1本書けてしまうのですが、今回の記事のテーマはそこではないので割愛。
 今回は、まだ公開すらされていないし公開日も未定、それどころか今日キャストが発表されたばかりの実写版BLEACHにおける石田雨竜についての話を少ししたいと思います。

 さて、アニメや漫画の実写版、特に日本での実写版というのは賛否両論、それどころか基本否の声の方が大きいです。それは正直仕方ないとは思う。たまに成功する例もある。しかし最近は、近年で特に大きい成功例の後に失敗例が立て続けに出て来てしまっているような状態なので、やっぱり大変な事に変わりはないと思います。
 最初に述べましたが私がBLEACHにハマり直したのはここ1年半のことで、ハマり直した頃にはとっくにBLEACHの実写化が決定していて、世に発表されていました。あまりにニュースに興味がないせいで知らなかった、もしくは見ていたとしてもすぐに忘れていたのですが、とっくに新刊コーナーから外されて棚に並んでいた単行本の帯で初めて実写化することに気付きました。
 実写化すんの?と普通に驚きました。でもすぐに、特に期待はしないことにしようと思いました。その理由は近年の「実写版」ラッシュの諸々から察して欲しいです。
 だからまあ、基本はスルーでいよう、実写版はあくまで原作への門戸を広げたりするための物とかで、なんか色々大人の事情が絡んでいて大変なんだろう。実写版はオタク向けの物ではないのだから、という認識がこの時の私には完全に出来上がっていました。オタクには2.5次元舞台というものがある。実写化も2.5舞台も駄目なら原作かアニメ版か自分に合うものだけ接取していれば良いのです。
 まあBLEACHの2.5舞台版であるところのブリミュに石田いないんですけど。

 さて、それから時は流れ、今日(2018年3月9日)の朝、実写版の石田雨竜役が吉沢亮さんになることが発表されました。

 まず思ったことが、「実写版に石田いるの?」でした。

 何故そう思ったのか、その発表を見てしばらく置いて冷静になってから自分でもちょっとびっくりしてしまいました。
 実写版で描かれるのがBLEACHの原作の序盤死神代行篇にあたるなら、石田は死神代行篇のいわゆるシナリオボス的な存在であり、その次の尸魂界篇に繋がる為の変化をもたらすキャラクターなので、死神代行篇には「いないとおかしい」のです。
 あとこれは最終章で明らかになる事ですが黒崎一護石田雨竜はそれぞれの父母からどちらかが生まれなければどちらかは生まれていなかったと言っても過言ではない、やっぱりちょっと過言かもしれないけどとにかくそれくらいのあれなんですけどそれはともかく。

 とにかく私は、誰が演じるかとか以前に実写版に石田雨竜がちゃんと存在することに驚いてしまったんです。10年来ずっと大好きなキャラクターなのに。BLEACHの中で描かれた黒崎一護の物語において彼が果たした役割の大きさを、キャラ厨として心底理解しているつもりだったのに。
 やっぱりBLEACHのキャラ人気を牽引していたのは死神だからグッズ展開も一護と死神中心だったし、ブリミュに石田もいなかったことが理由なのかなあ、と思います。
 最初に言った通りに、私とBLEACHの付き合いの間には少しの空白期間があります。その間に起きていた事はほぼノータッチです。その間に原作とアニメとソシャゲ以外で起きていた事、例えばグッズとかコラボカフェとかは、ほとんど把握していません。もしかしたら石田がハブられていない何かがあったもしれません。ただ、空白期間の間に再演されていたブリミュにもやっぱり石田がいない事は知っていました。
 私はBLEACHとの空白期間を抜けた後になってから、別作品の舞台版をきっかけに「2.5舞台悪くないなあ」と思うようになりました。なので正直、ブリミュに石田がいないことは心にちょっと引っ掛かるようになっていました。
 とは言えやっぱり、BLEACHに関しては「推しがいない事」が当たり前の状態でここまで来てしまっていたんだと思います。別にそれを悲しいことだとは私個人は思っていないのですが。
 で。そんなところに、正直あまり期待もしていないしスルーで良いかと思っていた実写版BLEACHにお前の推しが出るぞと。駅のホームで電車を待っていた朝、Twitterで、フォロワーさんのRTで知りました。
 まだ完全に動き始めていない頭に最初それはあまり響かず。電車に乗ってFGOで種火周回して脳がようやくきちんと起き始めて改めてTwitter見て、別のフォロワーさんから別の記事がRTされてようやく脳がちゃんと気付きました。

 実写版に石田雨竜がいる。
 2.5舞台にもいなかった推しがついに立体になる。

 物凄い大事件でした。
 先も言った「雨竜いるの?」の後に来たのは凄まじい混乱でした。
 はっきり言って俳優さんには詳しくないので、吉沢亮さんが演じると言われても名前だけは知っていたのですが全くピンと来なかった。とりあえず画像検索したら顔がめっちゃ良かった。「顔が良い」という一点において実写版と解釈が一致してしまった。
 正直なところ吉沢亮さんは私の石田雨竜に対する顔面解釈とは少し違う顔面です。原作やアニメの基本的な石田の顔付きは吉沢亮さんより少しきつめだと思ってます。初めての立体化としては十分に許容圏内だとは思いますが。しかしそれ以前にです。それ以前にですよ。吉沢亮さんの顔が良い。超かっこいい。
 そして2、3時間掛けて私はようやく冷静になって来ました。
 いやいや、顔が良いからと言ってどうのこうのの問題ではない筈。そう思うのが普通だと思います。
 でも「推しがハブられていない」の一点で大喜び出来てしまう上にすぐに演者さんについて調べ始めてしまう私は凄まじくチョロいのです。自覚はあります。

 吉沢亮さんめちゃめちゃ顔が良いな……。
 えっ身長171cmで運動神経抜群?!それは最早石田雨竜なのでは?!

 私のブログを普段から読んでくださる方以外でこの記事を開いた方は、実写化に対する批判的な意見が出て来るかと思ったかもしれません。もしかしたらそういう意見を求めてこのブログを開いた方もいるかもしれません。
 違います。

 私は、推しがついに立体化した事実にとてつもなく喜んでしまっているのです。
 その上、顔面で全てをねじ伏せてしまえるパワーを持つ上体格が石田雨竜と言っても過言ではない役者さんが推しを演じることがとてつもなく嬉しくなってしまったのです。

 いやいや言うてもですよ?日本での漫画アニメ実写版って基本お察しじゃないですか?上手く行くのって本当にごく一部だし正直BLEACHも既に怪しい雰囲気はあるじゃないですか?という意見もあると思う。それは正直私も思う。でもですよ。

 うるせえ!!こちとら10年前から推しが舞台版にもいない状況にもやもやしてたんじゃ!!実写版のキャスティングで喜んで何が悪い!!ここは原作者とノベライズ担当作家とソシャゲ運営と一部グッズ担当者以外から石田が忘れられてない世界線なんだ!!

 というのがもっともっと正直な所でして。
 ああ、原作ファンってこうやって実写版を見にわざわざ映画館まで足を運んでしまうんだなあ。
 映画そのものの出来に対しては正直不安で一杯ですが石田雨竜をきちんと出してくれる事に、新しい黒崎一護の物語に必要な存在としてくれる事に対しては本気で感謝しています。
 なので感謝している分ちゃんとお金払って見に行って、その上で何かあったらここなり映画レビューになりに書き込もうかと思います。コンテンツに対する発言権は金で買う物。

 何回も言ってますが石田雨竜はブリミュにいないので、俳優さんによって生身の肉体で演じられたことがありません。なので比べられる対象が誰もいません。
 吉沢亮さんが、アニメ版の杉山紀彰さんに次ぐ二人目の石田雨竜の演者さんなのです。杉山さん演じる雨竜も勿論大好きです、でも、新しいメディアで別の役者さんが解釈した雨竜を見られる事が正直本当に嬉しいし楽しみです。
 解釈が違うなら解釈が違ったなあと思うだけだし、解釈が合っていれば勿論嬉しいです。その辺はきちんと自分で見て判断したいと思います。
 
 取り留めもない散文になりましたがここまで読んでくださってありがとうございました。
 とりあえず今日からアマプラで仮面ライダーフォーゼ見ようと思います。

彼らは多分「現実」になろうとしている - SideM3rd仙台もふもふえん感想

 3rd仙台お疲れさまでした。今回縁あって両日現地、しかも運良く両日前方で見ることが出来てしまいました。本当にいい思い出をいただきました。しばらく夜道には気を付けようと思います。ずんだシェイクと牛タンおいしかったです。

 もう全体的に最高すぎてどこから手を着ければいいのか分からなくなった結果、ひとまず担当アイドル・姫野かのんのユニットであるもふもふえんに特化した感想を書くことにしました。

 いや、もふもふえん以外のユニットについて語りたいことはいっぱいあるんです。Wのソロがエモすぎたとかハイジョのソロ弾き語り生バンドで感動と興奮のあまりぶっ倒れそうになったとか神速格好良すぎヤバいにゃこさん可愛いとか虎牙道新曲フル良すぎたしソロも凄かったとかFRAMEの葉っぱヤバいとか旗が可愛すぎたのに二日目の演出で号泣したとか。でも多分その辺は担当Pの方々が語り尽くしても足りないほど語ってくださると思いますのでそちらに委ねます。あと私は仙台で完全にTHE 虎牙道とFRAMEのファンになりました。

 さて、もふもふえんが仙台両日で披露・参加した曲はこんな感じでした。

 

1日目
1.Reason!!(全体曲)
2.うぇるかむ・はぴきらパーク!
3.“W”onderful Tactics! バックダンサー(直央、志狼)
4.伝えたいのはこんなきもち
5.BEYOND THE DREAM(全体曲)
6.GLORIOUS RO@D(全体曲)
7.DRIVE A LIVE(全体曲)

 

2日目
1.Reason!!(全体曲)
2.伝えたいのはこんなきもち
3.新世代ワールド・ビッグスター!(志狼ソロ)
4.もっふ・いんざ・ぼっくす♪
5.Compas Gripper!!!(合同曲)
6.BEYOND THE DREAM(全体曲)
7.GLORIOUS RO@D(全体曲)
8.DRIVE A LIVE(全体曲)

 

Reason!!(両日)

 もふもふえんは両日、ステージ階段上でF-LAGSと並んでのReason!!でした。
 仙台は両日共に演者さんの表情が本当によく見える位置だったのですが、真っ先に目に入って感動したのが、歌っている時の矢野さんの満面の笑顔です。この人、カメラに映ってない時でもこんなに楽しそうに歌ってたんだ……!と。素とアイドルで切り替えている直央の本気モードが全開で、確かにそこに直央君が重なって見えました。

 Reason!!を歌っている間並んでいるユニットがもふもふえんと何かと関わりの深いF-LAGSなのも感動しました。1番と大サビの「重なった手で~」のところでかのん君と九十九先生が手を重ねているのを見てメンタルとインテリのViおばけコンビだ……!とわくわくしました。

うぇるかむ・はぴきらパーク!(1日目)

 仙台初日の1ブロック目はハイジョWの夏時間に始まりどのユニットも「絶対に盛り上がる」勝ち確曲を用意していたために流れと勢いが本当に凄まじく、急激に喉が暖まりました。

 その中でもふもふえんはTHE 虎牙道の新曲の直後にこの代表曲をぶつけて来たわけです。そしてかのんの「この会場をもふもふきんぐだむにしちゃうよ~♪」という完璧すぎる煽り(煽り?)。もふもふきんぐだむ。ゲーム開始時点からのもふもふえんの冠番組タイトルです。まさか20代にもなってもふもふきんぐだむ現地観覧出来るとは思わなかった。個人的にはぴきらパークはもふもふきんぐだむのテーマ曲だと勝手に思っていて、なのでかのんがここでもふもふきんぐだむの名前を出してくれたのが嬉しかったです。

 また、ゲーム内で公式に明言はされていないのですが、雑誌やゲーム内描写を見る限り、もふもふえんは「もふもふきんぐだむ」ありきでアイドルデビュー前から芸歴のある3人によって生まれたユニットである可能性が高いです。SideMの一番最初(2014年7月)のゲーム内イベント「アイドルデビューオーディション」のテレビ局のイベント背景のポスターにもふもふえんが登場しています。駆け出しアイドル系の仕事が多い初期モバエムで、です。「もふもふきんぐだむ」という番組名の登場は2015年1月の「ドレミファ★メロディ」からになりますが。ともかく、もふもふきんぐだむはもふもふえんにとって非常に大切な番組名なので、ライブでその言葉を聞けてひたすら嬉しかったです。

 仙台初日は、道流以外のアイドル全員未成年な上、MCは若さが売りの高校生アイドルバンド・ハイジョのリーダー隼人役の千葉翔也さん(SideMキャスト陣最年少)。道流にしても23歳なので315プロの成人アイドルの中では若い方です。もしかして今日は若さと勢いが全力でぶつかり合う日なのでは?と1ブロック目で気付きました。

 そして若さと勢い溢れる仙台初日メンバーの中で最も若いもふもふえん、今回もしっかり最高に可愛いお仕事をしてくれました。落ちサビ前の間奏でステージ裏に行ったと思ったらなんと始まったのはバックステージツアー。うわこのバクステの感じアイマスのアニメでめっちゃ見たやつ!!!!!!しぶりんと武内Pがこういうところで話してた!!!!!!!!!間奏の間バクステを縦横無尽に駆け回り(これ走ってる3人の動きについて行ってるカメラさんも地味に凄い)、ステージに戻ってきてからの眠そうな「まだまだはしゃぎたい……」はやばい 元気に遊んでたもんね!!ってなるし溢れてくる親心、もしくはわたしももっと遊びたい……となる幼児心。演出神か。

 今回も1曲目から安定してトップギアで駆け抜けたもふもふえん、アツかった。

“W”onderful Tactics! バックダンサー・直央、志狼(1日目)

 続いてのもふもふえんの出番は、享介のソロ曲のバックダンサーとして直央と志狼が登場。平均Da値がただでさえ高いSideMキャスト陣のDa値見ても確実に全員上位に食い込むくらいの凄まじい顔触れですがそれはそれとしてダンスがめっちゃ可愛いしカッコいい。間奏での3人でのパス練習やリフティングも可愛かった~~~~。もふもふえんとWはゲーム内イベントでも仲良く共演していますし、リアルライブでもこういう形で絡んでくれたのが嬉しいです。

 この後曲の音を完璧に繋げる形で悠介ソロが始まり悲鳴を上げました。

伝えたいのはこんなきもち(両日)

 トロッコだ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!もふもふえんにいつか乗ってほしいと思い続けていたトロッコだ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

 めちゃめちゃ興奮しましたがステージに近い席ということはトロッコから遠いということで。しかしトロッコに乗ってピンクの海の中をみんなに笑顔と幸せを振りまきながら歌うもふもふえんんは間違いなく私がいちプロデューサーとして見たいと思い続けていた姿でした。「君の側にいるよ」という言葉の通りに客席の皆の側に行き、落ちサビはステージに戻って3人で向い合って歌う……これがもふもふえん……最高だ……

 この曲は何と言っても両日共にスクリーンに映る3人の顔にそれぞれの動物の鼻や耳が着くSNOW風演出が印象的でした。カメラマンとアイドル3人の間でリハを重ねたんだろうなあと思うと同時に、「お月様の中じゃない ほらここで踊ってるから」の歌詞で村瀬さんの顔にウサギのパーツが重なった瞬間に月のウサギだ……姫野かのんというウサギは月の中ではなくファンの皆のすぐ側で歌うことを選んだウサギさんなんだ……と涙が溢れて来ました。ここの歌詞大好きなんですけどライブでこういう形で演出してくれるとは思ってなかったので演出考えた人にいくらか包みたい。

 最後にもふもふえんの3人と客席全体で歌いながらペンライトを振っている時の多幸感が凄まじく、心はとても温かくて幸せなのに不思議と涙が止まりませんでした。

 本当にありがとう。最高の新曲お披露目でした。

 そしてソロコレでまた泣きました。

新世代ワールド・ビッグスター!(2日目)

 これ 個人的に相当なサプライズでした。
理由は複数あります。

 

・こんなきもちの後のMCがハイジョW虎牙道だったのでソロのトップバッターはソロ未披露の春名かタケルか漣だと思っていたし全員のソロ曲がトップバッターに選ばれてもおかしくない曲調だった
・もふもふえんで3rdツアーで最初にソロをやるのはグリツアでもソロ未披露の直央だろうと思っていた
・さっきまでもふもふえんはトロッコに乗っていた
・そもそも志狼役の古畑恵介さんは幕張初日直前まで座長舞台の公演期間、幕張が終わってもすぐ3月の舞台の稽古期間に入っていて今も稽古期間なのでソロ曲のレッスンをする時間は無いだろうと思っていた

 

 だから「トップバッターは~~~~~~?」「はーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!」とハンドマイクを持たずにインカムを装着した志狼君がステージ上に登場した時は本当にびっくりしたし驚愕と悲鳴交じりの歓声で会場がどよめいたのも已む無し。私も心の準備全くしてなかった。

 始まる前のMCで志狼君一人がお兄さんのアイドル達に囲まれる光景はなかなか貴重だった。

 そして志狼のプロデューサーへの語りかけから始まったソロ曲。

 個人的なあれですが、グリツアもふもふえん参加公演で唯一行ける公演だったけどご用意されなかったので行けなかった豊洲公演で初披露された曲をようやく生で聞けました。

 ハンドマイクではなくインカム装着。SideMでのインカム装着が意味するのは全身を使う激しいダンスになるということ。つまり特技:ブレイクダンス、ゲーム内のDa値は漣や大吾に次ぐフィジカルトップクラス、そして演者である古畑さん自身も凄まじいDa値を誇る橘志狼の本領発揮のステージでした。

 この曲、やはりバックダンサー不在でのソロ曲トップバッターのステージだったという事を特筆すべきだと思うんです。

 「直央に負けたくない」という一心でプロデューサーに自ら己を売り込んでアイドルになり、世界一ビッグな男になりたい志狼がたった一人で会場の皆を夢中にさせたステージ。

 歌っている間も絶え間なく踊り続け、ステージの端から端まで駆け回り跳ね回る志狼君かわいいんだけど本当にかっこよかったです。あの瞬間は間違いなく皆が君だけを見詰めていた。

 2番Aメロで志狼君がユニットの仲間のことを歌っている時の内緒話のような振り付けが古畑さん提案の物だとライブ後のツイッターで知って本気でいくらか包みたい。

 最後の挨拶で古畑さんがアニメのもふもふえんに触れた上で「志狼は直央君やかのん君と違ってアイドルになる前はその他大勢の子役の一人だった、アイドルになれたのはプロデューサーさん達がいたから(大意)」ということを仰っていてそこでまた泣きました。

 もっふ・いんざぼっくす♪(2日目)

 幕張初日でも披露したこの曲、抜群の安定感、安定のかわいさ。

 幕張初日と演出などに大きな変更点は無かったのですが(幕張初日を騒然とさせたVRもふもふえんは無かったです)(今回のVR枠はFRAMEでしたね)、2番の台詞は今回もしっかりアレンジが入っていました。

 

かのん「ピンクのペンライトとってもきれいだね!かのんたちもうれしいよ!」

 

 担当にはしっかり私達の応援は届いていた。泣いた。

Compas Gripper!!!(2日目)

 この1曲前が始終センターステージで披露されたFRAMEの「勇敢なるキミへ」。FRAMEが歌い終わって照明が暗くなった時、ステージに続々上がる揃いの衣装を着た6人。

 仙台二日目はとにかくこの曲が聞きたかった。FRAME、F-LAGSとの合同曲です。

 この3ユニットのアイドル像に共通するキーワードは「一緒に」だと思うんです。

 

 FRAMEは「不安はどうにかするから一緒に踏み出さないか」、「当たり前に君の世界の一部になりたいんだ」

 もふもふえんは「いっしょにうたおうよ!いっしょにおどろうよ!」、「伝えたいのは『君の側にいるよ』」

 F-LAGSは「素敵な革命の旅へと一緒に行こう」、「頑張るその姿いつも見守ってる」


 だから3ユニット9人が集まって歌う歌は、コンパスを自分の手で握って、先は分からなくとも自由で無限の可能性の旅へ連れ出す歌なのです。

 315プロの中で最も高い音域を歌うもふもふえんとその次に音域が高いF-LAGS、そこに低音を支えるFRAMEが入ることで生まれる抜群の安定感。

 確か「自由に駆けようよ Compas Gripper!!!」のところだったと思いますが、マイクを持っていない方の手を前に出してコンパスを回すように動かす振り付けがかっこよさとかわいさが良い塩梅でめっちゃ好きです。

BEYOND THE DREAM~DRIVE A LIVE(両日)

 最後の方泣いて脳が混乱してたみたいで悔しいことにぜんぜん覚えてないです……それくらいに両日セトリが凄かった……

 ただ初日のドアラで益山さんが古畑さんをおんぶしててさくらフェス~~~~~~!!!!!!ってなったり初日のビヨドリかドアラで矢野さんが小松さんを見てニコニコしてたりするのはなんとか覚えています。

 あと最終日のドアラで個人的に大事件だったのが、村瀬さんが階段上にいたFRAMEの増元さんに一人駆け寄って抱き付いてそれに気付いた矢野さん古畑さんが村瀬さんを追いかけて階段上に駆け上がりFRAMEともふもふえんでハグし合っていたのが やばかった……志狼君が龍君に抱きついていてあっこれビークロだ……大神ラグナと焔コウガの師弟コンビだ……と私(当ブログに感想文上げたくらいビークロイベが好きです)が半ば呆然としている間にどうもセンターステージで四季と漣がWD2016の再現をしていたらしく。歓声が上がってようやく気付きました。目がもう一対欲しい。


 両日のもふもふえんの披露曲をユニット単位で見た時、「これはもしや福岡までかけてもふもふきんぐだむと最近のもふもふえんの再現をする気なのでは?」と感じました。
子供向け番組のOP曲然としたはぴきらパークに始まり、ED然としたもふぼで〆て合間に新曲とソロ曲、EDの後はもふもふえんが同じ事務所の仲間と歌う合同曲。

 もふもふえんは毎週の冠番組の収録をしながら他の仕事も精力的にしており、その中にはもちろんソロ活動も含まれています。

 そしてそれが最も顕著だった時期が、2016年10月のオリピ01イベから2017年6月のオリピ05イベです。

 この間、もふもふえんのメンバーはオリピ01、オリピ03、VD2017、WD2017、オリピ05にそれぞれ登場します。

 なんとこの期間、イベント内に登場したもふもふえんのお仕事は全て他ユニットのアイドルと一緒のソロ活動でした。

 5月の「Double Wing Live」でWとの共演で久々の全員集合になるまでです。

 書いてて自分でもびっくりしたんですけどまじかよ。なんと半年以上、ゲーム内イベントとなったお仕事がソロ活動です。

 もちろん雑誌内に他のメンバーが登場することはありましたし、イベストやカード台詞で言及もされています。また、ソロ仕事以外の時は事務所でいつも一緒にいる事が描写されています。

 しかしもふもふえんはオリピが始まるまで越境イベに一度も参加したことが無く、それまで個別で芸能活動をしていた3人がユニットを組んでそしてアイドルになってからは初めて、ソロ仕事が続く期間となりました。

 そしてこの半年強がもふもふえんに確かな変化をもたらしました。

 それぞれのソロでの仕事の成功が互いに刺激を与え、友達・仲間でありながら一番身近なライバルとしての意識も少しずつ強くなっていくのです。

 北海道でのライブを成功させた志狼の姿と直央の応援・事務所の仲間の存在が名古屋のライブでかのんに勇気を与え、オリピを前にバレンタインのイベントで年上のアイドル達に囲まれて初のソロ仕事に挑んだ直央の姿に志狼が対抗心を燃やしてホワイトデーのイベントでは舞田に女子をときめかせる方法を教わり……。

 そして、最近のモバゲー版では少しずつ直央の中でも2人に対するライバル心が芽生え始めており、それが最初に顕著に現れたのがオリピ05イベでした。

 あまり得意ではないダンスをもっと上手くなりたいと、直央が漣に対してダンスを教えて欲しいと勇気を出して頼み込むのです。頼むならもっと優しくてダンスも上手い享介や玄武、雨彦でも良かったはず。しかし直央はあえて事務所で一番身体能力が高く誰に対しても妥協の無い漣を選んだのです。結果2人は子弟関係となるのですがその辺は是非イベストを読んでください。オリピ05を経て直央はアイドルとして一回り大きくなり、「2人に負けないくらいもっと輝きたい」という思いを強くし始めます。

 だからこそ個人的に期待しているのが、仙台での志狼ソロ・漣ソロからの福岡でのかのんソロ披露・そして直央ソロ初披露です。

 誰よりもビッグになりたい志狼が勇気を出してたった一人のステージでもふもふえんソロ披露の先陣を切った姿は、オリピ01と重なります。

 ゲーム内では彼が先陣を切ったことでかのんは勇気を出して年上のアイドル達を束ねる座長として名古屋のステージに立ち、直央は2人に対する小さなライバル意識を自覚して更なる高みを目指すようになります。

 3人でいつも一緒にいるからこそソロの仕事でいっそう互いの凄さを感じて仲間意識だけでなくライバル意識も強くなる……福岡での確実なソロ披露を予感させる仙台公演のもふもふえんからは、そういったストーリーの予兆のようなものを感じました。

 

 リアルの世界の「男性声優3人によるユニット」としてのもふもふえんは、成人男性3人が歌声や表情だけでなくダンス・体の動きで「可愛い男子小学生アイドルユニット」の表現を突き詰めた結果、実際にステージに立っている演者さん方の成人男性の体格の向こうに確かに小さくとも大きな存在感を放つもふもふえんの姿を見せてくれています。正直身体表象とか演技・演劇論の分野で誰かに真面目に研究して欲しい。

 SideMだけでなくアイマスのライブで要求されているのは「自身が演じるアイドルの声で歌えること」だけでなく、「肉体による表現を使って自身が声を担当するアイドルを演じることが出来ること」つまり声優以前の役者としての部分だと個人的に思っているのですが、SideM3rdはこれまでの4公演の演出を通してそれを非常に顕著に感じています。

 「肉体による表現」というのは、ダンスの振り付け・立ち姿・外見を寄せる・アイドルが使用する楽器を演奏する等々演者さんやアイドルの特性によって多岐に渡る所なのですが、前述の通りもふもふえんはユニット全体としては体の動き全般による男子小学生の表現という手法を取っています。

 SideM3rdの場合、演者さんが数々のステージを通して成熟させてきた「肉体によるアイドルの表現」から更に一歩踏み込み、100を越えた楽曲数・初日以外の6公演の出演アイドルを少数にすることで可能となった「自在なセットリストによるストーリー性」を付加することで、アイドルの現実感を否応無しに高めるという演出意図が垣間見えます。

 また、3rdで複数公演参加するアイドルは持ち歌の披露日を分けることでそのユニットの在り方や持っているストーリー性を際立たせる手法も取られています。

 例えば全ユニット・ソロ曲を両日で歌った虎牙道。仙台初日で最初に披露する曲に今の虎牙道のあり方を表現している未発売の新曲「LAY OF RIGHT」を選び、3人での「強く尊き獣たち」からそのまま道流ソロ曲。そして2日目はなんとReason!!の後の実質1曲目にLOR、更に漣ソロタケルソロを連続で披露してから幕張初日の演出にゲームロード画面を演出に追加した「情熱…FIGTER」。これだけでTHE 虎牙道を仲間として繋ぐ道流と、同じユニットでありながらライバルとして火花を散らすタケルと漣という関係性が一目で分かる演出になっていました。この3人はソロの演出も全て三者三様で違ってとても良かったです。(虎牙道に関してはPというよりただのファンなので解釈間違っていたら申し訳ないです)

 そして仙台両日でユニット曲は合同曲も含め全曲披露しながらも残るソロ2曲は披露しておらず、先まで延々と語ったように今のゲーム内でのもふもふえんと重なるストーリーが動き出す予兆を感じさせているもふもふえんですよ。

 もしかしたら福岡でとんでもないものが見られてしまうかもしれないです。
 

 福岡公演はもふもふえんと共演が多くて縁深いBeitのピエール・みのりが一緒です。S.E.Mやカフェパレも印象的なイベントで共演しています。漣のユニットである虎牙道は3rdツアーでもふもふえんとずっと一緒。まだユニット単位での共演経験がないLegendersも、クリスはかのんと、雨彦は直央とオリピで共演しています。ついバックダンサーの人選にも期待したくなってしまうところです。

 その上福岡公演が開催される3月25日は直央の誕生日。福岡の総合MCが矢野さんになるのではという予想も上がっています。期待しすぎは良くないと思いつつも、仙台公演が期待の遙か上を凄い勢いで越えていったので、濃いメンバー揃いの福岡公演にも期待しています。福岡までとっくに1ヶ月を切っているので、心の準備をしっかりしておこうと思います。

 もふもふえんはいつもプロデューサーやファンをびっくりさせてくれます。まさしくおもちゃ箱をひっくり返したような、何が出てくるか分からないワクワクを与えてくれるユニットです。心して待とうと思います。

 まずは、最高の仙台公演をありがとうございました。

 福岡公演、プロデューサーとして、ファンとして、期待しています。

栄光なる道の始まりへ - SideM3rd 幕張初日感想

行って来ました。
THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR ~GLORIOUS ST@GE!~幕張公演初日、しかも縁あって現地参戦です。
席自体は3階席でステージからやや遠い上にライブ後特有の記憶喪失であまり詳細なレポートや感想を述べることは出来ないのですが。
それでもパッションを抑えられなかったので、あと2ndの時結局2日目の感想を書き逃した事への個人的リベンジも兼ねて、幕張初日セトリ全曲分の個人的な感想を書きました。ただし語彙力はないです。元より語彙力のないブログですがいつにも増して語彙力がないです。
細かい演出やMCは他の方のレポの方が詳細だと思うのでそちらを見ていただければと思います。

DRIVE A LIVE

私てっきり今回のライブはやっぱりReason!!から始まると思ってたんですよ。違った。それより先に46人で歌うべき、全ての始まりとも言うべき歌があった。だから、46人全員揃ってのライブでまず歌うのがこの曲というところでセトリの意図に気付いて泣いた。
しかしステージの密度が凄い!どこに誰がいるのかユニット衣装着てないと分からないくらいには人口密度がすごい!というか目が足りない!!私の担当どこ!いた!ピンクのひらひらふわふわ!みたいな感じでした。円盤出す時はマルチアングル映像付けてくださいマジで。
全ての始まり、SideMにとって本当に大事な曲。最初からクライマックスだった。

STARLIGHT CELEBRATE!

実家のような安心感。最早実家。ドラスタという概念が実家。三人の活き活きしたダンスと伸びやかな歌声が心地良い。46人が揃った記念すべきライブのセンターという重圧を物ともせず堂々と歌うドラスタは本当にセンターで在るべくして在るセンター。
なんとなくですが、「CELEBRATE」ってきっとセンターユニットたるドラスタから彼らと共に歩むアイドル達、そしてドラスタ自身に贈られる祝福でもあるんだなと、記念すべきライブのトップバッターを務めた彼らの姿に思いました。

TOMORROW DIAMOND

馬車が高速で乗り付けてきたと思ったらBeitにプロポーズされた。恭二の手袋を口で直す振り付けはあまりにも先日の怪盗イベで執事を演じた恭二。あのイベント走ってたので気付いた瞬間かっこよすぎるやらあのイベントで消費したメガホンの数とお値段思い出しかけるやらでうっかり卒倒しかけました。「Come on, Shall we dance?」でBeitの3人が順番に跪いて手を差し出す振りがあまりにも王子様。
そして最後のプロポーズ、ライビュだと恭二しか映っていなかったようですが指輪は全員出してました。ずるい 指輪はずるいよ あまりにもずるい 私はBeitと結婚してしまった ただし翌日ドラスタに抱かれた ごめん

Reversed Masquerade

序盤はアニメの流れを汲んでいくのかな?と思いきやゾンビダンスでカフェパレが現れた。王子様の手を取って連れられた場所はモンスターがパーティーしてる異世界だったみたいな。
巻緒が小悪魔で咲ちゃんがセクシーで東雲は妖しく、神谷はそんなモンスター達のパレードを率いるミステリアスな座長といった趣。とにかく心臓鷲掴みにされた。何と言っても聞いているこちらの内臓まで震えるようなアスランのボーカル、生で聞くとやばい。ダンスは怪しさと可愛さが同居していてカフェパレの人数の多さと曲調を生かしたパフォーマンス力を生で見て改めて実感。
この曲は「We Are Monsters!」のコールが楽しいしダンスも見ていて楽しい……本当にライブ映えする曲だ……生で聞けて見れて良かった……ソロコレもよかったです……

バーニン・クールで輝いて

ライブ映えと言えば神速一魂。古事記にもそう書いてある。この二人はライブパフォーマンスがとにかくアツい。コールもアツい。神速曲の時だけ喉仏出来る。
益山武明さんも深町寿成さんもダンスにキレがあり、益山さんは長い手足を生かして朱雀らしくダイナミックに、深町さんは玄武らしくソリッドにひたすらかっこよく。神速のキャラの身長とキャストの身長が逆転しているのは有名な話ですが、この2人はそれを逆手に取るかのようにダンスとそのパフォーマンスの熱さで朱雀・玄武を表現しているから凄いです。
今回はずっと狭い出島でのパフォーマンスだっからか、セカライの時よりも拳を重ねたり腕を交差させて歌う振りが増えていたような気がする。いいぞもっとやれ

桜彩

聞 い た こ と 無 い イ ン ト ロ
突 然 の 完 全 新 曲
これまでの彩のユニット曲とは打って変わってしっとりと和の情景を歌い上げる素敵な曲でした。これまでの皆で盛り上がる!わっしょいわっしょい!といった曲とは全く毛色が違うのに3人の見事な表現力で本当に素敵なパフォーマンスになっていました。彩はお淑やかなパフォーマンスも3人で綺麗にハマるという発見。
彩は全員揃うのが幕張初日だけということもありこの日にアニバ曲をサプライズ披露する可能性があることは考えていたものの、彩と一緒のアニバCDに参加する神速が既存曲をやったばかりだったので本当に驚かされました。
ライブ後モバエムに早々に試聴が上がったので改めて聞きましたが、しっとりしていながらも言葉遊びが映える歌詞がやっぱり彩だなあと。
その後のMCで「びっくりしてる皆の表情かわいかった~♪」と言うバレッタ裕さんが最高に華村翔真さんでした本当にありがとうございました。

Over AGAIN

待望のJupiter……!現地の歓声も一際大きかったです。アニメのED映像を思い起こさせる秋を感じる演出がとてもよかった 見た人みんなよかったって言ってます
最初はスタンドマイクで歌って途中でハンドマイクに切り替えCメロは3人で向かい合って歌う演出よかった。ステージを見て歌っていたアイドル達が輪になって向かい合って歌う演出が私は大好きなんだ。その瞬間だけそのステージがアイドル達の為だけの物になった気がして堪んねえんだ。よかったしか言えない。とにかくよかったです。

Study Equal Magic!

今回はなんと事前の振りもチャイムもなし。この曲は始まってから最初のPのコールのパートまで2秒くらいしかないのに現地P達がすぐさま対応出来たのは流石の慣れだと思う。こちらも安定感が実家レベル。
1人が歌っている間の他2人のダンスが見る度に変わっている気がするこの曲。8月のアニサマでの披露から更に変わっているような(アニサマはステージから遠くてあまり見えてなかったんですけど)。
しかし伊東健人さん体柔らかくなったね……MがしっかりMしてた……

JOKER×オールマイティ

授業の後は放課後だーーーーー!!とタオルぶん回しながらステージを縦横無尽に駆け回るハイジョ、若さが売りのアイドル感が最高です。
ハイジョは5人もいるのにこの曲だと1人で10人分は動いてるからやっぱり目が足りない。
今回も四季こと野上翔さんの煽りが最高にアツかったです。
CD音源で聞くと野上さんの煽りがないので物足りなくなってくる……

情熱…FIGHTER

THE 虎牙道によるリアル格ゲーが始まった。三分割されたバックスクリーン、上に表示される3つのライフゲージ。漣の歌がどんどん上手くなっているのを感じる。本当に伸びやかで聞いていて気持ちよかったです。そしてこの曲でようやく小松昌平さんの髪型が漣になっていることに気付いた。小松昌平さんというか牙崎漣役の牙崎漣さんだった。
間奏で3人による本格的な殺陣が繰り広げられるわ(殺陣をやるために3人がマイクを下に置いたのでP達がざわついた)必殺技でゲージが減るわ、アイドルとは……?声優とは……?この殺陣はほとんど小松昌平さん考案で振付師さんからも殺陣師として頼られているらしいです。

Tone’s Destiny

ここでバックスクリーンが変形した。
アルテにとっての最新曲、これまでの2曲より爽やかでアップテンポになり、しかも難しくなっているというのにそれを見事に歌い上げるアルテは流石のVo特化ユニット。
幕張2日間通しても麗さん役の永野由祐さんが2ndに比べると凄く笑顔が多くなっていて本当に楽しそうに歌っていて、アイドルとしてどんどん余裕が出てきているのを感じました。それだけでなんだか涙が出てきた。本当の麗さんの成長を見ているようだ……

あとアルテの歌は生で聞くと体に心地良く浸透していくことを知った。間違いなく健康にいいです。
サビの振りが優雅だけど可愛くて好き。
曲が終わった後に現地P達からの「Bravo!」が響く空間も、とても気持ちよかったです。

Symphonic Brave

スクリーンに流れるビル群の映像をバックにスタンドマイクで歌い始めるLegendersがかっこよすぎる。もうそういうMVが見えた。大都会のモノクロだった映像がBメロから少しずつ色が付いていくやつだ。
間奏でのライブ限定の掛け合いは3人がいつもの3人ながら楽しそうで、最も後に登場したレジェが315プロでは一番の後輩ながらしっかり絆を紡いできたことを感じました。
この後のMCで笠間淳さんが「最後は我々があなた達の手を引く振りなので是非手を差し出してほしい」みたいなニュアンスのことを言ったのには心臓鷲掴まれた。笠間さんと雨彦のMCは毎回ずるい。書きながら思い出してたらチョコ課金も辞さずに雨彦にチョコ叩きつけたくなってきた。今モバコインのキャンペーンやってるし。
しかしこの3人本当に体格差がリアルLegendersだ……

カレイドTOURHYTHM

きたーーーー!!!!!!
誰もが待ってたフルメンバー!!5人、いや6人のカレイドTOURHYTHM!!!!!!イントロ流れた瞬間の歓声すごかった!!本人たちを目の前にして冬馬と北斗の名前を呼べたのがうれしすぎる……
歌っている間寺島拓篤さんがずっと楽しそうでダンスの動きがぴょんぴょんしていたのがあまりにも天ヶ瀬冬馬で最高でした。
曲の後に5人でハグし合ってて彼らにとっても待望のフルメンバーだったのを感じました。

Fun! Fun! Festa!

ライブでほんと楽しいですねこの曲……。1曲目とは打って変わってのお祭り騒ぎのBeit可愛すぎる。2ndの時とは違ってユニット衣装での披露だからか浮かれた王子様感がとっても可愛い。ユニット衣装と先のプロポーズで王子感がカンストしている梅原裕一郎さんのコマネチ、コマネチなのに王子感が抜けないからすごい。何食べて育ったらコマネチしてもかっこいいんだ?

夢色VOYAGER

出航じゃーーーー!!!!という大吾の元気な声が315でした。記憶違いだったらすいません。私には聞こえました。
青いサイリウムや旗の海の中をトロッコで渡るF-LAGS、本当に船旅をしていました。三人とも本当に楽しそうだったなあ……あと浦尾岳大さんの歌詞アレンジは毎度ずるい。今回は「今度はワシらが笑わせたるけぇ!!」っていうリアル大吾。
今回三階席だったのですがトロッコのありがたみをつくづく感じました。少しステージから遠い席が一瞬で神席に変わるトロッコすごい……

もっふ・いんざぼっくす♪

この時ばかりは思った。もふもふえんPとして心から思った。
ライビュ勢めちゃめちゃ羨ましい。
ステージにカメラマンが上がってまで撮影しているからバックに流れるステージ上の映像のカメラワークがやばい。もふもふえんがカメラに向かってファンサの嵐。これ映画館で見たらVRもふもふえんなんですよね?いやうらやましすぎる。ディレイビューイングやってくださいって現地アンケに書きました。
志狼君の「こーーーーんなちっちぇえ箱じゃ315プロは収まりきらないぜーーーー!!」にはほんとそれなと思ってしまったので次はアリーナクラスの会場にしてください。
この後のMCで村瀬さんが語った「裏戻って魔法が解けると全員ただのおっさんになる」とただのおっさんになったもふもふえんキャストのバクステ再現で爆笑してしまったのですが、その分ステージ上では全身全霊で可愛いを突き詰めるプロの姿勢につくづく感服するしもふもふえんPとして本当に感謝しています。これからももふもふえんをよろしくお願いします。

AFTER THE RAIN

泣いた(泣いた)。
明るい爽やかな曲調ながらアニメのW回を思い出して不思議と涙が出てくる曲。
Wのお家芸である息ぴったりのダンスはしっかり健在。そして声がSL音源や1stと比べるとアニバや2ndを経てどんどんそっくりになっている気がするこの双子。キャストさん達はもちろん双子ではないのですがステージでは間違いなく双子。
この曲の後で菊池勇成さんがバクステに戻った瞬間涙が止まらなくなり2曲後の出番までに涙を止めるのが大変だったとMCで言っていましたが、それだけ悠介とシンクロしていたのかもしれないと思いました。

現地Pの何人かがサイリウムで掛けていた虹、Wの2人にもしっかり見えていたらいいな……

MISSION is ピースフル!

2ndではトロッコ曲だったのでダンスをフルで見たの初めてだけどめっちゃ可愛いですね?!(一部だけなら公式生放送で見たことがある)
ステージの真ん中ではなく端から端に移動して歌ってそれこそ端にいる皆にまで歌を届けていたのがFRAMEらしくて本当に可愛い……。
315プロ筋肉代表の一角として不動の地位を築いているFRAMEは可愛い。これは宇宙の真理。
幕張初日直前に発表されたアニバ曲試聴でしっとりしたらラブソングを歌っているのを聞いたばかりだったのでギャップも堪らないですね。そちらも仙台での初披露が楽しみ。

夏時間グラフィティ

突然の波の音。サヨホリか夏時間か最初分からず身構えた。
可愛いユニット続きでほっこりしていたP達が一瞬で夏をエンジョイするパリピに変貌した瞬間。客席を大きな風船が飛び跳ねたり3ユニットの元気いっぱいのダンスだったりと、冬の幕張は一瞬で夏のビーチになりました。ダンスが可愛い。
しかしあの風船めっちゃ跳びましたね……三階席だったけど数列横まで来てました。

流星PARADE

夏時間に続いてアニメのユニット合同曲。
夏時間とは打って変わってのフォーメーションダンスがかっこよかった。
この曲もカメラが良かったですね!人数多い分上から見ているとフォーメーションダンスがよく見えるのですがカメラが近づくとファンサしてくれるアイドルもいてやはりカメラはいい文明。
夏時間のように馬鹿騒ぎ出来る曲もいいけど、こういうどこか優しくて落ち着く曲も良いものです。アニメもアニバも合同曲はアップテンポな物が多いのでこの曲は合同曲としては少し異質なのですが、JupiterにドラスタニS.E.Mという315プロに入る前から時間と人生を積み重ねてきたユニットだから歌える温かみと力強さを確かに感じました。
フルメンバーで、生で聞けて良かった。

From Teacher To Future!

寺島さんが「この後は初披露の曲がどんどん続きます!」と宣言したMCが終わり突如響く和太鼓の音。
こんなイントロどんな曲の音源にもないけど和太鼓の時点で次の曲を察して両手持ちしたピンクのペンラで太鼓を叩く振りをするP多数(この時点で既にめっちゃ面白い)。
そしてS.E.Mと言えば、なコミカルな振り付けの数々。ステージ上で腹筋、腕立て、サビではまさかのラインダンス。「キミハデキル!ナンダッテデキル!」ってP皆もコールするの、なんだかS.E.Mだけでなく自分自身も応援してる気分になってきて最高ですね。

Sunset★Colors

ハイジョが風船を沢山つけたトロッコに乗って突如最後方に登場。アニメの学校でのライブシーンを思い出させる粋な演出に胸が熱くなりました。
今回の公演はS.E.Mの次は必ずハイジョで、授業の後は楽しい放課後、先生と生徒という流れを感じて熱い。
春名がトロッコ上なのにめっちゃ動いてて少しはらはらするなどしました。
そしてやはり野上さん本当に煽りが上手。一瞬で場をブチ上げる牽引力は、ステージ上では伊瀬谷四季を演じているということを差し引いても間違いなく天性の物だと思います。個人的にこの曲はアニメ曲の中でも一番好き(ただしReason!!は別格)といっても過言ではないくらいなので、仙台での地上(?)での披露も楽しみです。

Alice or Guilty(M@STER VERSION)

突如バックスクリーンに映し出されたJupiterの旧ロゴ。そして流れ出す現地Pを騒然とさせたイントロ。
初披露ってこれのことかーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!とほとんどのPが頭を抱える間もなくただただ叫んだであろう、間違いなく本日最強のサプライズ。
「Jupiterによるアリギル」の初披露。確かに初披露です。ただただ圧倒された。彼らが歌っているだけでどよめきが止まらない会場。この時Jupiterは間違いなく会場を完全支配していました。
衣装も961ブラッキッシュ風のジャケット。3人の静かな表情とミステリアスながら力強いダンス、懺悔するように跪く振り付け、会場を乱舞するレーザー……この光景を待ち詫びていたPは本当に沢山いたとおもいます。
この時間違いなく自分は歴史の目撃者になれた。

Brand New Field

アリギルが終わり流れ出すライブ用イントロ。旧ロゴが組み変わり「315プロのJupiter」のロゴへ、というEpisode of Jupiterのあの演出。それをバックにジャケットを315Jupiterの物に着替えるJupiter。ああ、Jupiterは現実……
そして始まるBNF。アリギルと打って変わって満面の笑顔で跳ねるように踊って歌う3人はまさしくアニメで見たJupiterそのもの。
SLのCDジャケットから1stのJupiterへ受け継がれたBNFのキメのポーズ、それが更にアニメに逆輸入され今回また3rdの会場で……という光景には本当に胸が熱くなりました。
1stの時は半分泣きながら寺島さんにしがみついていた松岡さんが今回は本当に楽しそうに、アニメの翔太さながらに嬉しそうに笑ってたんですよ……

ARRIVE to STAR

「どんな理由も、どんな夢も……」で始まる、SideMという作品の在り方を象徴するような歌い出しから始まるこの歌。それぞれ違う理由を持った男達が集い、夢を掴もうとする……SideMを象徴するユニットであるドラスタのこの歌は、このライブの一連の流れを締めくくるに相応しいと思いました。
アニメで流れて初めて聞いた時の印象よりダンスが激しめで驚いたのですが、あまりの王道アイドル感に改めてこれは本当に「アイドルのライブ」なんだなあ、としみじみしました。

Reason!!

この曲の前に流れた、46人のナレーション入りのSideMのこれまでを振り返る映像がとんだ思い出ボムでした。
アニメでは6ユニット19人の曲。でも、40人が43人に、43人が46人になって歩いて来たこの現実の世界の中の315プロでは間違いなく、これは全員が歌うべき曲。そんな演出意図を強く感じました。同時にアニメではまだデビューしていないアイドルの担当としてはこの演出に感謝の気持ちでいっぱいでした。
そして始まる待望の46人Reason!!。ライトがステージを照らすとそこに集まっているのは新全員衣装を着た315プロ全員。言う間でもないですが46人いるからCD音源より音が厚い。
46人全員が揃いの衣装を着て、一つの曲を全員で歌って踊る。「今の315プロ」の一つの到達点をそこに見ました。
そして最後にお披露目された本日2度目の超サプライズ、Reason!!のCDジャケ衣装の315プロ46人……!このイラストは既にライブ公式サイトに掲載されていますが高画質で物理で欲しい。タペストリーにして売ってください。

Beyond the Dream

全員に声帯が実装されてから初めて開催された2ndライブの始まりを告げ、46人全員で歌った初めてのCDとなったこの歌が今回のライブのラストとなるのは必然でしょう。きっと誰もが待っていた「オリジナルメンバー46人」のビヨドリです。
「選んだ道の先へ」から「一緒に行こう夢の向こうへ」。46人全員で、プロデューサーも一緒にずっとずっとその先へ……アイドル達からのそんなメッセージを強く感じました。
アンコールの途中でこれ千秋楽か??????と一瞬だけ我に返って思う程に今回のライブは終盤の流れが強烈でした。

GLORIOUS RO@D

社長からの新しい業務内容発表からのアンコール。SideMのライブとしては珍しく、というか初めての、アンコールでも衣装着用。
でもこの曲も大切な曲だから、きっとこの衣装で46人で歌うことが大切なんだと思いました。
アイドルだけでなく会場のプロデューサー達皆でこの曲を歌う多幸感。GLORIOUS RO@Dを歩いているのはアイドルだけでない、彼らをプロデュースしているプロデューサーの我々も一緒に歩いているんだと感じました。
ふとここで、全体曲が増えたからアンコールで2曲やれるようになったんだ、と気付きました。

DRIVE A LIVE

最後はやっぱりこの曲。ドアラで始まり、ドアラで〆る。いや、むしろ今日がツアー初日だからドアラで次へ繋げていく。
中央の階段に皆で集まって座っている様子は、まるで修学旅行の集合写真のようでした。キャストの人たちから315プロの様子について語る際に「部活」「男子校」という言葉がよく出るのですが、この46人が1つの大階段にWセンターの輝と冬馬を囲むようにして座っているのを見るとなんだか315プロという大家族みたいだな、と感じました。

 

曲単位で幕張初日を振り返って思ったのは、やはりツアー初日に46人全員そろえるということは「今の315プロ全員の姿」をしっかり見せた上でこれからのツアーを進んでいく必要があったのだということです。アニメからPになった人にも向けて、315プロには46人のこんなに素敵なアイドルがいるんです!と我々プロデューサーだけでなく運営も一緒に叫んでくれているような、そんな気がしました。
幕張2日目もライビュで見てこの思いは余計強くなったのですが、初日で全ユニットを揃えてユニット曲で自己紹介をすることで、(特にアニメからの)新規のPさんも全アイドルが動員されるこのツアーを楽しめるようにするという工夫もこの幕張初日にはあったのではないでしょうか。
幕張2日目なんて輝がいるのに輝ではなくカフェパレから神谷がMC、言うなれば座長ですからね。アニメだけ見てたら「誰?」となってしまいかねない人選なのですが、初日を見ていたら少なくともカフェパレの人だということは分かるわけです。
幕張2日目も演出が初日より更に濃度を増していてセトリにもストーリーがあって本当に素晴らしかったです。じっくり感想を書きたいのですが時間が無さそうなので断念。ただ「神谷と狩野さんがとにかく最高だった」ということだけ神谷Pの方には伝えたいです。あなたの担当アイドル、本当に最高でした。
315プロには様々な経歴を辿った様々なアイドルがいて、皆がオリジナルの光を放っている。そしてそれぞれに高めあいながら栄光への道を歩いている。まずそれを示すのが、幕張初日の役目だったのではないでしょうか。だからこそツアータイトルは「GLORIOUS ST@GE」であり、パンフレットにはGLORIOUS RO@Dがツアーのリード曲として掲載されているのだと思います。


千秋楽の如き盛り上がりを見せた幕張初日ですが、千秋楽はまだまだ先です。
まずは輝かしい第一歩となった3rdツアー初日を成功させた46人のアイドル達、彼らに命を吹き込んだ46人のキャストさん達、前説を頑張ってくれた山村君といつものように挨拶に来てくれた社長、山村君と社長の声を聞かせてくれる河西さんと立木さん、このステージを作り上げてくれた全てのスタッフ・関係者の皆さんに心からお礼を言いたいです。素晴らしいステージを本当にありがとうございました!

 

次は仙台だ!(仙台は縁あって両日現地参戦なので頑張って両日感想書きたいです)

モバゲー版SideM「ビーストクロニクル~炎をまといし獣~」感想文

年の瀬を迎え皆様いかがお過ごしでしょうか。
突然ですがMobage版「アイドルマスターSideM」のゲーム内イベント「ビーストクロニクル~炎をまといし獣~」の感想文を書きました。
もうイベント自体はかなり前に終了しましたが、ゲーム内で思い出メモでストーリーが解放出来るようになったので感想文をこちらに掲載することにしました。
イベストやカード台詞、ゲーム内雑誌のネタバレを含むのでご注意ください。

このイベントは、「大人気TCG『ビーストクロニクル』、略してビークロのドラマ化にもふもふえんとFRAMEが出演、更にもふもふえんの橘志狼が初主演に抜擢される」というもの。
イベント予告の時点で王道ホビアニ主人公感抜群の志狼君がバナーにいたのでかなり期待値が高かったのですが、蓋を開ければそこは安心と信頼のSideM。「TCGアニメっぽさ」「ホビアニっぽさ」を追求したと思われる作中作の作り込みはばっちりでした。

ホビアニジャンル民としてぐっと来るポイントは沢山ありました。

まずこのビジュアルですよ。前髪メッシュ。正統派元気主人公。主人公の師匠。カードに本気の謎の大人達。理知的なライバルと生意気なライバル。木村龍君20歳が高校生役なの興奮する。
そしてこの役名。

ホビアニ感すごい。主人公の名前が「狼」「ラグナロク」から来てて炎属性でエースモンスターのモチーフがフェンリルなのとか志狼君のキャラクター性にもぴったりで凄くホビアニのエッセンスを分かってますね。「オーディーン」や「ヴァルキリー」といった北欧神話モチーフはどこでも大人気です。特にフェンリルなんて狼と言うことで志狼君と絡めてもモチーフが分かりやすいですし。個人的に苗字漢字名前カタカナなのもホビアニあるあるです。ビークロ自体はヴァンガードをモデルにしているのを所々で感じるのですが、作中の架空TCGではヴァンガードに対するリスペクトを込めつつ、ストーリーの中ではホビアニというキッズ向けジャンル全体に対する敬意のような物を感じられるイベントでした。

イベストも良かった。ユニット内では天才子役の直央君と天才キッズモデルのかのん君という二人の天才型に挟まれながらも常に努力を怠らなかった努力型の志狼君がついに掴んだ初主役というチャンス。プレッシャーを感じながらも全身全霊で役にぶつかる志狼君とそれを見守るプロデューサー。
「これを遊んでいる時は一人じゃない」と言う英雄さんのカード台詞も最高だった……目の付け所が流石ですよ。FRAMEの3人がもふもふえんと一緒になって事務所やカードショップでビークロを楽しんでいる様子もたくさん描かれていて、3人が仕事に対してとにかく真面目でありつつ楽しむことを忘れない姿勢を見てやっぱりFRAMEはかっこいいなあって思いました。
ショップにいた子供たちと一緒になってビークロを楽しむFRAME、好きなデッキを組んで楽しく戦うもふもふえん、そして全員仕事はしっかり真面目に。
初主演という大役を全うした志狼君は自身のステップアップを感じながら常に主役の重圧を抱えていた直央君の凄さを思い知りライバルとして尊敬の念を強くする。一方で直央君は初主演で堂々とした演技を見せた志狼君に素直に尊敬を覚え、かのん君も彼らより年下ながら常に堂々と立派な仕事ぶりを見せている、それぞれの在り方に志狼君はやっぱりもふもふえんはサイコー、と改めて意識する……王道中の王道の流れですが、志狼君の初主演仕事に相応しい締めでした。
もふもふえんは可愛らしくて仲良しな小学生ユニットという点がクローズアップされがちですが、それだけでなく全員が強いプロ意識と互いへのライバル意識を持ちながら仲間として友達として切磋琢磨し合っているユニットでもあります。もふもふえんのそういうところが好きなので、今回のストーリーはもふもふえんのそういう熱さが前面に押し出されていて嬉しかったです。
今回はイベストそのものが私の好きなホビアニ感があったと言いますか、「ホビーを皆で当たり前に楽しむ」「勝負も仕事も真面目に全力で」という、「世界の危機が絡まない平和なホビアニ」感がありました。
もふもふえんとFRAMEの初共演イベントがビークロで良かった。

ビークロイベとにかくめっちゃ良かったので読んでない人は思い出メモを使って是非読んでください。

【FGO】ダビデについての考察兼妄想

このブログでは初めて触れますが実は7月頃から「Fate/Grand Order」にはまっています。推し鯖はダビデです。

そしてついさっき、急にFGOダビデについての考察・妄想長文メモが発掘されました。 おそらく人理修復してからしばらくした頃に書いたものと思われます。

このままお蔵入りにしようかと思ったのですが、セイレムが……なので、セイレムのシナリオ全解放の前に思い切ってここに載せることにしました。 この自分の考察に対する突っ込みや補足も後半でしていこうと思います。

 

以下、1部と1.5部全般・セイレム6節までのネタバレを含む記事となるのでご注意を。

 

メモ全文

ダビデという古代イスラエルの王の出典は旧約聖書ダビデは聖書では元羊飼いから立身出世し古代イスラエルを統一した偉大な王とされており、キリスト教だと救世主の祖であるともされる。

一方でアーサー王伝説ではランスロット・ギャラハッドの先祖とする文献もあり、ギャラハッドが持っていた剣はダビデの剣でソロモンが拵えを改めたものとされている、またこの剣を扱えるのは最も優れた者だけなのでギャラハッドにしか扱えなかったとか(アーサー王伝説はきちんと読めてないので間違いあるかもしれない)。

FGOに実装されているダビデは、王としての記憶も実感もはっきり持っているものの羊飼いとしての側面が非常に強く表に出ている。

以下は適当な考察なのだが、宝具としてゲームに実装されている「五つの石」がダビデがアーチャーになった決め手だと思う。

五つの石のエピソードはダビデが王になる前、神に見出されてはいたもののただの羊飼いだった頃のエピソードなのでFGOでアーチャーとして召喚されている時のダビデは王として以上に気楽な羊飼いの面が強いのではないだろうか。

誰にでも分け隔てなく接するし、自分がかつての王であることは気にしないでほしいとまでマスターに言ってくる。

 

一方で、聖書に登場する王としてのダビデに注目すると、「王として以上に『ダビデ』個人と良縁を繋いだ相手や近親者であれば、その人が自分に仇成したとしても死ねば悲嘆に暮れるしその人を殺した人間は自分の部下であれ容赦なく殺す」というエピソードが出て来る。

バトシェバ(ソロモンの母)と不倫してバトシェバの夫を誅殺した件といいダビデは好きな人にはかなり甘いがそうでない相手は躊躇なく殺せるところがある。

ここで怖いのがダビデ王の「自分と近しい者が死ぬと悲嘆に暮れ、その者を殺した者は容赦なく殺す」という性質。この性質が出てるのは最初の1回で最後で、これ以降は悲嘆に暮れるくらいなのだがエピソードとしての存在感は強い。

幕間によればFGOダビデはロマニ=ソロモンだということを知らなかった、と表向きは言っているがマシュの目には「知っていて(マスターのために)黙っていた」とも映っている、ようにも見える。

FGOダビデは自分はカルデアのマスターと共に有る運命共同体という意識が非常に強く、マスターに対してはとても誠実なサーヴァントである。

それ故にダビデは自由のない人生を人間として選択した息子の意志を尊重し、更に人理を修復するというマスターの目的の為にはそれが最善の方法だと判断してロマニの正体を黙っていたと解釈しても問題はないと思うし、実際幕間を見る限りではその可能性は高い。(ロマニもそれを承知していた上でダビデには辛辣な態度を取っていた、とも解釈できる。勿論そこは明言されていない)

だから彼はソロモンの「人理のために自分が消える」という選択を止めなかったし、誇りにすら思っている。

 

しかし仮にFGOダビデが羊飼いではなく王としての面が前に出ていたら、本当にこういう反応を出来ただろうか?

ダビデ幕間を見て「私が知ってる聖書のダビデ王と違う」と引っ掛かったのが(勿論サーヴァントのダビデは本人も認めている通り決してダビデ本人ではない)ソロモンの消失に対するダビデのこの反応だったりするわけだが、ダビデというサーヴァントがそもそも王としての側面より一般人の羊飼いとしての側面を強めて召喚されているなら納得が行く。

ソロモンが王になったのはダビデの退位後であり、当然ダビデの方がソロモンより早く死んでいる。英霊としてカルデアにいるダビデは生前に体験したことが無い息子(の英霊)の完全な消失を、受け入れることが出来た。羊飼いとしての、まだ比較的穏やかだった頃のダビデの性格だからこそ受け入れることが出来たのかもしれない。

それでは苛烈な面もあったダビデ王だったら、この消失を果たして大人しく受け入れられるのだろうか?

「情には厚いが縁者以外に対しては冷酷な王」としてのダビデ王が英霊として、カルデアにいるダビデの別側面として現界した場合、それって結構すごいボスキャラになれるのではないだろうか?

 

エリザベートカーミラや2人のヴラド公のように、同じ人物の別側面がそれぞれに召喚されるというのは結構よくあることだが、ダビデも聖書の記述や、またギャラハッドの「ダビデの剣」のことを考えると、実際ダビデに適したクラスはセイバーなのでは?となる。私はなった。

聖書だとダビデは剣を武器として使っていることが多い。王になって以降の武器はほぼ剣だ。他に適性があるとしたら、契約の箱もあるしルーラーかもしれない。

 

仮に「霊基からも抹消された息子ソロモンの復活を目的として聖杯の力を用いて特異点を発生させる別バージョンダビデ王(仮)」とか今後出て来たらかなりえげつないボスキャラになれる。多分マスターの精神力とか凄い削られる。

ギャラハッドがダビデの剣を持っていたという伝説がスルーされるのも勿体無い気がするし、終局の神殿にソロモンの指輪は残されたままだ。ロマニ/ソロモン関係でもう一波乱起きる可能性が無いとは言えない。

魔神柱も散らばったままだし。

あとダ・ヴィンチちゃんの幕間に名前が出ていたダ・ヴィンチの師ヴェロッキオは少年時代のダ・ヴィンチをモデルにダビデ像を作っていたりもする。(ダ・ヴィンチちゃんのプロフィールにも記載がある)

 

単純にダビデという存在が西洋史にもたらしている影響の範囲が非常に大きいのもあるが、カルデアの中心メンバーとの繋がりが何かとあるこのダビデというサーヴァントに色々今後の活躍を期待したい。(建前)

セイバーダビデ欲しい、宝具はFGOマテリアルに載ってた「燔祭の火焔(サクリファイス)」がいい(本音)

 

「異端なるセイレム」6節まで見た上でのこの考察について

まさかセイレムで本格的にソロモン周辺が動くとは思っていなかったのですが(セイレムは史実とクトゥルフ神話とネロのビースト化だと思ってた……)、だいぶ前にしたこの考察、引っ張り出せるなら今しか無いかと思いました。 

 

正直現時点のセイレムで何が怖いって過剰なまでにダビデの陰がちらついてることなんですよ。

私自身がクトゥルフ神話の知識もそれなりにあるのでそれでSAN値削られてるのもありますけど。CoCだったら確実に発狂してた。

 

セイレムについての考察は色々流れていますが、その中で私に刺さった説が「セイレムはクトゥルフ神話だけでなく旧約聖書の世界も織り込まれている」というもの。

言われてみれば、なんですが、ウェイトリー家の元ネタ「ダンウィッチの怪」にはウェイトリー家の人間にアブサラムやノアという名前の人物は登場しません。ラヴィニアはいます。

アブサラムもノアも、旧約聖書の登場人物です。

ノアは方舟を作り上げて大洪水からあらゆる生物の種を残す大偉業を成した人物。

アブサラム(アブサロム)は、ダビデの息子。よく出来た息子だったのですがダビデに謀反を起こし敗北、敗走している時不慮の事故で髪が木に引っ掛かって宙吊り(首吊りを連想させますね…)になってそこをダビデの部下に討たれます。ダビデはアブサロムを殺さないよう厳命していたにも関わらず。

 

シバの女王も劇中劇で語られたように旧約聖書の登場人物ですが、聖書での登場は本当にあの場面のみです。 あのサーヴァントが本当にシバの女王本人「だけ」のサーヴァントなのかは私は少し怪しいと思っています。新宿勢みたいに何か混ざってたりしません……?某無名の霧とか……あなた本当にぐだの味方側なんですか……自覚がないだけの魔神柱だったりしませんか……

 

そして今回の「キーサーヴァント」の「アビゲイル」。史実のセイレム魔女裁判の発端となった告発人のアビゲイル、セイレム魔女裁判で嬉々として魔女を名乗った別のアビゲイル。そして──ダビデの妻に、「アビゲイル」という女性がいます。

今回登場している「アビゲイル」、事あるごとにダビデのファンだという話をするので、やはりダビデと何か関係が……?本人が全く意識していないだけでクトゥルフの神性も混ぜ込まれているようで色々と今後が不安です。おまけにラヴクラフト御大と融合している可能性もあるしで彼女については答え合わせ待ちです。

 

「ノア」はともかく劇中劇でソロモン王やダビデの姿をした羊飼いを意識させた上で「アブサラム」の名前が出されると少し胸がざわつきます。ミスリードと判断するには少し旧約聖書要素が多すぎるので、意図的なものと考えてもいいのではないでしょうか。そもそもセイレムの由来もエルサレムですし。

 

また、セイレムの最初の劇中劇で燔祭の儀と神の箱について語られましたが、どちらもダビデの宝具になってるんですよね。

燔祭の火焔は燔祭の儀をモチーフにしつつマテリアルで書かれてる内容が黙示録の炎すぎるし神の箱は3章の通りでいずれもなかなか物騒なのですが。

ダビデの宝具で一番平和的で尚且つ「普通のサーヴァント」のレベルに留まれそうなやつが現在実装されている「五つの石」です。

Fateにおける「ビースト」のモチーフが黙示録の獣である以上、やっぱりダビデの持つ燔祭の火焔、そして神の箱という宝具は今後何かしらの意味を持ってくるのかなとは思います。あまりにも元ネタにド直球だし。

 

セイレムで怖いのが、もしかしたらセイレムの結界内における「神」の定義すら黒幕はねじ曲げる気なのでは、ということ。メッフィーの意味深な言葉もあるし。

燔祭の火焔の効果、「神の意に沿わぬ者を血の一滴も残さず焼き尽くす」なんですよ。

FGOダビデは基本的に賢者だし神(主)への信仰心も本物……というか神の加護を固有スキルとして持ってるくらいなので、先の考察で危惧したような今回の黒幕っていうことは流石にないでしょうけど……。

でも今回の黒幕の目的に「ソロモンの復活」の可能性があるという考察を見てから上記の考察妄想を発掘してしまったので流石に落ち着かなくなりました。

元はと言えばクトゥルフ神話が好きなのでセイレムにはわくわくしていたのですが、蓋を開けると推し鯖が直接姿を見せないのにどんどん重要人物になっていっている気がして正直気が気じゃないのでこの記事を書いてダビデについて少し自分で整理しようと思った次第です。

やっぱりご本人登場フラグだよなあ……3日に解放される7節以降が怖楽しみです。

散文失礼いたしました。

 

12月2日 9時頃追記

後半は深夜に書いた文なので見返すと説明不足があまりに多い……。

セイレムの旧約聖書織り込まれている説は、「セイレムで黒幕がやろうとしているのはバビロン虜囚なのでは?」という説からです。

詳しくはバビロン虜囚でぐぐってみてください。そして出来れば聖書での該当個所も読んでみてください。聖書は旧約も新約も全文日本語訳がネットに無料公開されてるので。

ちなみに青空文庫にもラヴクラフト作品が一部あります。「ダンウィッチの怪」は作業中でまだ掲載されていませんが「魔女の家で見た夢」「ピックマンのモデル」「未知なるカダスに夢を求めて」はセイレムからクトゥルフが気になった方は読んでみてほしいです。

作家別作品リスト:ラヴクラフト ハワード・フィリップス

 

そう言えば聖書のアブサロムが「処刑されて死んだ人物」なのに、ノアはいつどうやって死んだか聖書にもはっきり書かれていない人物なのも面白いと思います。相当に長命なのは間違いないですが。

そしてノアのやった大偉業のことを考えるとノア・ウェイトリーがこのままモブ半ばの扱いで終わるとも考えづらい。

 

今回カルデア側のメンバー全員(ぐだも含む)別人が演じている説がロビンをきっかけにどんどん浮上していますし、ロビンがニャル様匂わせすぎなのもミスリードであってほしい……!

 

それとアンデルセンダビデの生前の生前に達成出来なかったらしい夢をお芝居の中で生前に実現させてくれてありがとう。セイレムが終わったら2個目の聖杯をあげよう。

もう2個も3個も同じだしいっそ金枠にしてやろう。

そういや上演された劇中劇の台本、2本はアンデルセンが書いてますけどシェイクスピアはどんな劇を書いてるんでしょうね……?3本目のメディア(正確にはリリィ)が主題のやつはどちらが書いたかは不明。7節以降でシェイクスピアの書いた劇は果たして出て来るのか。

 

あと15時間待つのかあ……

 

12月3日追記

以下、セイレム全体のネタバレになります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わーーい!ここに書いてない分も含めてセイレム考察だいたい全部外れた!たーのしー!考察裏切られるの気持ちいいー!

 

……………………とか思ってたらアビゲイルの宝具が明らかにクリフォトで真っ青になりました。

クリフォトどこから来たの……まだ語られてないところめちゃめちゃありそうで怖いよ……シバの女王も欲しいしピックアップはよ……

 

あとダビデの出番は確かにあったけどまさかのダ八戒。何がとは言わないけど正気か。

やっぱりカルデアダビデアビゲイルと会わせていいのかどうかちょっと心配になって来ました。

 

ダビデについてはセイバーダビデの可能性まだ諦めてないっていうかシバの女王が実装され魔神柱も全滅したことで今後ソロモン周りが動くことが十分考えられるので、シバの女王が実装されることすら考えてなかったこの考察をした時よりは可能性高まってるなあって思います。

ボスとして立ちはだかられると流石に辛いけど。

 

12月10日追記


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ピックアップ初日に引けました。

触媒は聖書とラヴクラフト全集(創元推理文庫)とマイルームのダビデです。

3rdツアーで初めてSideM現場に触れる方へ(※3rd現地ふまえての追記有)

久しぶりのブログ更新になります。前回の記事の日付を見たら6月でした。まだ半年放置はしてないからセーフだなと思いました。

さて、過去にこのブログでも何度か触れている「アイドルマスターSideM」のテレビアニメがついに放送開始されましたね。アニメの出来は素晴らしいし何の前触れもなく急にもふもふえんPに凄い勢いで流れ弾が飛んできたりしてもう毎週毎週が楽しみです。もふもふえんの315コミックやばかった。
ちなみにエムステはスマホが非対応機種なので未だにプレイ出来ていません。悲しい。
エムステやアニメをきっかけに新規のPさんが沢山増えてくださっているようで、エムステとアニメが発表された2ndライブのライビュ会場にいたPとしては嬉しい限りです。
そこで今回は、3rdツアーで初めてSideM現場に行く予定のPさんのために、SideM・アイマスライブで重要なことや覚えておくと良いことをまとめてみようと思いました。

前提としてお伝えしておきたいのですが、SideM現場は基本的に「アイドルマスター」シリーズの現場にあたるので、現場の雰囲気や暗黙の了解、レギュレーションなどはほとんどが765、シンデレラガールズ、ミリオンライブといった他の女の子アイドルが中心のアイマスに準じています。
他の男性アイドル・女性向け現場とはかなり勝手が異なる部分があることを予め了承しておくと、スムーズに現場に馴染めるかと思います。

チケット入手、ライブビューイングについて

まずチケットを取らないと現地にはいけません。
公演にもよりますが、SideMだと過去に
・CD封入シリアル先行
・ゲーム内先行
・公式チャンネル有料会員先行
・一般販売
などが実施されています。
基本的に一般のチケットは取れないものと思った方がいいので、とにかく先行でチケットを取ることを考えましょう。勿論転売から購入するのはNGです。そもそも最近は本人確認が厳しいので転売から購入したチケットは弾かれて入場出来ないと思ってください。
(※2018/2/5追記)幕張初日現地で本人確認ありました。全日程本人確認があるのは確実と見ていいので現地チケットがご用意された方は身分証を忘れずに!

基本的にCD先行が最速となり、販売店によってはライブの先行シリアルだけでなくCDのリリイベのシリアルが付いてくる事もあるので、同じCDを複数買いするPが数多くいます。
なので、店によっては予約分で満了してしまい発売日当日に店頭にCDが出ないという事態も発生します。どうしても行きたいライブのシリアルが付いてくる場合は予約がマストです。

SideM3rdの場合「Episode of Jupiter」やテレビアニメの円盤にもシリアルが付いてきます。どの公演対象のシリアルがどの商品に付いてくるのかはしっかり確認しておきましょう。
また、どうしても現地に行けないという方には全国の映画館で実施されるライブビューイングがあります。
アイマスは最近だと周年ライブ・合同大型ライブは開催地に関係なく必ずライビュが実施され、上映館も多く用意されます。地域によって上映館数に偏りはありますが、SideM2ndは全都道府県でライビュが開催されました。
なお、ライビュのチケットは現地のチケットの半額程度ですが、それでもツアーの公演全部に行こうとすると結構な額になるため、チケット購入時期のお金の使用は計画的に行いましょう。(お金がない時期にシンデレラ5thツアーのライビュに行きすぎて大変なことになった者より)

事前通販・当日物販について

アイマスライブはまず事前通販から始まると言っても過言ではありません。事前通販は基本的にライブのチケットが確定する前に始まり、確定する前に終わるなんてこともあります。
後述の公式ペンライト単品やプロデュースバッジなど、当日の物販だと購入出来ない、あるいは始発組で売り切れるので入手困難になるようなグッズも数多いため、チケットの有無、現地ライビュに関わらずグッズが欲しい方は極力事前通販の利用をおすすめします。
また、メーカー製グッズの先行販売など、事前通販で購入出来ないグッズもあります。当日の行動スケジュールや前日物販の利用など予め検討しておいた方がライブ当日スムーズに行動できるでしょう。
パンフレットなどの一部グッズはライブビューイング会場でも販売されます。

ペンライトについて

恐らくアイマスライブの他のアニメ系現場との一番の違いだと思われます。
アイマスライブは毎回、ペンライトについての詳しいレギュレーションを公開しています。SideM3rdのペンライトのレギュレーションも間もなく公開されると思われます。
(※2018/01/11追記
公式から3rdのレギュレーション公開されました
 ATTENTION|THE IDOLM@STER SideM 3rd STAGE | Lantis web site)
参考までに、SideM2ndでのレギュレーションを引用します。このレギュレーションは全てのアイマスライブ共通のものとなっています。

☆電池式コンサートライト、ケミカルライト等について
過去のイベントで、お客様のものと見られるコンサートライトにより、実際に機材が破損した例がございました。
大型コンサートライトやレーザーポインター等、周りのお客様のご迷惑になる物もございましたので、ケミカルライトを含むコンサートライトのサイズ・仕様の規制をさせていただきます。
全てのお客様にライブを快適にお楽しみいただくために、ご理解、ご協力をお願いいたします。

以下を除く電池式コンサートライトの使用は、周りのお客様へのご迷惑や怪我、トラブルの原因となりますので禁止させていただきます。

[ご使用可能なコンサートライト]
アイドルマスター SideM 公式コンサートライト(LED式、ボタン電池使用)
THE IDOLM@STER × TOWER RECORDS LED式ペンライト 星井美希タワー限定ver. (正規許諾品、ボタン電池使用・緑色)
・7周年ライブ 公式うちわ&サインライト (LED式、ボタン電池使用・ピンク色)
アイドルマスター 公式サインライト(Ver.2含む、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター シンデレラガールズ 公式サインライト(LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター ミリオンライブ! 公式サインライト(LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター 公式コンサートライト(LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター シンデレラガールズ 公式コンサートライト(LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター ミリオンライブ! 公式コンサートライト(LED式、ボタン電池使用)
・市販のLED式コンサートライト(ボタン電池使用、25cm未満のものに限る)
・市販のケミカルライト(25㎝未満のものに限る)

[ご使用いただけないコンサートライト]
・電池式・非電池式を問わず、25㎝以上のコンサートライト
ボタン電池以外の電池式のコンサートライト(25cm未満のものも含む)
・極端に明るさを上げる・点滅させる・複数のコンサートライトを組合わせるなど、市販時の形状や性能を改造したコンサートライト
・市販品ではなく、パーツをくみ上げて自作したコンサートライト
・その他、スタッフが不適切と判断したコンサートライト

THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS~」公式サイトより引用
http://www.lantis.jp/sidem/2ndlive/attention.html

このレギュレーションがさり気ない初心者殺しでして、何が問題かというとアイマス現場ではキンブレが使えません
なので、キンブレしか持っていない人は公式レギュレーションに沿ったペンライトを新しく調達するしかないわけです。では何を買えばいいのか、というのはアイマス現場の先人Pの知恵が脈々「アイマス現場に最適のペンライト」を語り継いでいます。
アイマスPご用達ペンライトは、だいたい以下の4種が該当します。

公式ペンライト

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私が所持しているアイマス公式ペンラです。765合同・シンデレラ5th・SideM2ndの物になります。
事前通販や当日物販で販売されているやつです。SideMは1ユニット1本、他のアイマスは1アイドル1本。1本1100円と少々お値段は張りますが、担当アイドルの色が正確に出せる・フィルムの印刷がユニット・アイドル毎の特別仕様といった特別感があるので、担当アイドル・好きなアイドルの分くらいは買っておくと良いと思います。
また、1種1本ずつ買えるのは事前通販のみで、当日物販では複数種まとめての販売しかされない上にだいたい真っ先に売り切れます。購入したい場合は事前通販の使用を強く強くおすすめします。
他に特筆すべきポイントとして、複数本まとめて持つことを前提にグリップが設計されているので複数本持ちやすいです。全体曲で持ってるペンラありったけ出す時やペンラ芸に楽です。グリップは2種類付属しており、公式ペンラだとバルログしやすいファイターグリップが予め付いています。
LR44のボタン電池3個を使用。新しい電池でライブ1公演分は保ちます。

ミックスペンラpro

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何種類かありますが、おすすめは中央2本の「キラキラ」です。
アイマスPご用達のボタン電池式多色LEDペンライト。
現在発売されている最新モデルは24色発光、カラー発光順カスタマイズ機能完備、更に24色モードとカスタムモードの切り替えも簡単に可能と非常に使い勝手がいいので1本持っておいて損はありません。
個人的にキンブレより軽いので扱いやすい。腕力筋力に自信がない人はキンブレからこれに乗り換えるとライブや応援上映の後で腕にダメージが残りにくくなります。実体験です。
色のカスタム性はキンブレの最新モデルにどうしても劣りますが、アイマス現場のみならず他の現場に持ち込むにしてもこれ1本あれば必要な色はだいたい出せるので困りません。
ただしSideMでいうTHE 虎牙道の黒やLegendersのブルーグレーはLEDで出せる色ではないのでご注意を。(ミックスペンラで出せない色については後述します)
LR44のボタン電池6個を使用します。新しい電池でライブ1公演分は保ちます。

キングブレードiLite

キングブレード iLite ブラック

キングブレード iLite ブラック

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公式ペンライトの元になっている機種なので、公式ペンライトと一緒に持ちやすいです。複数色発売されており、必要最低限の色はほぼカバー出来るのですが、特筆しておきたいのは黒があるところ。他の現場でも公式カラーが黒やグレーの人を応援するのに大変役立ちました。
公式ペンライトの6割ほどの値段で買えるので、担当カラーのペンライトをたくさん手に持ちたいけどお金が……という方は一考の価値有り。
LR44のボタン電池3個を使用。新しい電池でライブ1公演分は保ちます。

ケミカルライト

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パキッと折ると薬品の化学反応で光るやつです。
私は正直ケミカルライトにはあまり詳しくないので、詳しい種類などは調べていただければと思います。先達のケミカルライト・ペンライト研究の記事がたくさんヒットすると思います。
光量の強さで有名なウルトラオレンジ(UO)などは瞬間の光量がボタン電池式ペンライトより大きいので、アイマス現場でも重宝されています。SideM現場だと特にムンナイで大量に消費されるとかなんとか。
長所は安いところと、瞬間的な光量がボタン電池のペンラより強いところ。
短所は長くても1公演分、短いと2分程度しか保たない使い捨てなところ。
現場はこの1回限りの予定という人はケミカルライトを必要なカラー分だけ買う方が安く上がりますが、そうでない人の方がたぶん多いです。
担当が歌う一曲の間だけでも担当のカラーを強く主張したいという人は無理に電池式ペンラをたくさん買うよりケミカルライトを使ったほうが良い場合があります。
ちなみにケミカルライトを安くまとめ買いしたい方は、「でらなんなん」の店舗で年始や大型イベント近辺に行われるセールやケミカルライトの大手メーカーである「ルミカ」のネット通販などで安く箱買い出来ます。

ルミカライト 大閃光アーク 25本入り 「極(きわみ)」オレンジ

ルミカライト 大閃光アーク 25本入り 「極(きわみ)」オレンジ

またケミカルライトの使用後の処分は行政の分別ルールに従うようにしましょう。ライブ会場だとだいたいケミカルライト専用のごみ箱が用意されているので、そちらで捨てることが出来ます。

ペンライトを複数本持ち込む方はペンライト用のポーチを購入することをおすすめします。ペンラポーチは自作するプロデューサーも多くいます。
ペンラポーチは商品によってサイズ感がかなり異なるので、特にネット通販で購入する場合はポーチのサイズを確認してから購入するように気を付けましょう。
ある程度までの本数なら百均で売っているようなペットボトルホルダーでも代用可能です(ダイソーのペットボトルホルダーだと公式ペンラが最大8本入りました)。
(※2018/2/5追記)こちらのペンライトのレギュレーションは「現地のみ」に適用されます。ライビュはキンブレOKです。
 

ペンライトの色について

先の項目の続きになります。
SideMではユニットカラーが公式に設定されており、ペンライトもユニット単位で販売されているのでほとんどの人がユニット曲ではそのユニットの色のペンライトを振ります。
ユニットカラーは公式ペンライトの色や、Mobageのゲーム内で見る事が出来ます。(エムステは私が使用している端末が非対応機種なために確認できていません…)
各アイドルには一応個人カラーが設定されていますが、2ndで披露されたソロ曲メドレーでは、各アイドルが所属するユニットの色を振る人が圧倒的でした。しかし個人カラーが赤青緑とはっきりしているドラスタのように、ソロ曲で客席の大半を個人カラーが占めたこともあります。
CDのジャケット裏や3rdの公式グッズであるプロデューサーバッジなどで全員分の個人カラーがはっきり出ており、また3rdは全員のソロ曲が出揃ったことから今後は個人カラーを振るプロデューサーも増えるかと思われます。
写真は「ST@RTING LINE 13 もふもふえん」のケース内と「ORIGIN@L PIECES 03」のジャケット裏です。こういうところでしっかり個人カラーが分かるようになっています。
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ユニットカラーと個人カラー、ソロでどちらを振ることになるかは各々の判断によるかと思います。(そもそもP内での個人カラーの認知度もちょっと怪しい)
THE 虎牙道の黒、Legendersのブルーグレーなど、普通のペンライトで出せない色は、他の色で代用することになります。虎牙道はメンバーカラーの青・赤・黄色(もしくは黄みの強いオレンジ)、Legendersは青やミックスペンラのアイスブルーで代用している人が多いです。
(※2018/2/5追記)幕張2日目で神谷、麗さん、舞田のソロがフルバージョン解禁。ライビュで見ていましたが、神谷は特に当人のユニット衣装の色がそのまま個人カラーなためか、個人カラーとユニットカラーを両手持ちしている人が多かった印象。麗さんや舞田のソロでも個人カラーとユニットカラーの両手持ちが見受けられたので、今後は両手持ちが主流になるかもしれません。
(※2018/2/25追記)仙台初日で9人のソロのフルが披露されましたがやはりどのアイドルも個人カラーを振っている人が相当数いました(前方で客席あまり見えてなかったのですが)。特に個人カラーをユニット曲で振ることが定着している神速の二人と道流は客席の大半が個人カラーでした。

また、ユニットカラー・個人カラー以外にも色が必要になることもあります。
アイマスライブで一種の名物となっている「ペンラ芸」です。ペンラ芸とは簡単、歌詞や自分が座っている位置に合わせてペンライトの色を変えるだけ。
SideMだと以下のペンラ芸がメジャーです。
・「スマイル・エンゲージ」のCメロのみのりソロ部分に合わせピンク色のペンライトを光らせる
・全体曲「Beyond The Dream」の2番Aメロ「Red」「Blue」「Yellow」に合わせペンライトの色を持ち替える
・「With…STORY」でF-LAGSメンバーの合図に合わせて客席全体でトリコロールを作る(こちらのCM集の3:27~で確認できます)
https://www.youtube.com/watch?v=IXBugDZA7Bk
 
ペンラ芸は決して強制されるものではありませんが、SideMに限らずアイマスライブは「ライブはアイドルとプロデューサーとファンが一体になって作り上げるもの」という意識が強いため、アイドルが見る景色を最高のものにするために、またアイドルのステージをより輝かせるためにペンラ芸が発達しているように見えます。
(※2018/2/25追記)Wのアニメ曲「AFTER THE RAIN」の落ちサビ手前あたりからサイリウムの虹をかけるP複数。幕張初日にも何人かいましたが、更に定着して来ているようです。やり方は簡単、持ってる単色ペンラをありったけ出すだけ

ボタン電池について

アイマスライブでペンラを使うなら重要になるやつです。
ボタン電池式ペンラは基本的にどのペンラも1公演につき1回替えた分しか保たないので、複数公演参戦する場合はまとめ買い必須となります。
ボタン電池は家電量販店でも購入可能ですが、ライブ1回切りですぐ交換する使い捨てならあまり電池そのものの品質を求める必要はありません。私が御用達にしているのはネット通販での箱買いです。

LR44 200個(20シート)1BOX

LR44 200個(20シート)1BOX

こちらのSUNCOMのボタン電池は1シート100円という安価で大量に購入できるため、ライブによく行く人にはおすすめです。現にこれを使用しているプロデューサーは多いです。
秋葉原の電気街でも同様の値段で買えることがありますが、通販を使う人が圧倒的に多いかと思います。ボタン電池の調達はお早めに。
ボタン電池を持ち歩く場合は、安全を考えてシートに入れたままで持ち歩くようにしましょう。

プロデューサー名刺について

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アイマス現場独特の文化として、「プロデューサー同士の名刺交換」があります。
自分の担当アイドルの魅力をアピールするためにプロデューサーが名刺を持ち寄り交換・交流する場面が、ライブ当日の会場前や会場内で多く見られます。
名刺のデザインは凝った物からシンプルな物まで。
立っているだけで名刺交換のために声を掛けられる事もあるため、名刺は「ちょっと多すぎるかな?」と思うくらい持って行った方が良いと思います。
名刺はなくてはならない物ではないですが、あった方が当日隣の席になったプロデューサーさんと挨拶がスムーズに出来ます。また、自分のアイドルを他のアイドルを担当しているプロデューサーに強く印象付ける事も出来ます。
名刺の作り方は、少し調べれば先達のPさん方の記事がたくさん出て来ます。自宅にプリンターがなくても、フリーのソフトや(有料ですが)マイクソロフトオフィス系ソフトを使ってコンビニのコピー機で印刷するだけでも作れたりするので、作ってみたい方は是非作ってみてください。
また、Mobageのゲーム内には名刺を作成し画像でダウンロードする機能が実装されており、SideMのテレビアニメ公式サイトには名刺作成ツールも公開されているのでそちらを使ってみるのも手です。
ちなみに私はGIMPPowerPointでデザインした名刺をコンビニコピー機の写真プリントで刷ってカッターで切り抜いて作成しています。
(※2018/2/25追記)ハンドスピナーは必須ではないですがあるとまずハンドスピナーをきっかけに名刺交換に入るためのコミュニケーションがスムーズに行く 気がする

コールについて

SideMライブ、いえ、SideMのみならずアイマスライブの大きな特徴であるコールについて。
他の女性向け現場だとそもそもアイマス現場とコールの定義や示す範囲が少し違う印象があります。私は女性向け現場に詳しくないのであれですが。
アイマス現場のコールがどんなものかは公式が公開している過去のライブ映像を見ていただければ早いかと思います。
THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE 〜ORIGIN@L STARS〜 ダイジェスト映像 - YouTube

『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story』PV第3弾 - YouTube

【DAY1】アイドルマスター ミリオンライブ! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!! LIVE BD ダイジェスト - YouTube

THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015 Live Blu-ray ダイジェスト映像【第3弾】 - YouTube

(すまない……参考動画が多くて本当にすまない……どれも良いライブなんだ……)

アイマス現場は基本的にコール推奨です。ただしどんなコールをしても良いというわけではありません。
以下、先ほど同様にSideM2nd公式サイトからの引用になります。

☆公演中の応援行為について

本公演につきまして、お客様一人ひとりに安心してご観覧いただくため、
また、お客様の安全ならびに公演環境の悪化防止のため、以下の注意事項をご確認の上、お客様のご理解・ご協力をお願いいたします。
これらの事項をお守りいただけない方につきましては、 退場処分を含む厳しい措置を取らせていただくこともございます。予めご了承ください。

・入場時に手荷物検査を実施させていただきます。
・ご自分の席を離れてステージに向かって駆け出す、通路をふさぐ、前に押し寄せるなどの行為は、事故や怪我に繋がるだけでなく、周りのお客様に迷惑がかかりますので禁止させていただきます。絶対におやめください。
また周りのお客様のご迷惑となるような大声・奇声、公演の妨げとなる大きな音を鳴らす等の行為、両手を左右に激しく振る、腕を振り回す、上半身を反らすなどの過激な応援行為、過度なジャンプ行為も禁止させていただきます。
・公演中の席の移動ならびに定められたエリアからの移動はできません。そのような行為を発見した場合は、スタッフより注意させていただきます。 お客様同士の席の交換・ご移動は認められません。必ずご自身のお席でご観覧ください。

・うちわ・応援ボードを使用される際は、ご自分の胸の高さより上に掲げて使用することは、
お控え頂けますように御願い致します。

上記のほか、会場内ではスタッフの指示に従っていただけますようお願いいたします。
・スタッフの指示に従っていただけない場合は退場処分とさせていただくこともございます。その際のチケット代金の払い戻しは一切いたしかねます。あらかじめご了承ください。
THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS~」公式サイトより引用
http://www.lantis.jp/sidem/2ndlive/attention.html

アイマス現場は曲の雰囲気を邪魔しない程度でのコールの統率度が重視される傾向にあり、MIX、ガチ恋口上、イエッタイガーなどはこの規約を読めば分かる通り当然御法度扱いです。オタ芸の類は全てのアイマスライブで公式に禁止されています。
とは言え基本的なコールは、当日披露されそうな曲を聞き込みつつ当日は場の空気を読んでおけば大丈夫です。心配な方は過去のライブ映像である程度予習しておけば問題ありません。
正式にJASRACの許諾を得て運営されているアイマスオンラインコールガイドというサイトもありますので、軽くでも覗いておくと当日コールで慌てずに済みます。
アイドルマスター オンラインコールガイド
(※2018/2/5追記)コールについては315プロNight! でキャストの方から「ここは一緒に歌ってほしい」とコメントされていることがあるから皆315プロNight! を聞くんだ ウィーアーモンスターズ!!

また、女性に「コールが苦手」な方がたまにいらっしゃいますが、そんな方にはライブ用耳栓をおすすめします。

こちらのライブ用耳栓は、ライブで用いられるスピーカーの莫大な音量から耳を守るための耳栓で、音圧をシャットアウトしつつライブの音楽はしっかり聞こえるようにしてくれます。また、スピーカー越しでない音声は近くの人の声以外あまり聞こえなくなる事もあり、これをメリットと取るかデメリットと取るかは人によります。
私の場合耳のために必要な時はライブ用耳栓を着用するのですがコールは聞きたいしやりたい派なので痛し痒しと言うところです。
ライブ用耳栓はAmazonで2000円程度で販売されているので、コールが苦手ではない方も一つ持っておくといざという時に重宝します。
(※2018/2/5追記)ライブ用耳栓は楽器店に置いてあることがある(島村楽器ならほぼ確実にある)ので、当日忘れた人は現地調達するため覚えておいて損はないと思います。私は幕張初日当日にライブ用耳栓忘れて慌てて近くのイオンモール島村楽器で現地調達しました。
 

うちわについて

女性向け現場で使用する人が多い応援用のうちわ。SideMも女性Pが多いため自作のものや公式グッズのうちわを使用する人は多いです。
うちわについても公式ペンラ同様ある程度のルールが決まっており、先ほどの「コールについて」で引用した部分で触れられています。とは言え特殊なものではないので、常識の範囲内で、周りの人の迷惑にならないよう使えば大丈夫でしょう。
2ndライブでは公式からユニット毎のうちわが発売されました。3rdでは今のところグッズラインナップにうちわは含まれないようですが、一部ユニットはメーカーからうちわが発売されているので、欲しい人は探してみてください。

遠征の場合の交通機関・宿泊手段について

これはアイマスに限らずどの現場にも言えることですが、始発での物販狙いや遠征をする人が多くいるライブで自分も遠征してそのライブに参戦する場合、宿の確保は重要になります。
だいたいのライブは土日開催なので、ライブ直前に予約しようとしてもホテルはどこも満室の可能性もあります。また、飛行機などの遠距離の交通機関も直前に予約しようとしても安い便や乗ろうとしていた便は満席、という事もあるのでご注意を。
便や部屋は早い内に確保しておくに越したことはありません。ただしキャンセル料がいつから発生するかはしっかり確認しておきましょう。
 

当日の服装・水分補給について

最近のアイマスライブは休憩がありません。休憩なしで2.5~4時間近いライブがMCは挟みつつも続きます。
SideMも例外ではなく、2ndライブでは3時間を越える公演が休憩時間一切無しで敢行されました。
その上コールや振りが必要になる曲も多く、とにかく体力を使います。
水は多すぎると思うくらい持ち込んだ方がいい、と個人的には思います。汗もかくのでスポーツドリンクや麦茶も水と一緒に持って行くと良いでしょう。
そして汗をかくので、服装も極力動きやすい・熱がこもらないものがおすすめです。冬場などは厚着をする人が多いと思いますがやはり会場内は暑いです。本番が始まればだいぶ暑くなります。体温調節にはくれぐれも気を付け、自分で体調管理することを心掛けましょう。
汗を拭く用のタオルも現地の方は持っていると便利です。 「JOKER↗オールマイティ」のようにタオルを振る曲もありますし。
(※2018/2/5追記)これ書いたら幕張初日でオールマイティされてびっくりしました。
(※2018/2/25追記)仙台初日で披露された大吾のソロ「HANAMARU LIFE」もタオル曲でした。4th以降やグリツア系のイベントでF-LAGSが出る時はタオルもあると便利ですね

(※2018/2/5追記)公演中のケータイ・スマホの電源

絶対に!!!!!!!!!!!!切れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

幕張二日間通して、二日目の土岐さんのイヤモニが壊れる・一部キャストさんの歌声をマイクが拾えていないといった音響トラブルが見受けられました。
ケータイやスマホの電波は現場の音響機器に悪影響です。
前説の山村君の言うことをちゃんと聞いて、電波が出る電子機器の電源は切ってください。
もちろんライビュ会場でも、公演中のバイブレーションや着信音、画面の光は会場の空気を壊すので電源は切りましょう。

以上、SideMから初めてアイマス現場に入る予定の人に向けて、当日思う存分ライブを楽しむために心に留めておいた方が良いと思われる事をつらつらと書き連ねてみました。

ライブは基本的にアイドルとプロデューサーとファンのみんなで作り上げて楽しむものです。そのライブを楽しむために10年以上掛けてアイマスというコンテンツが作り上げてきた空気というものがあります。それは初代の765ASより後のアイマスにも受け継がれていて、アイマスで唯一男性アイドルが中心になっているSideMも例外ではありません。
その辺りがSideM現場が他の女性向けコンテンツ現場と空気が違う・他の女性向けコンテンツから来た方が馴染めないと言われがちな原因なのかなと思います。そもそもSideMは女性向けに限定されているコンテンツではないから女性Pも男性Pも楽しめているのですが。
しかし、SideMのライブは本当に楽しいです。アイドルを演じる演者さんがアイドルの魂をその身に宿してパフォーマンスをする姿はそのアイドルそのものです。

3rdライブはアイドル全員のソロが出揃い、更に315プロ46人全員が同じステージに立つ初めてのライブになります。アニメからSideMのプロデューサーになった方、まだよく知らないけどアニメと曲は好きな方、ライブビューイングからでも、勿論いきなり現地でも、是非ライブに足を運んでみてください。

LIVE ZOUNDで見るキンプラはいいぞ

※この記事は映画「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」のネタバレを含みます※

 

 チネチッタ川崎の「LIVE ZOUND上映」で「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」通常上映を見てきました。
 通算四回目のキンプラだったのですが、とんでもない体験をしたので記事を書かずにはいられませんでした。

 このLIVE ZOUND上映はチネチッタ川崎で行われている上映形態です。

チネチッタ | LIVE ZOUND

 チネチッタ川崎の上映スケジュールで作品名の頭に【LIVE ZOUND上映】と書いてあるやつです。詳しいことは知りませんが凄い機材と凄い調整を行っているので音が良いらしいです。音の通りがいいために特に重低音がよく響くらしいです。
 キンプラは音楽が大事な要素の映画。音が良い映画館で見るとそれまでとはまた違う見方が出来るかもしれないと思いチケットを取って足を運んでみることにしました。
 せっかくなので、最前列のど真ん中の席で。

 

 結論から言いますと最高でした。
 まず最前列なので、自分とスクリーンの間を遮る物が何もない。没入感が凄いので映画に集中出来ます。
 特にすごいのはやはり後半、プリズムキングカップの一連のプリズムショー。
 画面を絶対生命finalパリーンするアレクのキックを真正面から受けられる。ど迫力のアレクとタイガのバトルを間近で見られる。宙に浮くカヅキさんを地上から見上げられるからあのシーンの高揚感が100倍にも1000倍にもなる。シンがプリズムラッシュでこちらに飛び込んでくる。画面が近いので四回目でも新しい発見が出来る。四回目にして初めてプリズムキングカップを見に来ているあんとわかなのワンピースの胸の柄に気付きました。EDの新聞記事なんかもある程度読めます。

 

 そして何より!!!!!!!!!!!!!ヒロ様からバッチリ目があった上でファンサを受けられる!!!!!!!!!!!!!!ヒロ様がしっかりこっちを見てウインクして手を振ってくれる!!!!!!!!!!!!すごい!!!!!!!!!!!!!!!!最前列すごい!!!!!!!!!!!!!!

 

 最前列で見るキンプラが凄いのはおそらくどこの映画館も同じ。しかしLIVE ZOUND上映の凄みは音にあるのです。
 そう、この上映形態とにかく音が凄い。
 重低音がシート越しにガンガン体に響いてきます。EZ DO DANCEは言うまでもなく、キンプラリミックスのprideも音の響き方が凄まじい。キンプラ版pride最大の特徴とも言えるバイオリンの音が本当に綺麗に響いているのでもうべる様の事を思い涙腺がヤバかったです。
 また、他の映画館と比べても、最前列に座っていると後方からガヤがどんどん聞こえてくる。音が良いので伝統の汚いガヤやアドリブもかなりはっきり聞こえてきました。キンプラ自体が5.1chサラウンドで作られていることもあって四方から音が聞こえてくるので、本当にプリズムキングカップの会場にいるかのようでした。

 オーディオや音楽関係には本当に全く詳しくないので、ただ凄い凄いとしか言えないのが悔しいですが、どうかLINE ZOUND上映最前列で見るキンプラがヤバいと言うことだけでも覚えて帰ってください。
 特にヒロ様のファンの人は絶対一度は最前列で見るべきです。大きいシアターだと首と眼球が少し疲れますが些細なことです。むしろキンプラを見ると体のあらゆる不調が治るのでプラマイゼロです。

 LIVE ZOUND上映のキンプラはいいぞ!!